ブックマーク / wiredvision.jp (27)

  • グーグルはなぜ電力会社になりたいのか--可能性と影響について | WIRED VISION

    グーグルはなぜ電力会社になりたいのか--可能性と影響について 2010年1月21日 (これまでの マイケル・カネロスの「海外グリーンテック事情」はこちら) 2003年のことだったと思う。当時の勤め先(CNET News.com)で同僚だったデクラン・マカロー(McCullaugh)と私は、検索ビジネスの将来や、これから新たに登場してくる会社がグーグルGoogle)に大打撃を与える可能性があるかどうか--ちょうどグーグルがヤフー(Yahoo)にそうしたように--について議論したことがあった。 「グーグルは次のインテル(Intel)になる」というのがその時の彼の主張だったことを覚えている。 グーグルを単なるソフトウェア会社やインターネット関連の会社と考えることはもはやできない、と彼は続けた。グーグルの強さの秘密は同社が運営する巨大なデータセンターにある。半導体製造工場を新設することに比べれば

    kodaif
    kodaif 2010/01/21
    "情報が照合されて、可能な限り多くのエネルギーを確実に節約できるようになる。結局のところ、いまは誰もが忙しすぎてエアコンの調節などに構ってはいられない。ならば、専門家に任せてしまえ、ということだ。"
  • 「広告経済」の潮流は変わらない | WIRED VISION

    「広告経済」の潮流は変わらない 2010年1月18日 (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) 90年代、IT技術によって生産性が上がり、もはやインフレにはならず、経済の活況がいつまでも続くという議論があった。 グリーンスパンFRB議長は、「根拠なき熱狂」と批判し、このような主張に距離をとる姿勢を見せる一方で、こうした主張に惹きつけられてもいた。だからグリーンスパンは、バブルを阻止する策に積極的に打って出ず、ITバブルを膨らませて崩壊させた。さらに金利を歴史的低水準にとどめておき、住宅バブルも引き起こし、リーマン・ショックへと導いた。かつては絶妙な経済の舵取りをする「神の手」の使い手と絶賛されたグリーンスパンが、経済混乱の元凶と見られるまでに失墜した。 邦訳も好調な売れ行きらしいクリス・アンダーソンの新著『フリー』も、デジタル経済では、主要な原料である記憶容量・情報処

    kodaif
    kodaif 2010/01/20
    "「だからおかしい」と言いたいわけではない。むしろ逆で、ITバブルや住宅バブルが崩壊しようとも、やはり情報技術によって経済は根本的に変わり、IT経済、デジタル経済といったものは生まれているのではないか"
  • 第39回 名前の効用 | WIRED VISION

    第39回 名前の効用 2010年1月13日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 人間社会では、様々なものを識別するのに「名前」が利用されています。名前の無い人はいませんし、およそ人間が利用したり表現したりするものには名前がついており、様々なものを指定したり区別したりするのに利用されています。 ふだんの生活で名前はあまりにも当然のものとして利用されているため、計算機の利用やコミュニケーションにおいてもなんらかの名前を使うのが当然だと考えられていました。 通信相手を指定するには電話番号やメールアドレスのような名前が使われますし、データやWebページを指定するにはファイル名やURLのような名前が使われます。計算機の名前/プリンタの名前/アプリケーションの名前/...など、計算機で利用されるあらゆる対象は名前で区別されます。しかし、これらを扱うのに当に名前が必要なのか、実は疑問です。

    kodaif
    kodaif 2010/01/13
    "必ず住所という名前があるのに対し、ほとんどの道には名前がありません。道に名前が無くても道案内に特に困ることがないことを考えると、あらゆるものに名前が必要だということは疑う必要がありそうです。"
  • 悩ましきコミュニティバス | WIRED VISION

