「デジタル・アーカイブ」は、すでに10年を超えて人文科学とコンピュータ研究会が中心にすえてきたテーマである。その蓄積は多くの成果を生み、さまざまな形で文化資源の流通の一端を担ってきた。それら、多くの成果を受け、いかにこれらの「デジタル・アーカイブ」が人文科学研究に寄与してきたのか、さまざまに問いなおす議論も生まれてきている。それは、アーカイブ(ズ)の本質的な意義を問いなおす動きや、人々の記録・記憶をどのように取り扱うか、という問題設定がより大きく現れてきた状況に規定されているといえよう。 そこで、本シンポジウムでは「「デジタル・アーカイブ」再考」をテーマにすえたい。本研究会が今まで培ってきたデジタル・アーカイブをはじめとする、人文科学へのデジタル技術の応用研究の必要性がますます増している。 たとえば、今回の東日本大震災とそれに連なる災害は、同時に多くの文化遺産・資料を窮地に陥らせた。それは
W3C Incubator Group Report 25 October 2011 This Version: http://www.w3.org/2005/Incubator/lld/XGR-lld-20111025/ Latest Published Version: http://www.w3.org/2005/Incubator/lld/XGR-lld/ Authors Thomas Baker, Dublin Core Metadata Initiative, US (W3C Invited Expert) Emmanuelle Bermès, Centre Pompidou, France (W3C Invited Expert) Karen Coyle, Consultant, US (W3C Invited Expert) Gordon Dunsire, Consulta
情報組織化研究グループ月例研究会報告(2011.10) 識別と記述のフレームワーク 宮澤彰(国立情報学研究所・総研大) 日時: 2011年10月22日(土) 14:30~17:00 会場: 大阪市立難波市民学習センター 発表者 : 宮澤彰氏 (国立情報学研究所・総研大) テーマ : 識別と記述のフレームワーク 共催: 目録法研究会(科学研究費基盤研究(C) 課題番号22500223 研究代表者:渡邊隆弘) 出席者: 池須安希(大阪音楽大学)、磯野肇(奈良大学)、上野芳重(大阪市立大学)、上山卓也(京都大学図書館)、太田仁(奈良女子大学)、尾松謙一(奈良県立大学図書館)、河手太士(静岡文化芸術大学図書館)、川畑卓也(奈良県立図書情報館)、忽那一代(京都大学)、古賀崇(京都大学附属図書館)、故選義浩、塩野真弓(京都大学)、塩見橘子、杉本節子(相愛大学)、高城雅恵(京都大学)、田窪直規(近畿大学
本稿の題名は「愛国心は悪党の最後の隠れ家」という警句のもじりである。愛国心が大事だと声高に訴える人やその発言には注意すべきだ。これが警句の意味であって愛国心を否定しているわけではない。 「人材育成と事例研究は悪党の隠れ家」の意味はお分かりだろう。「人材を育てなければならない」あるいは「事例を研究しよう」という主張には注意したほうがよい。もちろん人材育成や事例研究を否定しているわけではない。 本稿はITproに掲載されるのでITの例を挙げる。新しい技術や製品が登場する。それを使って新しい取り組みをしようという話になる。その時「新技術を扱える人材を育てることが重要だ」といった意見が出る。 もっともな意見であるが「2013年までに1000人を育成」と計画を立てたり研修プログラムを考えているうちに時間が経ってしまう。新しいことはなかなか始まらない。 そう書いている筆者は悪党の一派である。新しい動き
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く