米Amazon Web Services(AWS)は7月2日(現地時間)、6月29日に発生したElastic Compute Cloud(EC2)など複数サービスにわたる大規模障害について正式に謝罪し、経緯を説明した。 この障害は、米太平洋時間の6月29日午後8時過ぎに北バージニアにあるデータセンターで発生し、修復がほぼ終わったのは翌30日の午後7時ごろだった。この影響で、同サービスを利用しているInstagram、Pinterest、Netflix、Herokuをはじめとする多数の顧客のサービスが長時間にわたってダウンした。 障害発生の最初の原因は、既報の通り同日に北バージニアを襲った激しい雷雨による停電だったが、復旧に時間がかかったのは、複数サービスに潜んでいた幾つかのバグのせいという。 同日、暴風雨の警報に従って米東海岸リージョンでのすべてのアクティビティ変更は中止し、増員して待機し