    悩ましきコミュニティバス 2009年12月24日 (これまでの 松浦晋也の「モビリティ・ビジョン」はこちら) 前回、都市交通としての路面電車に新たな利便性が出てきたという話を書いた。しかし、日ではまだまだ路面電車が普及し始めたとは言い難い。1970年代の廃止の嵐を生き残った地方都市の路面電車は、少しずつ低床型の新型車両を導入し、利便性の向上に努めているが、新路線は富山市の富山ライトレール「ポートラム」(2006年4月29日開業)ぐらいである。逆に岐阜市では、名鉄岐阜市内線が2005年4月1日に廃止となっている。 確かに路面電車は地下鉄やモノレールに比べると建設コストが安い。しかし、いかに建設コストが安くとも一定以上の利用客が見込めなければ黒字運営にはならない。公共交通機関には地方自治体が助成金を出すのが普通だが、どこも財政事情は厳しい。 鉄道や路面電車、モノレールのように専用軌道を持つ交

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    kodaif 2009/12/26
    "いらだちのなかで私が見たのは、バスの乗客が自分を含めて3人以上には決して増えなかったことである。お年寄り、お年寄り、ごくたまに学生。完全に採算割れを起こしているのはまず間違いないという雰囲気だった。"
  • ILM幹部、デジタルドメインCEOから人材育成へ:スコット・ロス氏インタビュー  | WIRED VISION

    ILM幹部、デジタルドメインCEOから人材育成へ:スコット・ロス氏インタビュー  2009年12月24日 スコット・ロス氏は、エンターテインメントおよびテクノロジー業界で30年以上のキャリアを持ち、デジタルメディアの黎明期から第一線で活躍してきたカリスマ的存在だ。80年代には、ジョージ・ルーカス監督が立ち上げた特殊効果・視覚効果スタジオIndustrial Light and Magic(ILM)社のゼネラルマネージャー、関連企業LucasArts Entertainment Group社の副社長を歴任し、1993年、現在『アバター』が公開中のジェームズ・キャメロン監督らとともに視覚効果専門のDigital Domain社を設立。同社の会長兼CEOとして約20年にわたり、ハリウッド映画の超大作・話題作に関わってきた。 同社を退職してからはプロデュース業などを手がけ、今年7月には総合的なアー

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    kodaif 2009/12/26
    "サイトをチェックしたところ、私が40年前に大好きで、それっきり会っていなかった女の子が教授になっていることを知ったんですね(笑)。そこで私はすぐに旧友に連絡をとり、「講義するよ」と答えました(笑)。"
  • あらゆるものが広告媒体になる | WIRED VISION

    あらゆるものが広告媒体になる 2009年12月21日 (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) 民放のテレビ放送は広告で成り立っているのが当たり前になったが、テレビ誕生の直前、違うビジネスモデルでやりくりしようというアイデアもあった。 日テレビ放送開始にあたって、NHKと日テレビが第1号の栄誉をめぐって争ったことは知られている。日テレビは、アメリカの上院議員カール・ムントの支援を受けたが、ムントは、後援企業のテレビ・メーカーRCAから支援メンバーを日に送りこんだ。日に来た彼らが次のような忠告をしたと、『電通の正体』というには書かれている。 「テレビ局は儲からない。儲かるのはテレビ受像機を製造する会社である。だからテレビ局を作ると同時に、その会社も始めるべきだ」。 RCA傘下のテレビ局NBCは5年間赤字が続いたが、親会社が莫大な利益を得ていたので、赤字が許さ

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    kodaif 2009/12/23
    "お茶の間で同じテレビ番組を見るという時代は去りつつある。マスに情報を届けるためには、多様な媒体に広く薄く広告を載せる必要があるし、実際あらゆる場所に広告を表示することが可能になってきている。"
  • 第38回 ユーザ評価の落とし穴 | WIRED VISION

    第38回 ユーザ評価の落とし穴 2009年12月16日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 人間が利用するシステムを作るときは必ずユーザ評価が必要です。開発の初期段階において客観的な他人の目で見てもらうことにより、問題を早期発見することができますし、全くスジが悪いようであれば最初から考え直すこともできます。少人数のテストユーザに評価してもらうことによって劇的に問題点が減ることが知られています。 完成したシステムについてもユーザ評価は重要です。新しいユーザインタフェースシステムを開発した研究者は、学会で論文を発表することによってそのシステムを世に広めるのが普通ですが、論文を発表するためには、識者による論文査読を通過する必要があります。新規でないシステムや有用でないシステムなど、発表する価値が無いシステムは査読の段階で問題点が指摘され、論文として発表されないようになっています。 この

