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ブックマーク / bohemian-style.hatenadiary.org (17)

  • DD続く。 - 漂流する身体。

    年末年始はタイでゴルフ合宿してたのだが、帰ってきたら目の覚める様な仕事上のイベントが続き、ジェットコースターの様な1月前半だった。遅ればせながら明けましておめでとうでございます。 さて、前にゴルフ会員権の購入を考えて、視察巡礼をしているというエントリを書いたら、色んな人に「DDらしいですね」と言われ、この人も拙ブログを読んでいたのかと結構驚いたりした。こちらの投資の進捗ははかばかしく無い。仕事投資業だけに、やっぱりゴルフ会員権もついつい投資の目で見てしまって、コースはいいんだけど、バランスシートが・・とか考えている内にまだ買えてない状況だ。だけど、DDしてる内に、ゴルフ場ビジネスが段々見えてきた。 京葉カントリー倶楽部というゴルフ場がある。開場が昭和34年と古く、乗用カートはあるが全組キャディ付で、民事再生歴も無く、名門コースだと思う。今は、niftyやgooで各種企業信用照会が数千円で

    DD続く。 - 漂流する身体。
  • 新興国経済は世界を救う - 漂流する身体。

    ドバイショックを機に、もう新興国もダメだみたいな議論が横行したが、少し考えれば、外国からの借入に頼った国以外の新興国はドバイとは無関係なことは明らかである。その典型的な例は中国であって、かつて世界を支えた米国の消費は低迷しているが、中国の消費は依然として好調である。 ○リーマンショック時から見た米中の消費増減*1 このグラフは、リーマンショック時、つまり2008年9月の米中の小売売上高を基準として、その後小売売上高(=リテール消費)がプラスかマイナスかを示したものだが、青線の米国が概ね2008年9月水準を下回っているのに対し、赤線の中国は上昇基調にある。米国+中国の合計でプラマイどちらかを見ると、今年5月以降はプラスである。つまり、米国消費の減少を中国が完全に打ち返して世界経済的には二大国間の消費ではお釣りが出ているのである。中国の消費規模は米国の半分だから、中国の消費は米国の消費の減少の

    新興国経済は世界を救う - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/12/26
    中国に強い日産が営業黒字化して、米国に突っ込んだトヨタはやっとブレイクイーブン、、ってのは目鱗だった。
  • ドバイ・ショック - 漂流する身体。

    ああ、やっぱりという僅かな既視感を覚えるドバイ・ショックを機に円が急騰している。イスラム金融への対応が遅れ、金融的に中東から最も遠い日が、質への逃避として買われたのである。リスクをとって、経済的関係を強めた欧米諸国が売られ、携帯同様に金融というインダストリーがガラパゴス化した日が買われるのは皮肉である。ただ、もともと金融というのは極めて保守的なビジネスであるべきで、巨大複合金融機関がリスク取って経営する現代が、異常なのかもしれない。事実、この現代的金融のアグレッシブさは、決して株式市場から高い評価を得られていた訳では無かった。金融危機前のバルジ・ブラケットなど巨大複合金融機関のPERは、大体10倍を僅かに切る位であり、市場平均よりかなり低かったのである。この市場評価の低さは、収益のボラティリティを反映しているとの解釈だったが、乱暴に言えば、PER10倍というのは10年に1回くらいは金融

    ドバイ・ショック - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/12/01
    冷静だけど見も蓋もない分析かもw
  • ボロブドゥールへ。4日目:アマンジオ | Amanjiwo - 漂流する身体。

    さて、アマンジオである。ボロブドゥールを見終えた僕は、アマンジオに電話した。空港への送迎サービスが付いているのがアマンリゾートだが、僕は空港で無くてボロブドゥール遺跡に既に居るので、ここに迎えに来いという要望である。そしたら、遺跡近くのマノハラ・ホテルで待てと言う。おお、遺跡好きの真野原さんが経営しているのか、当に確認出来ると勇躍マノハラ・ホテルに向かったが、結論的には普通の単なるホテルだった。遺跡の敷地内にある唯一のホテルだと言う。クオリティは、前泊のABADI HOTELよりも良く、高級ホテルと言っても問題無い感じだった。 [Nikon D90 / AF-S VR Nikkor 18-200mm F3.5-5.6G] アマンジオのメイン回廊の先にボロブドゥールが森に浮かんで見える設計になっている。 アマンリゾートだけあって、ジャガーのリムジンでも来るかと思ったが、迎えは日産パトロール

