11月18日、中国は、環境を犠牲に経済成長を追求するモデルを転換する。写真は7日、上海で撮影(2013年 ロイター/Aly Song) [北京 18日 ロイター] -中国は、環境を犠牲に経済成長を追求するモデルを転換する。30年に及ぶ野放図な拡大政策で深刻な環境汚染が進む中、政府当局者に対する環境政策面の評価は信賞必罰で臨む方針だ。 中国共産党は第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)を受けて先週公表した経済・社会改革計画の中で、党幹部を評価する際に環境保護への取り組み状況を一段と重視するほか、環境問題について地元当局に直接の責任を負わせることを明記。環境的に影響を受けやすい地域の経済発展を抑制するため「生態保護のレッドライン(越えてはならない一線)」を設定するとした。