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    kodaif 2009/12/18
    "学生が被験者として実験が行なわれることが多いが、システム作成者と関係がある被験者の場合、上司や指導教官のシステムを低く評価することは難しいと思われるので、システムを高く評価してしまう可能性が高い。"
  • ゼロ年代をウェブに生きて | WIRED VISION

    ゼロ年代をウェブに生きて 2009年12月10日 (これまでの yomoyomoの「情報共有の未来」はこちら) 早いもので2009年も残り一月を切っており、また今年でゼロ年代も終わりということです。個人的なことを書かせてもらうと、ワタシがウェブサイトを開設したのが1999年で、この10年間はかなりの部分をウェブでの活動に費やしたことになります。 それを虚しい時間の浪費とみなすこともできるでしょうし、実際その通りなのですが、ワタシ自身に関して言えば、文章を書く以上に上手にできることが特に思いつかない社会不適合者のため、オープンソースやら Wiki やらブログやらデジタル音楽配信やら、いろんなことに頭を突っ込む過程でうっかり自分の人生に何か価値があるのではと錯覚できたのは悪くない体験だったのかもしれません。 さて、当方の話はともかく、この10年を振り返る記事が目につくようになりました。ワタシが

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    kodaif 2009/12/11
    "何か世知辛い話ばかり書いてしまいましたが、レコード産業の死は音楽産業の死ではないし、また雑誌や新聞の死がジャーナリズムの死とイコールではないということははっきり書いておかなくてはなりません。"
  • ロジカルシンキングCSR − BOPビジネスとCSRを混同しないために | WIRED VISION

    ロジカルシンキングCSR − BOPビジネスとCSRを混同しないために 2009年12月 7日 (これまでの 藤井敏彦の「CSRの質」はこちら) 残すところ一ヶ月。2009年はたぶん二度とやってこない。ということで、小生思い切って何年かぶりに水泳の競技会に出てまいりました。「か弱いインテリ」というイメージ差別化戦略でマッチョな霞ヶ関をしぶとく生き抜いてきましたが、「インテリ」が嘘八百の偽装であることは皆様先刻お察しのとおり。でも「か弱い」はそのまんま。実際、健康増進のため週に一度泳ぐことにしてはいるのですが、ご一緒させていただいている皆さんがグイグイ泳いでおられる中、シャチの群れに紛れ込んだフグよろしく翻弄されながら漂っております。さて決戦の場は千葉県国際総合水泳場。スタートの時の緊張感とか、入水してイチ、ニィ、サンッでパワー爆発したらシィ、ゴ、ロクゥゥ…でコト切れちゃったとか、やっぱり

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    kodaif 2009/12/07
    "全体の絵を見渡して「見落としていること」に気づくために必須の作業だと思います。「善行」を前にすると我々はやや情緒に流れてしまい、大きな絵を見失ってしまう傾向が少しあるかもしれません。"
  • 増加する「海の騒音」と、世界中で変化する「鯨の声」 | WIRED VISION

    前の記事 銀河を生み出す「裸のブラックホール」 増加する「海の騒音」と、世界中で変化する「鯨の声」 2009年12月 7日 Brandon Keim Image credit: NOAA クジラは、見通しは悪いが、音を妨げるものはほとんどない環境で進化してきた。餌を探すときも、移動するときも、コミュニケーションをとるときも聴覚を頼り、複雑な発声法を用いて互いに呼びかけている。 その距離は数百キロメートル先まで届くものであり、シロナガスクジラなどの低い周波数の声の場合、海全体に伝わるものだ。[ナガスクジラは20ヘルツという低周波で鳴き、到達距離は控えめに見積もって500キロメートルとされる] ところが、船舶が発する騒音が、しばしば海の自然音をかき消してしまうことが、ここ10年ほどの研究で明らかになっている。一部のソナー、特に軍用艦が使用するものは、数百キロメートル先まで音が届く。これにエンジ