    ボロブドゥールへ。4日目:アマンジオ | Amanjiwo - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/10/22
    東南アジア、アフリカなどを旅するときの備えとしての薬とその入手方法の紹介あり。へー。
  • 民主が勝った選挙 - 漂流する身体。

    infoseekを見ていたら、日刊ゲンダイが、総選挙が一方的な結果になったことについて、精神科医の和田秀樹の言葉を引用しつつ「日人はピンク・レディー世代以降は「勝ち馬タイプ」に変わった」と論評していた。周囲との同調を好むがゆえに、この世代はファミコンとかのメガヒットを生み、空気を読まないといけない勝ち馬気質を醸成したという。 あんまりネタ的な分析に反応してもと思うが、比例区の得票率の推移はこんな感じである。 党派名   得票数   得票率 前回  前々回 3回前 自 民 18,810,217 26.7 38.1 35.0 28.3 民 主 29,844,799 42.4 31.0 37.4 25.2 自 由                           11.0 公 明  8,054,007 11.4 13.2 14.8 13.0 共 産  4,943,886  7.0  7.2 

    民主が勝った選挙 - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/09/06
    民主党が小選挙区をうまく拾えるようになったという話らしい。二大政党制とは、小選挙区制による弱小野党の衰退を意味するだけなのかどうかは今後の問題。
  • Risky-transaction fees - 漂流する身体。

    今日の昼くらいに、アメリカにおいて、金融機関が高リスク取引を今後手がける際にセーフティネットの為の保険料徴収を考えているとバラク=オバマが考えているという報道が割と唐突に日経で流れた。先週くらいに流れていた規制案の中で、デリバティブ関連の規制はちょっと待って、となっていた部分の話だと思って調べたが、そこにぴったり合致するかは不明ではあるが、オバマが昨日の記者会見で、金融規制改革の一環として、このアイディアを表明したらしい。 Google Newsで検索する限りは日語ソースは日経だけの模様で、日語メディアだけでは埒が明かないので、Wall Street Journalのサイトを見たら、割とまとまった記事があったのでこれを紹介する。要は、解釈は混じるが、こういうことの様だ。 オバマは大手金融機関の行動が金融危機後も変わっていない事に苛立っており、このまま規制しないと、また同じ金融危機が起き

    Risky-transaction fees - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/07/23
    too big to failは許さないってことで、WSJの http://online.wsj.com/article/SB124831738512274811.html を引きつつ、金融業界に自分のケツを拭けというオバマの政策を解説
  • 大雪山遭難と刑事責任 - 漂流する身体。

    大雪山の遭難事件そのものについては、大変痛ましい限りであり、悲しい事件だと思うが、マスコミの論調の通り、ガイドやツアー会社がどこまで責任を負うべきかと言うと、微妙な感じがしている。こういった悲惨な出来事が起きると、誰かのせいにしたいのは当然の人間の心情だし、今回その対象はツアー会社以外には有り得ないのだが、果たして刑法上の罪にまで問うべきなのだろうか。 業務上過失致死罪が今回の対象だが、この罪は一般的に予見可能性と結果回避義務の双方が構成要件となる。猛犬を放し飼いにしている人は、この猛犬が人を噛むことを合理的に予見できたに関わらず、飼い紐に繋ぐという回避義務を尽くしていない為、罪に問われる可能性が出てくるのである。また、以前エントリに書いた福島大野病院事件では、産科医は前置胎盤の剥離手術を始めた段階で大量出血死を招く危険は予見する筈であるが、それであっても結果回避義務として手術をすべきで無

    大雪山遭難と刑事責任 - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/07/23
    ガイドとはリスク管理者だ。それにあまり責任をおっかぶせると、だれもそれをしなくなる。上手い解決手段は、ガイドが適切な判断ができるインセンティブと保険を充実し、利用する側もリスクを勉強することだという話
  • PEN E-P1の誘惑 - 漂流する身体。

