2019/1/31の朝から伊方原発から放射性物質が大量に放出され、最初は九州内に流れ、その後日本の南岸に沿って関東まで流れました。北陸の上昇は伊方以外の原発の影響が大きいものとみられます。 次のグラフは、全国の放射線量 エリア別統合グラフ 一覧から各ブロックの1週間のグラフをまとめたものです。(当初作成のグラフを2019/2/4時点で再作成しています。引用先サイトのグラフの時間軸が時にぶれることがあります。) 当初作成グラフ 最初に西の九州内陸に流れ、次いで中国四国を覆い、関西と東海はほぼ同じ動きとなり、そのあと関東に到達しています。 関西と東海がほぼ同じ動きになったのは、放射性物質を含んだ気流が南岸を東に東海地方に流れるのと、関西に広がるのと同じくらいの時間を要したからです。 上のグラフは、規制庁のMPの測定値を使用しています。つまりガンマ線のみです。クリプトンやキセノンはベータ線です。