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    kodaif 2009/12/07
    "ソナー、特に軍用艦が使用するものは、数百キロメートル先まで音が届く。これにエンジン音が加わると、地球の全海洋をとどろかすような騒音が生まれる。人間の世界で言えば、空港やロックコンサート並みの爆音"
  • 「生命の基本サブルーチン」を解析 | WIRED VISION

    前の記事 「孤独感は伝染する」:研究方法に疑問も 「生命の基サブルーチン」を解析 2009年12月 3日 Brandon Keim (左)M. pneumoniae細胞の3次元図。(右)アミノ酸を合成するリボソームと、細胞のタンパク質との相互作用マップ Image credit: Science ある生物をかつてないほど徹底的に解析した結果、生命の基サブルーチンともいうべきベータコードが得られた。そして、最も単純な部類の生物でさえ、研究者が考えていたより複雑な存在であることが明らかになった。 その生物とは、Mycoplasma pneumoniae(マイコプラズマ・ニューモニエ、肺炎マイコプラズマ)という真正細菌で、独立生存する微生物としては最も単純なものの部類に入る。M. pneumoniaeの解析は、この細菌の遺伝子調節、タンパク質産生、および細胞構造に関するデータを組み合わせる形

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    kodaif 2009/12/04
    "いかなる仕組みによるものか。細胞中の分子による「機械」[生体分子機械]は、遺伝子の指示によって産生されたタンパク質をどのように利用するのか。こうした疑問に、研究者たちはまだ答えられていない。"
  • 男は女よりマニュアルを読まない:技術サポートの調査結果 | WIRED VISION

    前の記事 壁体よりも強い「ケブラーの壁紙」(動画) NASAよりずっと面白い「ロシア宇宙飛行士のブログ」 次の記事 男は女よりマニュアルを読まない:技術サポートの調査結果 2009年11月19日 Jacqui Cheng われわれは皆、なじみの固定観念を持っている。男性は道に迷っても人に聞きたがらず、女性はおしゃべりで、マニュアルを読む人などいない、というものだ。そして、英国を拠点とするテクニカルサポート・サービス企業Gadget Helpline社が提供した最新のデータによると、こうした固定観念のいくつかは真実のようだ。同社の報告書は、テクノロジーの扱いとサポートの助けを求めることについて、男性と女性の違いに関するショッキングな事実を明らかにしているのだ。 Gadget Helpline社が2009年の9月から10月までの間に受けた7万5000件の電話を分析したところ、ホットラインに電

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    kodaif 2009/11/19
    "問題処理の仕方において男女差がある、という発見は大して驚くべきことではない。男性は、テクノロジーに関して自分は優れている、と考える傾向が非常に高い。従って、こうした報告書は面白い読み物になる。"
  • 広告経済か無料経済か | WIRED VISION

    広告経済か無料経済か 2009年11月16日 (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) 米ワイアードの編集長クリス・アンダーソンが7月に出した『フリー──ラディカルな値付けの未来(Free: The Future of a Radical Price)』の内容は、が出る前に彼のブログ記事などをもとに「広告経済と無料経済」と題した回でとりあげた。しかし、このブログ連載がもっとも問題にすべきなのは、より重要な変化は、広告にもとづいてコンテンツやサービスを提供する「広告経済」なのか、それとも「無料」というビジネス形態が生まれたことなのか、ということだろう。 結論から言えば、どちらも重要ということになるが、メディアについて関心のある私には、広告経済のインパクトのほうが興味深いものに思われる。 しかし、クリス・アンダーソンは、そうは考えていないようだ。「広告経済と無料経済」で書

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    kodaif 2009/11/16
    "それならばどういう方法があるのかを突っこんで考えたうえで、ときに無料にする。これまでなら非常識と思えるやり方さえもあえて選択しなければならなくなった。こうしたことのほうが新しい変化のように思われる。"
  • 第37回 安定感を求めて | WIRED VISION

