このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。 掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。 © 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
印刷 関連トピックス前原誠司TPP 民主党は3日、関税を原則撤廃する環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加を党内で論議するプロジェクトチーム(PT)の座長に、鉢呂吉雄前経済産業相を充てる人事を固めた。4日にも正式決定し、週内に議論を始める。 TPP推進派の前原誠司政調会長が指名した。元農協幹部で農政通の鉢呂氏を起用することで、農業団体や反対派議員を説得する狙いがある。ただ鉢呂氏は先月、失言の責任を取って就任わずか9日で経産相を辞任したばかり。交渉参加の是非をめぐり激しく対立する党内論議をまとめきれるかは不透明だ。 関連記事民主党と経団連、1年ぶりの懇談会 TPPなど意見交換(9/30)TPP交渉参加に前向き 玄葉外相「国内対策進め判断」(9/29)枝野経産相、TPP推進役と意見交換 シンガポール(9/23)〈ロイター〉日本のTPP交渉、「世界の流れと別は難しい」=鉢呂経産相(9/6
印刷 臨時国会の会期延長をめぐって、民主党の国会対策委員会が分裂している。松本剛明、加藤公一の両委員長代理と松野頼久副委員長が「延長は聞いていない」として平野博文委員長に辞表を提出。平野氏は受理しない方針で、国会司令塔の混乱が続きそうだ。 松本氏らは、当初方針通りに「9月16日閉会」に向けて各委員会に指示をしてきた。だが、16日になって急きょ、輿石東幹事長が野党に14日間の会期延長を要請。松本氏ら幹部は何も聞かされておらず、平野氏への不満が爆発した。辞表を出した一人は「こんなことではやってられない」とし、撤回する考えがないことを強調した。 ただ、平野氏も簡単に辞表を受理するわけにはいかない。野田政権は鉢呂吉雄前経済産業相の辞任で打撃を受け、会期延長問題では野党に攻め込まれた。ここで国対幹部がそろって辞任すれば、政権運営に悪影響が及ぶのは必至だ。 関連記事衆院議運筆頭理事・松野氏が辞任
印刷 関連トピックス菅直人亀井静香 野田政権は5日、民主党の田中真紀子元外相を衆院外務委員長に充てると発表した。外務政務官には7月に自民党から除名された浜田和幸・前総務政務官を起用した。「お騒がせ」の2人の登用に外務省は頭を抱えている。 菅内閣不信任案採決の衆院本会議を欠席し、党員資格停止中の田中氏。外相時代には外務省と激しく対立し、小泉純一郎元首相に更迭された。外務委員長は国会審議の行司役だけに、同省幹部は「答弁に納得せず、何度もやり直しを命じるかも」と戦々恐々。 一方、浜田氏は国民新党の亀井静香代表の働きかけで菅直人前首相が自民党から「一本釣り」し、自民党は猛反発した。今回も亀井氏の意向で起用されたが、玄葉光一郎外相が発表前に石破茂自民党政調会長に電話で理解を求めたほど。石破氏の反応はつれなかったという。(土佐茂生) 関連記事衆院外務委員長に田中真紀子氏 民主、衆参委員長を発表(
菅首相が5日、中山義活経済産業政務官に経産副大臣への昇格を自ら電話で打診しながら、わずか1時間半後に「なかったことにしてほしい」と人事を撤回していたことが分かった。 関係者によると、首相は、中山氏に対して、撤回の理由について「民主党国会対策委員会が反対している」と説明したという。民主党内では「首相が人事を打診して撤回するなんて、聞いたことがない。首相官邸は完全に機能マヒしている」との指摘が出ている。 経産副大臣は現在、池田元久氏が務めているが、体調不良で福島県庁に置いている政府の原子力災害現地対策本部の本部長も、池田氏から田嶋要経産政務官に交代している。首相は6月27日の閣僚交代人事の際にも、馬淵澄夫前首相補佐官に経産副大臣への就任を要請し、固辞された経緯がある。
レームダック(死に体)化した菅直人政権の機能不全ぶりは目を覆うばかりだ。東日本大震災の復興に向け指揮を執る松本龍震災復興担当相が就任9日目で辞任したうえ、後任選びも難航した。居座り続ける首相に、喜んで協力する民主党議員はいないという現実があらわになった。 与野党は6日の衆院予算委員会集中審議での国会正常化に合意している。その矢先に中心となって答弁するはずの閣僚が辞任した。 「本当に情けない内閣だ。党として支える価値があるのか、率直に怒りを感じる。それだけです!」 民主党の安住淳国対委員長は5日午後、国会内で開かれた党常任幹事会で居並ぶ幹部にこう吐き捨て、いきなり退席した。 怒りには伏線があった。首相が仙谷由人官房副長官に震災復興担当相就任を打診して断られた後、被災地である宮城県石巻市出身の安住氏を起用するという話が伝わったからだ。 だが、岡田克也幹事長、仙谷氏らとともに首相の早期退陣を求め