    僅かな不満は残るが、頑張って小さなボディに機能を詰め込んで、ついにオリンパスのマイクロフォーサーズ機第一号が発表された。名前は、OLYMPUS PEN E-P1と言う。 ご近影。 何が特徴かって言うと、コンパクトデジカメの極小センサーと比べると遙かにでかい一眼レフサイズのセンサーをコンパクトデジカメの筐体に積んでしまったことである。技術的な話は置いておくが、これによって得られるメリットは、 背景までくっきり写るコンパクトデジカメでは表現できない、ふわっとしたボケ味と浮き立つ被写体 センサーサイズに余裕がある為、高感度に強く、暗いところでもノイジーにならない 同じくセンサーサイズの余裕から来る、色の階調の豊富さと細かい所の解像度 レンズが交換できる といったとこだろうか。1)-3)は、この前紹介したSIGMA DP2という同じく「小さなボディ+大きなセンサー」的機種でも実現できるが、DP2は

    PEN E-P1の誘惑 - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/06/18
    レンズ交換できて、フルセットでも1Kg。そしてセンサーデカイのか。10万円は厳しいが、それなりのポジションを占めるカメラだという自負かもしれないなぁ。これと旅に出たい。これも適わぬ夢かな。
  • あきゅらいず美養品「泡石」マーケティング&人柱考 - 漂流する身体。

    1年位前まで、洗顔はDHCのフェイシャルソープと決めていた。企業買収ファンドという商売をしていると、顔を洗って出直したい気分にはよくなるし、ストレスによる肌荒れも日常茶飯事なので、洗顔石鹸は重要な商売道具である。ま、日中凹んだ日に、洗顔・歯磨きで、ついでに心も rinse off される瞬間は誰でもあるだろう。 冗談はさておき、DHCの前、中学位から大学の終わり位までは、普通にギャツビーとかクレアラシルとか、そういう「少年向け」洗顔フォームでグリグリ洗っていた。DHCに変えたきっかけは、通販チャネル以外の店頭で買える様になったからである。丁度大学時代と社会人の境目くらいの時期に、セブンイレブンがDHCの男性向けフェイシャルソープを扱いだした覚えがあるから、その時だったかもしれない。当時「少年向け洗顔フォーム」は300円とか500円とかだったから、一個1000円のDHCは贅沢品で、ものは試し

    あきゅらいず美養品「泡石」マーケティング&人柱考 - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/04/12
    知覚可能な差異を作り出す技術と、それに注目させる広告戦略がかみ合うことが、マーケットの地図を塗り替える原動力だ。という話。
  • 公的資金投入は儲かるか? - 漂流する身体。

    英国の銀行救済は米国よりも進んでいる様だ。RBSは、不良資産3,250億ポンドを切り離して、損失の大半について政府保証を受けた上で、330億ポンドの資注入を受けた。同様に、不良債権の多かったHBOSをうっかり吸収して苦しんでいるロイズも、2,600億ポンドを切り離して、170億ポンドの注入を受ける事が決まった。(1ポンド=136円) 傷ついた銀行セクターの回復は、下記の4つ位の対策セットの組合せが定石である。 公的資注入による自己資比率の向上 不良資産からの損失の確定 流動性の潤沢な供給と公的保証などによる調達市場の安定化 再編を後押しした強者の創造 金融危機の質は、お互いのバランスシートへの不信感の増大による信用創造の極端な減退だから、自己資を入れただけではダメで、ブックの信頼性を高める為の損切りも必要だし、これらは実行や効果が出てくるまでに時間のかかる中期的な施策だから、短期

    公的資金投入は儲かるか? - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/03/10
    英国のbad bank政策の進捗は米国より早いという話。
  • ソフトバンクの財務戦略 - 漂流する身体。

