G Data Softwareは2010年11月25日、「対ウイルス徹底抗戦記者発表会」と題した報道関係者向け発表会を開催し、独G Data Softwareのセキュリティエバンジェリストであるエディ・ウィレムス氏が「ネット犯罪の現在」と題してウイルスやマルウエアの最新動向を報告した(写真1)。 エディ・ウィレムス氏は、EICAR(欧州コンピュータ・ウイルス研究所)の創設にかかわり、1995年以降は「ワイルドリスト」(世の中に実際に出回っているウイルスのリスト)の選定メンバーを務めている、ウイルス分野における“プロ中のプロ”。2010年10月には、「ブレードラボ」(Bredolab)と呼ばれるトロイの木馬を使った超巨大なボットネット(3000万台以上のパソコンが感染)を、オランダの国家犯罪対策局のハイテク犯罪チームの一員として壊滅に追いやったニュースが世界中の話題をさらった。 ウィレムス氏
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