予告 - きりなの日記にて宣言した通り、 過去に、何度かブログに考察している原子力の事について、改めて考えをまとめ直し、今後、どのようにあるべきか。考える材料としたい。 (これは、2/8日(日)に名古屋で行われた小出裕章さんの講演会およびその講演会のDVDを観ながら、自分の考えをまとめなおしたものです) 原理は単なる湯沸し器 小出さんの講演の冒頭で、このように語られた。「原子力発電と言うのは、何やら複雑な高度なことをやって発電しているように思われるかもしれませんが、やっていることは単純です。お湯を沸かして、蒸気でタービンを回して発電する、これだけです」と。 そう、単純な話だ。このお湯を沸かす仕組みが、火なら火力発電(石油、石炭、天然ガスなど)、火山活動による地熱を使えば地熱発電だ。タービンを回すのには、蒸気じゃなくても、風(風力発電)、水(水力発電、潮力発電)、直接エネルギーを電気に変換す