    ソフトバンクモバイルが、やっとデータ定額を導入するというニュースが4日に出た。面白いことに、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)として、ライバルであるイー・モバイルのデータ通信網を利用して提供するらしい。ディズニー・モバイルはソフトバンクのMVNOであり、ソフトバンクはMNO(Mobile Network Operator=キャリアと普通呼ばれる)だが、今回はMNOたるソフトバンクがMVNOをやるのでややこしい。 なぜ自前でやらないのか。理由は多分ソフトバンクは最も周波数が逼迫しているMNOだから、定額データ通信を賄うだけのキャパシティが電波的に無い、という事が第一だろうが、設備的なキャパシティも無いという可能性も十分考えられる。ソフトバンクは基地局は増やしていると主張しているが、06年度に3000億円台だった設備投資を、08年度

    ソフトバンクの財務戦略 - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/02/12
    ソフトバンクの設備投資と債務処理の関係についての考察。実際にそうかどうかは置くとして、ちゃんと管理すれば金の動きはずいぶん変わるのだなと得心。
  • 赤坂見附・黒猫夜 - 漂流する身体。

    はてなダイアリーはエントリをカテゴライズ出来て、このブログのカテゴリーは左下にある通りである。これは、僕が駄文を書き連ねるにつれて増えていったのだが、1年以上数的には小康状態が続いていた。ほぼ僕の活動エリアがカバーされてしまったからだが、このたび思い立ってカテゴリーを増やすことにした。「」というカテゴリーは前から有ったが、今回増やしたのは「外さないレストラン」である。きっかけは、掲題レストランに行って、「とにかくここは外さないなぁー」「そういえば他にもこういう外さない店あるぞ」と思ったから、という単純なものだ。 このカテゴリーは、とにかく「外さない」ことが主眼である。勿論最優先の選択軸は味である。ただ、旨いからといって、リストランテ・アソとか京味とか、お値段が突き抜けた所はカウントしない。外すか外さないかを気にするという事は、ピンより誰かと一緒に行く状況を想定している。誰かを連れて行くな

    赤坂見附・黒猫夜 - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2008/11/24
    「外さないレストラン」というカテゴリー設定が絶妙。日本国内の中華は結構安心感があるが、その中でも、ということらしい。へー。
  • 駒大の運用失敗 - 漂流する身体。

    久しぶりにデリバティブで大損した人を見た。しかも投資家は大学である。 ○駒沢大が154億円損失 金融危機で資産運用に失敗 駒沢大(東京都世田谷区)が資産運用を目的としたデリバティブ(金融派生商品)取引に失敗し、約154億円の損失を出していたことが19日、わかった。穴埋めのため大学キャンパスの土地や建物を担保に、銀行から110億円の融資を受ける。同大は17日に調査委員会を設置、文部科学省は詳細な報告を求めている。 駒大と文科省によると、昨年度、外資系金融機関と「金利スワップ」「通貨スワップ」の取引を計約100億円で契約した。しかし、金融危機で円高が急速に進んだ今夏以降に含み損が膨らみ、証券会社が追加の担保を求めてきたため、10月末に取引を解約。損失額は約154億円に上ったという。 ■出典:MSN産経ニュース このデリバティブとは、記事には金利スワップと通貨スワップと有ったが、プレーンなもので

    駒大の運用失敗 - 漂流する身体。
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    kgbu 2008/11/21
    保険をモデルにした、CDSの分かりやすい話。どうしてそんな投資が決定されたのかについても、興味深い推測あり。
  • Panasonicによる三洋電機買収 - 漂流する身体。

    パナソニックが、三洋電機を買収する方針を正式に発表し、今後三洋のデューディリジェンスに入る様だ。ただ、GSやSMBCなどの大株主との間の株式買取協議はこれからの様である。 バイアウトの常識からすると、奇妙なプロセスである。株主が分散した普通の上場企業の様だ。株主が分散していれば、当事者同士である程度話をまとめた後、株主総会で決、というプロセスになるが、三洋電機の議決権のスーパーマジョリティは金融3社が握っている。こういう支配株主がいる場合は、当事者同士で握っても意味がないので、株主と買い手との交渉になる。よって、支配株主がいる会社のM&Aは、買い手と支配株主が、拘束力が無い緩いベースでも価格を握ってから普通プロセスが進むことになる。それなのに、今回は当事者同士が握って、支配株主を押し切ろうという風にすら見える。パナソニックが余りM&Aをやらない会社だからといって、常識を知らない、という事も