    第37回 安定感を求めて 2009年11月10日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 汚い部屋にゴミを落としても拾う気になりませんが、綺麗な床の上にゴミを落とした場合は拾うかもしれません。汚い部屋のゴミが多少増えても部屋が汚い状況は変わりませんが、ひとつでもゴミがあると「綺麗な床」は「汚い床」に変わってしまいますから、もとの状態を保つためにはゴミを拾う必要があります。人間は安定した状態を好むもののようで、不安定な状態や整合がとれない状況を見ると気持ち悪く感じられますし、安定した状態が長く続くような行動をとりがちです。下図の左側のような状態はいかにも不安定ですから、こういう様子を見たら右のようにグラスを移動したくなるのが人情です。 割れた窓ガラスが放置されているような地域では治安の悪い雰囲気が定常化して犯罪が増えるが、小さな犯罪もきちんと取り締るようにすれば意識が変化し、結果的に大

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    kodaif 2009/11/10
    "音大生だった知人が寮に住んでいたとき、隣の練習棟でピアノを弾いていた学生が何故か終止進行の途中で弾くのをやめて帰ってしまったため、寮全体がモヤモヤ感につつまれてしまったことがあるそうです。"
  • エレベーターはなぜ気まずいのか | WIRED VISION

    前の記事 青少年の75%が軍に不適格:「肥満」「軟弱」が急増 分解に賭ける情熱:最新ガジェットたちの中身を拝見 次の記事 エレベーターはなぜ気まずいのか 2009年11月 5日 Dario Maestripieri 写真はDario Maestripieri氏。Jim Merithew/Wired.com。サイトトップの画像はWikimedia Commons ホラー映画では、閉じられた空間で人が殺されるシーンが出てくる。シャワー・ルームの場合もあるが、なぜかエレベーターの中で殺される人が一番多いように思える。実際の生活では、エレベーター内で襲われて殺人の被害者となる可能性などほとんどないにもかかわらずだ。だが、エレベーターに乗り合わせた人たちが互いに取る態度は、彼らが自らの安全について、大いに不安に感じていることを示している。 複数の人がエレベーターに乗っているときは、誰もがじっと立ちつ

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    kodaif 2009/11/05
    "エレベーターは比較的最近の発明品だが、エレベーターがもたらす社会的状況は新しいものではない。狭い空間で他人が非常に近くにいるという状況は、人類の歴史の中で何百万回となく訪れているものだ。"
  • シロアリとパンダで、一石二鳥の生ゴミ処理を実現(1) | WIRED VISION

    シロアリとパンダで、一石二鳥の生ゴミ処理を実現(1) 2009年10月30日 1/4 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) パロディ版のノーベル賞と言われる「イグ・ノーベル賞」。2009年は、北里大学名誉教授の田口文章博士が生物学賞を受賞している。冗談のような研究が目立つイグ・ノーベル賞だが、研究自体はまじめなものも少なくない。田口博士の研究は、シロアリやパンダ由来の細菌を使って、水素発生と生ゴミ処理を行うというもの。なぜシロアリ、そしてパンダなのか? リチャード・ロバーツ博士(1993年、ノーベル生理学・医学賞受賞)と握手する田口博士(写真提供:田口文章)。 ノーベル賞受賞者も参加して作り上げる「イグ・ノーベル賞」授賞式 ──イグノーベル賞、受賞おめでとうございます。授賞式はいかがでしたか? イグノーベル賞なんてものがあることを僕は全然知らなくて。4月頃、イグノーベル賞

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    kodaif 2009/10/30
    "ロクな細菌がいないのではないかとも思いましたが、実物のパンダを見て考え直しました。パンダはやはり大きくて、これだけの巨体を維持できるのはやはり特別な仕組みがあるとしか考えられません。"
  • ネット上の「煽り」にどう勝利するか | WIRED VISION

