太田述正コラム#2909(2008.11.12) <「桜」TVでの田母神問題収録記>(2008.12.20公開) 1 始めに コラム#2908に書いたような次第で、表記の収録にあたって、私としては、言いたいことはおおむね言えたものの、議論がかみあわず、途中、げんなりとした顔をしてしばらく沈黙を守った時がありました。 2 収録のおおまかな様子 読者のご協力を得てつくったフリップ(プリントアウトとパネル板への装着は「桜」のスタッフが実施)6枚を用意して収録に臨み、最後の1枚をを除いて全部使って話をしました。 他にフリップを用意したパネリストはいなかったこともあり、効果は大いにあったのではないかと思います。 予想したとおり、私以外のパネリスト5人と司会者の水島氏は、私と違って田母神氏寄りのスタンスでした。 しかも、潮氏を除いて、全員、田母神氏の「論文」の内容については、少なくとも基本的に問題なし
「日本は北朝鮮と一緒だ」=問題論文めぐる処分に不満-田母神前空幕長が会見 日中戦争での日本の侵略や植民地統治を正当化する内容の論文を民間企業の懸賞論文に発表したとして、解任後に退職を命ぜられた田母神俊雄前航空幕僚長=空将(60)=が3日夜、東京都内で記者会見し、「政府見解に対しひとことも言えないようでは、民主主義の国とは言えない。北朝鮮と一緒だ」と、不満を表明した。 チラホラと話題になっているこの件ですが、事の経緯を簡単に説明しますと、この元幕僚長さんが現役時代に何かの雑誌かどこかの論文で「太平洋戦争は正義の戦争だった」と発表してしまい、それを知った防衛大臣など内閣が、「内閣の見解と違うコトを言うな」というコトでこの幕僚長さんを更迭したと、こういうコトになっています。 そしてそれに対してこの元幕僚長さん、『自らの処分については「防衛相が決めたことに従う」と、争う意思はないことを示し』ている
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