興味深かったので。本稿は元記事を否定するものでも批判するものもありませんが、一応。 「優秀」な医療機関はごく一部、 医療のビッグデータが示す現実とは http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38789 たぶん、この書き手の多田智裕さんは自明のこととして敢えて触れていないのかもしれませんが、論点としては2つ。ひとつはその症例が手術するべきものであるかどうか、次に、患者にとって「”優秀な”医療機関とは何か」です。 もちろん、NCDで取り扱うデータは麻酔手術のものである以上、そこから導き出されるデータは疾患別の治療成績と一部の予後であって、これをもって有効な情報を導き出せるかというと微妙なところです。だからこそ、情報の読み取り方を理解できない国民が勘違いをして騒ぐ(あるいは週刊誌などで面白おかしく報道される)危険を考えて公表しない、となるわけですけれども、実際に
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