東日本大震災からの復興を担う「目玉閣僚」の松本龍震災復興担当相は5日、「超短命」で閣外に去った。被災地での問題発言の責任を取った形だが、「菅政権にダメージを与える目的で意図的に発言した“自爆テロ”だ」(野党幹部)との臆測も聞こえてくる。 「私は被災した方から離れません。粗にして野だが卑ではない松本龍、一兵卒として復興に努力したい」 5日の辞任記者会見。松本氏は今後も復興に意欲を示した。6月28日の就任会見で着用し、波紋を呼んだサングラスは封印した。 松本氏は昨年9月に環境相兼防災担当相として初入閣。存在感は薄かったが、6月2日に菅直人首相が辞任表明しながらも居座りを続けると、早期辞任論の急先鋒(せんぽう)になった。 「2日以来、おれの心は解放された…」 松本氏は周囲にこう漏らしていた。周辺は「松本氏は、居座る首相にさじを投げていた」と代弁する。一方で民主党幹部は「ストレスで心身共に疲弊して
印刷 (午前)8時45分に総理に復興対策担当大臣、内閣防災担当の職を辞するというご報告をした。 業務連絡がある。今日、朝7時に気仙沼の菅原茂市長から電話があり、被災市町村と復興対策本部が定期的に会議を行っていただきたいという話があったので、引き継いで善処、引き継いでください。(事務方に)よろしいですか。 300日余りの大臣だったが、環境と防災という大変大きな仕事を任されて、奇跡を見たり、地獄を見たりしてきたが、それぞれ環境省の皆さん、そして防災担当の皆さん、お世話になったことをこの場を借りて、お礼を申し上げたいと思う。また、一番お世話になったのは妻と子どもたちで、改めて感謝申し上げたいと思っている。 この間、石巻の大川小学校で亡くなった子どもたちに手を合わせて、また山元町の中浜小学校では生徒たちが救出された。3月12日に自衛隊の皆さんが90人の子どもたちを救出した。私も少しは役に立
松本龍震災復興担当相が5日午前に行った辞任表明記者会見の要旨は次の通り。 「今日午前8時45分に首相に震災復興担当相、防災担当相の職を辞する報告をした。(防災担当相就任から)300日余りだったが、環境と防災の大きな仕事をまかされ、奇跡をみたり、地獄をみたりした」 「(東日本大震災の被災地で)3月12日に自衛隊が90人の子供たちを救出した。当時(防災担当相として)私も少しは役に立ったのかなと思い、涙が出た」 「私は被災された皆さんたちから離れません。松本龍、一兵卒として復興に努力をしたい。岩手でキックオフして3日後にノーサイドになった。相変わらず嫌いな与野党ですが、心を合わせて復興に取り組んでほしい。松本龍も復興に向けて汗をかいていきたい」 --首相は辞表を受け取ったのか 「はい」 --昨日は辞任を否定していた。なぜ心境が変化したのか 「個人的な思いがある。前を向いて復興のために努力していく
松本龍復興担当相は5日、東京都内で辞任会見をした。要旨は次の通り。【毎日jp編集部】 ◇ ◇ 8時45分に首相に辞するということを連絡しました。 300日あまりの大臣でしたけれども環境と労災という大変大きな仕事任された。それぞれ奇跡を見たり地獄を見たりした。環境担当、労災担当の皆さんからお世話になったことをお礼を申し上げたい。一番お世話になったのは妻と子ども。感謝を申し上げたい。 石巻の大川小学校で手を合わせたりした。山元町では90人を救えた。私も少しは役に立ったのかなとあのとき思って涙が出た。7月23日に相馬で野馬追があるそうですから、前の日に宮古の山本市長と旧交を温めたい。 いろいろ言いたいことがあるが、謎かけをしたいと思ったが……。 私は被災されたみなさんたちから離れませんから。粗にして野だが卑ではない松本龍、一兵卒として復興に努力していきたい。すべてのみなさんに感謝を申し上げたい
