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当たり前のように目にする環境は、膨大な生物たちが相互に関係しあうことで形作られている。数知れない動物や植物のほか、菌類や微生物らが関係しあう生物多様性によって地球環境はできあがっている。その事実を無視し目先の利益を求め環境を変えてしまえば、それは多様性を失う貧しい環境へ導く。 生物多様性、それはビデオゲームのクリエイティブも変わらないかもしれない。当たり前のように目にする「スーパーマリオ」シリーズのような有名タイトルの周辺には、さまざまなアプローチで開発された膨大なタイトルの歴史的な集積がある。膨大なタイトルたちのゲームデザインが影響しあうことで今日のビデオゲームが形作られている。 ひとつ “影響しあう”例を挙げよう。「アンチャーテッド」シリーズのクリエイターのひとり、リチャード・ルマルシャンは同シリーズの物語表現の影響に『The Graveyard』や『Passage』を挙げている。冒険
ゲーム文化に対する深いリスペクトが込められたアート集「スーパーファミコン ボックスアート コレクション」を紹介 編集部:kawasaki イングランド西部の都市バースに,レトロゲームを題材にした書籍を多く手がけるBitmap Booksという出版社がある。 ひとくちに“レトロゲーム”といっても,それが指す内容は年々拡大しているわけだが,ファミリーコンピュータ(1983年)を代表とする日本産のゲーム機/ゲームソフトが重要な位置を担っていることに異論を挟む人はいるまい。日本人のレトロゲーム好きのなかには,Bitmap Booksの活動に興味を抱く人も意外といそうである。 そんな同社が手がける,スーパーファミコンやゲームボーイのパッケージアート集を4Gamerの編集長が購入したので,興味本位で読ませてもらったところ大変に面白く,また色々と考えさせられた。せっかくなので本稿で紹介してみたい。 「ス
Flamebait Gamesは3月14日、『パスパルトゥー2あるアーティストのキセキ(Passpartout 2: The Lost Artist)』(以下、パスパルトゥー2)を4月5日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定。 『パスパルトゥー2』は、画家の生活を体験するアドベンチャーゲームだ。『パスパルトゥー:アーティストの描いた夢』(以下、パスパルトゥー)の続編となる。舞台となるのは芸術の街、フェニックス。主人子は謎の失踪を遂げてかつての栄光を失った画家、パスパルトゥーだ。プレイヤーはゲーム内のキャンバスとお絵かきツールを用いて絵を描き、街の人たちに販売していく。人々の気に入る絵を描いて名声を求めるもよし、好きな題材だけをひたすら描き続けるもよし。自由なスタイルで画家生活を楽しむのだ。 本作では折り畳
Access Accepted第742回:“ビジュアル・アイデンティティ”が光るインディーズゲーム特集【2022年末版】 ライター:奥谷海人 2022年はリアルなグラフィックスを擁した大作感のあるゲームがいくつかリリースされる一方,独特な“ビジュアル・アイデンティティ”を持つインディーズゲームも増えている。今回の連載では,ひと目見ればどういう作品なのか想像できる,独創的なアートワークを柱にした“ビジュアル・アイデンティティ”あふれる新作を紹介しておこう。 アートフルなゲームが目白押し 昨年末に掲載した「第707回:“ビジュアル・アイデンティティ”が光るインディーズゲームたちを紹介」(関連記事)では,ひと目見ればどういう作品なのか想像できる,独創的なアートワークを柱にしたインディーズゲームが増えていることをお伝えしつつ,その代表作とも言えるいくつかの作品を紹介した。このトレンドは今年も続いて
デベロッパーのStikiPixelsは7月8日、美術館シミュレーター『Occupy White Walls』をSteam向けに正式リリースした。本作は世界でたった一つの美術館を作ることができるMMO型の美術館シミュレーター。多彩なパーツを用いて館内を自由にデザインしたり、実在する美術作品を数多く扱えるというユニークな作風が口コミを呼び、一部ユーザーから注目を集めているようだ。 『Occupy White Walls』は、自分だけの美術館を作ることに主眼を置いたゲームだ。プレイヤーは、豊富な美術作品と建築パーツを用いて、館内および外観を自由にデザインすることができる。購入できる美術作品の数は1万6000点以上で、すべてが実在する作品だ。レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザやゴッホのひまわりといった有名作品にくわえ、伊藤若冲の乗興舟といったニッチな作品まで多種多様。ルネサンス時代から現代に至る
