クリックして拡大する菅第2次改造内閣発足 菅直人首相(前列右から3人目)と記念撮影に臨む新大臣=14日午後、首相官邸(大西史朗撮影) 14日発足した菅第2次改造内閣の閣僚名簿を眺めて、やはり私の感覚が間違っているのだろうかと自問自答しています。 内閣発足後の報道各社の世論調査結果をみると、内閣支持率は軒並み数ポイント上昇し、3割前後となりました。菅直人首相が期待していたであろうほどの支持率アップはありませんでしたが、それでも、10人中3人が積極的支持にしろ、消去法的支持にしろ、「この内閣でいい」と評価しているのです。 改造内閣では、たちあがれ日本を離党して経済財政担当相に就任した与謝野馨氏が主に注目され、選挙区(衆院東京1区)を同じくし、与謝野氏に押し出される形で経済産業相に横滑りした海江田万里氏からは「人生というのは不条理だ」というセリフが飛び出しました。 確かに、私も今回の改造は不条理