松本龍復興担当相は3日、宮城県の村井嘉浩知事との会談の中で、村井知事に対して恫喝に近い暴言を繰り返した上で、同室していたマスコミに対して「これはオフレコ。書いた社は終わりだから」と締めくくった。言論統制に近い言動に対して、大臣罷免を求める声も上がっている。 松本復興相は東日本大震災の被災地の一つである宮城県庁を訪問し、村井知事が応接室で知事を出迎えなかったことに腹を立てた様子だった。 その後、知事から要望書を受け取ると、「(水産特区は)県のコンセンサスを得ろよ。そうしないと、我々は何もしないぞ、ちゃんとやれ」「今、後から自分(村井知事)は入ってきたけど、お客さんが入ってくるときは、自分が入ってきてからお客さんを呼べ」と、村井知事を何度か指差しながら叱咤した。 さらに「いいか、長幼の序がわかっている自衛隊ならそんなことやるぞ。わかった?」と強い口調で続けた。村井知事が「はい」とこたえると、松
耳を疑う放言である。東日本大震災の復興対策の担い手に起用された松本龍復興担当相が被災県を訪問した際、宮城、岩手両県知事に命令口調で高圧的な発言を連発した。 復旧、復興を進める自治体に国が寄り添い、全力を挙げて支援する姿勢を伝えることが松本氏に課せられた責務のはずだ。にもかかわらず、国と地方があたかも主従関係と認識したかのような言動は信頼関係を根底から崩しかねない。復興の司令塔としての資質すら問われよう。 「(県が漁港集約の)コンセンサスを得ろよ。そうしないと我々も何もしないぞ。ちゃんとやれ」--。こんな言いぶりに村井嘉浩宮城県知事も驚いたに違いない。 被災者支援をこれまで担当した松本氏が復興行政も受け持つことに、被災自治体は期待を抱いていたはずだ。ところが岩手県の達増拓也知事との会談で松本氏は「九州の人間だから東北の何市がどこの県とかわからない」と冗談めかし、今後の復興について「知恵出した
復興相 会談の全体見て判断を 7月4日 14時36分 松本復興担当大臣は、岩手・宮城両県の知事との会談で、みずからの発言に、野党側から批判が出ていることについて、会談の全体を見て判断してほしいという考えを示すとともに、「結果として被災者の方々を傷つけたとしたら、申し訳ない」と述べました。 松本復興担当大臣は、3日の岩手県の達増知事との会談で、被災地の復興に全身全霊で取り組んでいくとしたうえで、「知恵を出したところは助けるが、出さないやつは助けない」などと述べました。また、宮城県の村井知事との会談では、「水産業復興特区」構想について地元の漁協などが反対していることを踏まえ、「水産関係でも3分の1から5分の1に集約すると言ってるけど、県でそれはコンセンサス得ろよ。そうしないとわれわれは何もしないぞ」などと述べましたが、これらの発言について自民党などは批判しています。松本復興担当大臣は、4日昼、
松本龍復興担当相が、厳しい批判にさらされている。 日本の震災からの復興の取り組みに日々奔走する松本復興担当相が、今別の問題で忙しい日々を送っている。被災地の1つ、宮城県の村井嘉浩知事をうっかり叱責したことに対して、その態度があまりに失礼だとして抗議が殺到し、松本復興相本人をはじめ他の閣僚ももその火消しに追われている。 さらに悪いことには、やり取りを放送しないようにという報道陣に対する警告発言を含め、一部始終がテレビカメラに捉えられていたのだ。映像はテレビで正式に放送され、動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿された映像は再生回数が21万5000回を超え、ミニブログ「ツイッター」やグーグルの検索サイトなどネット上でたちまち大きな話題を呼んでいる。 村井知事が犯した叱責されるほどの“大罪”とは何か。松本復興相が今週末、被災地視察の一環で村井知事との会談に訪れた際、大胆にも松本復興相を待たせたとい
「全くありません。電話もありません」 ――首相官邸を出るとき「問題はない」と言ったが。 「例えば、博多(の)人間やけんですね、語気が荒かったりしたとは思う。ですけど、やっぱり知事、相手が知事ですから、私は例えば市町村に言ったり、被災者とのお話でこういうことは申し上げませんし、真剣にやっぱり、コンセンサスを得ていただきたい、様々なことで住民合意をしていただきたいということを申しあげたということに尽きます」 ――今回の発言で被災者の気持ちを傷つけたと思うか。 「結果的にそういうことであれば、おわびを申し上げなければならないと思っています」 ――「九州の人間だからどこが何市か分からない、何市がどの県か分からない」という発言の真意は。 「私、全部知ってます。知ってますけども、おととい福島に行き、昨日、岩手から宮城に行き、そこでやっぱり見たら、私は東北全体を見なければならないということで、九州から見
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く