弊社アクティブゲーミングメディアが展開するインディーパブリッシャーPLAYISMは今年3月、『Everything』の日本語版をリリースした。対応プラットフォームはPS4/Nintendo Switch。PLAYISMは販売には関わっていないが、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けにもリリースされている。 『Everything』と『Mountain』。両作は同じクリエイターが手がけた、ユニークな作品だ。すべてのものになれるゲームと、山になれるゲーム。一見シュールなテーマのゲームであるが、マルチメディアアーティストDavid O’Reilly氏の強き想いが込められている。そんなDavid氏に、同氏と親交のあるBaiyon氏との対談を介して、改めて『Everything』について語ってもらった。聞き手として、同作の英日ローカライズを手がけたPLAYISMの山中琢氏が参加している
1. はじめに2020年3月20日に発売されてから世界中で人気を博している任天堂Switch用ゲームソフト『あつまれ どうぶつの森(以下、あつ森と略)』、かくいう私もハマっております。今回の記事では、『あつ森』を大学院講義の教材として用いたことについてご紹介したいと思います。教材開発等の参考になれば幸いです。 2. 学術的に注目すべきポイント|標準的データ形式イギリスのBBCニュースは、COVID-19の世界的流行に伴う外出自粛期間において、『あつ森』における魚釣りや虫捕り、家の模様替えやどうぶつたちとの日常的なふれあいなど、一見「生産性のない」と思われるような行動が、世界中の人びとの心を癒す効果を持ったことを指摘しています(元記事)。ただし、今回の記事では、このような『あつ森』の心理的効果ではなく、美術館・図書館・博物館など世界中の文化機関が、自らが所有する文化財の画像データを『あつ森』
メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術館ウェブサイトより 新型コロナウイルスによる外出自粛が世界的に続くなか、バーチャルワールドとして人気を博しているNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」に、美術館も熱い視線を投げかけている。 中国・北京の私設美術館「木木美術館」(M WOODS)がバーチャル美術館を開館させ、アメリカ・ロサンゼルスのゲティ美術館がゲーム内に作品を飾れるアートジェネレーターを公開するなど、にわかに活気づいている「あつ森」。ここに、世界最大級の美術館として知られるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術
ホーム ニュース 幾何学アートな探索パズル『Manifold Garden』10月18日に配信へ。7年間の制作を経て独創ゲームがついに完成 個人クリエイターWilliam Chyr氏は10月17日、『Manifold Garden』を現地時間10月18日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)およびApple Arcade。そのほか、SteamとPS4での発売も予定されている。Epic GamesストアとApple Arcadeでのローンチは時限独占になるようで、Steam版は2020年10月の配信が予定されている。 『Manifold Garden』は物理と空間の再構築が謳われたパズルアドベンチャーゲームだ。本作の世界には、オランダの巨匠マウリッツ・エッシャーのだまし絵を参考とした建造物が存在しており、実生活とは異なる物理法則が働く独自の空間を探索す
1930年代のアニメーションにインスパイアを受けたこだわりのビジュアルや音楽などが人気を集めるアクションゲーム『Cuphead(カップヘッド)』。2019年4月18日にはNintendo Switch版の配信およびXbox One版とPC版の日本語対応も果たした同作だが、Nintendo Switch版の配信を記念して、開発元であるカナダのデベロッパーStudio MDHRと、ローカライズを担当したGameTomoからコメントをいただいたので、以下にお届けする。 「“つぎ”にも目を向けています」 Studio MDHR チャド・モールデンハウアー氏(共同ディレクター) ジャレッド・モールデンハウアー氏(共同ディレクター) ――カップヘッドとマグマンといったキャラクターはどのようにして生まれたのでしょうか? アイデアの源泉となったものなど、あれば教えてください。 チャド 当初から、1930年
