関西電力は7日、通風機用モーターの不具合で5月末から停止していた舞鶴発電所1号機(京都府舞鶴市、石炭、90万キロワット)の営業運転を再開したと発表した。夏季の電力ピークを前に、ベース供給を支える大型電源の待望の復帰となったが、定期検査中の原子力発電所の再開のめどが立たないこともあり、依然厳しい需給状況が続く見込み。顧客の節電を促す取り組みでも一層の改善を重ねている。 関電では夏季の電力ピークを前に供給力の積み増しを急いでおり、今回の舞鶴1号機の再開に加え、火力発電所の出力向上運転、大規模な自家発電設備を保有する事業者からの電力調達などを含め、8月の供給力を3049万キロワット(発電端)と見込んでいる。 ただ昨年並みの猛暑を前提とした最大電力3138万キロワット(同)との比較では89万キロワット(約2.8%)の不足が生じる見込みで、安定供給には5%程度の予備率も必要。定期検査中の原子力発電所
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