    Panasonicによる三洋電機買収 - 漂流する身体。
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    kgbu 2008/11/07
    専門家には当たり前の話なんだろうけど、実地で勉強できるいい機会になりそうだ。
  • ハイマン・ミンスキーとバブルのコントロール - 漂流する身体。

    ここんとこ金融の世界で、大いに見直されているというか、初めて注目を集めているのが、ハイマン・ミンスキーという既に故人となった経済学者である。通常、景気のサイクルというのは、需要と供給のバランスによって説明され、在庫調整を中心に景気循環サイクルが描かれるのだが、彼は経済主体の所得と債務の関係から見た景気サイクルを重視した。また、金融不安定性仮説という彼の理論の名称が示す通り、市場は投機と恐慌の双方に陥りやすいという基的ビューを持っており、市場は効率的なものである、という前提を持つ新古典派とはかなり異なる立場である。シカゴ学派全盛であった昨今の米国で、彼がずっと注目を集めなかったのは、このせいであろう。 彼の理論によれば、全ての経済主体は3つに分類される。1つは「ヘッジ金融ユニット」であり、これはキャッシュフロー(=所得)で利払と債務の償還を賄える法人とか個人の経済ユニットである。2つめは「

    ハイマン・ミンスキーとバブルのコントロール - 漂流する身体。
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    kgbu 2008/10/28
    金融の主体を3グループにわけて、そのエコシステムのサイクルで経済サイクルを考えるという、ミンスキーの立場は、ゲーム理論で扱えて、面白そうだ。これらのプレーヤーの動きを外部から観察すること=マクロ経済学
  • 橋下知事は「藩政立て直し」先駆者となるか? - 漂流する身体。

    何事であっても、その道のプロフェッショナルのディリジェンスと能力を信じる自分としては、門外漢の最たる芸能人知事には原則否定的である。宮崎の東国原知事については、雰囲気が良くなったのは認めるものの、果たしてあのセールスマン活動が、どこまで個人技として宮崎のGDPを上げたかというと未だに「?」だと思っている。これは数字が出て、後世判断されることだろう。今日の題の大阪府知事になった橋下さんについても、立候補した時から何だかなーと思ったし、その後の逆キレ会見やら、実際上の人では有るけれども、当に上から目線の職員向け演説を見ても、大丈夫かしらんと思っていた。だが、ここんとこの歳出カット策に際しては、大いに見直していたりする。 大阪府は府内GDPが40兆円、実質税収入が1.2兆円、公債残高は4.3兆円という規模である。企業で言えば、実質税収入が売上で公債残高が借入だから、売上の3.5倍の借入金があ

    橋下知事は「藩政立て直し」先駆者となるか? - 漂流する身体。
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    kgbu 2008/10/08
    実質公債費比率では大阪府より東京都のほうが数値が悪いというのは初めて知った。数字はちゃんと見ないとダメだな>自分
  • 不良債権買取の仕組み - 漂流する身体。

    昨日に引き続いての金融ネタである、米国政府が用意した75兆円の公的資金による不良債権買取枠だが、その後のニュースを見ると、ほぼ同種の債権について政府が買入入札を行い、安い順に政府が買っていくという仕組みらしい。つまり、「サブプライムローンを背景にしたMBSの03年ビンテージ」とか、何らかカテゴリーに分けて買取入札が行われるのである。それに対し、売り手の金融機関は、簿価100円に対して20円とか30円とか、売りたい金額をオファーする。結果、安値を呈示した順に政府が買い入れる、ということになる。これによって、安い順に買うから政府の損失は最小限になるだろうし、ある種の納税者向けの公平性は担保できるだろう。 また、この値付けがどこで決まるかと考えると、なかなか絶妙な仕組みである。金融機関にとってみると、この入札には、当然ながら売却による損失に自らが耐えられる金額でしか応札できない。従って、この値段

    不良債権買取の仕組み - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2008/10/01
    買取りの価格提示のシステムが、各金融機関に自己資本比率改善のインセンティブを与えているという指摘。さてその資本はどこから来るか。レバを下げるだけですむ?貸し剥がしが起こったりするのかな。
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