ホーム レビュー・インプレ リラックス・オープンワールド『Eastshade』レビュー。世界をただ歩くだけで、幸福な気持ちに浸れる一作 ゲームに一目惚れした経験はあるだろうか?音楽CDのジャケ買いならぬスクリーンショット買いとでも言えばよいのか。ゲーム内容を確認するよりも先に「このゲームで今すぐ遊びたい!」そう、思わせてくれたのが、今回レビューする『Eastshade』である。 筆者が『Eastshade』の存在を初めて知ったのは2014年、開発元Eastshade StudiosのTwitter公式アカウントが公開した数枚のスクリーンショットを目にしたとたん、その美しい世界にたちまち魅了されてしまったのだ。もっとこのゲームのことを知りたいと思うのは当然だが、公式サイトを訪れても発売予定日や想定価格といった詳細情報は皆無。一人称視点のオープンワールドで、プレイヤーは旅する絵描きとしてEas
Devolver Digitalは11月7日、『Gris』の発売日が12月13日に決定したことを発表した。対応プラットフォームはNintendo SwitchおよびPC/Mac。架け橋ゲームズのサポートにより日本語にも対応する。Steamストアページはオープン済みだ(日本標準時での配信開始は12月14日)。本作は声を失った少女が、美しい水彩アートの世界を冒険する詩的な2Dアドベンチャーゲーム。開発はスペイン・バルセロナのインディースタジオNomada Studioが担当している。 主人公である少女Grisは、辛い経験をきっかけに悲哀に満ちた幻想的な世界に迷い込む。自身の心境の変化とともに形状が変わっていく不思議なドレスの力を借りながら、色あせていく世界の中で自分が歩むべき道を見つけ出していくのだ。ちなみにGrisはスペイン語で灰色を意味する。物語が進むにつれて彼女の感情は豊かになり、世界を
フライトシムと言えば、普通はパイロットとして機体を操縦するシミュレーションを楽しむもの。しかしHosni Auji氏による『Flight Simulator』は違う。本作、客側の体験をシミュレートする逆転の発想のタイトルなのだ。 空の旅がそれだけで夢でいっぱいだった頃は過去の話。自分でバリバリ準備した玄人でもない限り、フライト中はなかなか暇なものだ。機内エンターテインメントサービスでちょっと古めの映画でも観るかと妥協すれば、忘れた頃に「ポーン」とアナウンスが入って中断される……。 本作がシミュレートするのは、そんなダルくて暇な空の旅。ニューヨークのJFK空港からアイスランドのケプラヴィーク空港までの約6時間を、ひたすらダラダラすごすことになる。
「風ノ旅ビト」のアートはなぜこんなにも美しいのでしょうか。 私は、アートの言葉ではうまく語れませんが、その理由をゲームデザインの観点から説明できると思っています。 それは「想像を膨らませていない」から。 え、逆じゃないの?世界について想像がふくらむデザインが良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、その理由を解説します。 アニメーションなどと違って、ゲームでは「プレイヤーが何をすべきか、何ができるかを想像させないといけない」という話です。 ちなみに、なぜ2018年の今更になって風ノ旅ビトを語るのかというと、CEDEC2018のセッションについての以下のツイートが発端です。 「風ノ旅ビト」はシステムからアートが導かれたとてもアーティスティックで雰囲気を感じるだけでも楽しいゲームなので、アートからコンセプトを固めたように感じるかもしれませんが、実は逆ですよ、という話があります。 この講演におい
Devolver Digitalは8月13日、『GRIS』のトレイラーを公開し、本作のパブリッシャーを担当することを発表した。『GRIS』は声を失った少女が美しい水彩アートの世界を冒険する詩的な2Dアドベンチャーゲーム。Nintendo SwitchおよびWindows/Mac(Steam)向けに、日本語対応有りで2018年12月発売予定となっている。 主人公である少女Grisは、辛い経験をきっかけに悲哀に満ちた自分だけの世界に迷い込む。形状が変化する不思議なドレスの力を借りながら、色あせていく世界の中で自分が歩むべき道を見つけ出していくのだ。ちなみにGrisはスペイン語で灰色を意味する。物語が進むにつれて彼女の感情は豊かになり、世界を違った視点から見つめられるようになる。すると新しい道が開け、ドレスの新しい力と共に、さらなる冒険へと旅立てるようになる。 『GRIS』で描かれるのは、穏やか
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