    前の記事 シュワ知事、「縦読み」で政敵に悪態? 無着陸で30日――米軍無人偵察機の滞空目標 次の記事 ネット上の「煽り」にどう勝利するか 2009年10月29日 Wired how to wiki 燃えるマッチ。Photo:Nick Wheeleroz/Flickr。サイトトップの画像はWikimedia Commonsより インターネットの掲示板にあなたが初めて投稿するとしよう。理にかなった明確な見解だと思って書き込んだ20分後、あなたは頭をかきむしり、髪の毛が束になって抜け落ちる。どこかの十数人にかき乱され、あなたは新しい「ネットホール」にはまり込んだのだ。 ここでは、フレームにおける相手の非道な戦略を認識し、対抗する(必要とあれば利用する)方法について考えてみた。この記事(英文記事)はwiki方式なので、何か良い提案があればどんどん書き込んでほしい。[インターネット上で論争や喧嘩に発

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    kodaif 2009/10/29
    "論点に答えようとしているのではない。ただ、お前は間違っている、お前は間抜けだと言っているだけなのだ。だからあなたは、絶えず楽しく陽気でいなくてはならない。たとえ絞め殺したい気分になろうともだ。"
  • コンテンツ・メーカーがコンテンツ流通・配信会社に勝てない理由 | WIRED VISION

    コンテンツ・メーカーがコンテンツ流通・配信会社に勝てない理由 2009年10月19日 (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) 前回はウォルマートのような流通企業が価格決定権を握り、メーカーに対して強い立場に立つ「モノプソニー(買い手独占)」について書いた。こうした流通とメーカーの対立構造は、コンテンツについても起こっている。 ネットのコンテンツ流通では、次のような図式が成り立つように思われる。 テレビ局、音楽会社<YouTube 新聞社<グーグルニュース 出版社<アマゾン 「<」は右のほうが強いという意味だ。 テレビ局や音楽会社は、著作権などの問題をめぐって、YouTubeとしばしば争いになった。また新聞社は、記事を無断使用しているとグーグルのニュース検索に反発した。さらに出版社も、オンライン書店が従来の流通網を脅かすと警戒した。 しかし結局のところ、ネット

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    kodaif 2009/10/19
    "テレビ番組などは、広告を見せることでお金を取らずに視聴させてきたわけだが、それを持って「テレビはオープン化を成し遂げている」という人はいない。テレビ局がコンテンツの手綱を握っているからだ。"
  • 誰でも簡単に広告ができるUGA(User Generated Advertisement)時代 | WIRED VISION

    誰でも簡単に広告ができるUGA(User Generated Advertisement)時代 2008年11月26日 経済・ビジネスITメディア コメント: トラックバック (0) (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) 前回取り上げた電通の「ADGOGO」やリクルートの「コマーシャライザー」、あるいはアメリカのSpot Runnerのように、広告主が簡単にCMを作れる仕組みがなぜ必要になったのかと言えば、広告もCGM(Consumer Generated Media)あるいはUGC(User Generated Contents)化しなければ、爆発的に増大しつつある広告枠が埋まらなくなっていくことが明らかだからだ。 前に書いたように、Googleの広告における発明は、ウェブ全体を自分の広告媒体化するということだった。Googleは、個人サイトまで含めた数多くのウェ

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    kodaif 2008/11/29
    "いくら安上がりといっても、広告企業の宣伝部員が自分でCMを作るなどということはやりそうにない。"
  • たとえブロゴスフィアを失っても | WIRED VISION

    たとえブロゴスフィアを失っても 2008年11月19日 経済・ビジネスITカルチャーメディア コメント: トラックバック (0) (これまでの yomoyomoの「情報共有の未来」はこちら) 今回もニコラス・G・カー先生のブログを取り上げます。といってもクラウド・コンピューティング方面ではなく、「誰がブロゴスフィアを殺したのか(Who killed the blogosphere?)」と刺激的なタイトルの冠されたエントリです。 カーの文章は、Ecomnomist に掲載された「Oh, grow up」という記事を受けたもので、この記事は Weblogs, Inc. の AOL への売却により巨万の富を得た、自身も有名ブロガーであるジェイソン・カラカニス(Jason Calacanis)が、今夏ブログを止めて、メルマガという旧式のやり方に配信方式を変えた話から始まります。 カラカニス(そうい

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    kodaif 2008/11/20