3・11に反原発2人劇 鹿児島の作家や演出家ら 2012年2月9日 00:25 カテゴリー:九州 > 鹿児島 3月11日の公演に向けて稽古に励む空間創造事務所の城内さん(左)たち 鹿児島県内の作家や演出家でつくる鹿児島市の「空間創造事務所」のメンバーが、反原発をテーマにしたオリジナルの演劇「失われた革命のように」の稽古に励んでいる。東日本大震災から丸1年を迎える3月11日午前10時から、同市西千石町のアヴニールホールで公演する。脚本を書いた浅井夢司さん(33)は「福島の原発事故は人ごとではない。私たちの選択が子どもたちの未来を左右することに気付いてほしい」と話している。 作品は東北地方を舞台に、原発事故の放射線被ばくで亡くなった高校生の少女と、その母親の2人劇。原発の安全性や必要性を説く母親に、少女は「私が生まれた時にはもう原発が建っていた。未来を選ぶことができなかった」「原発が爆発し