本日11月16日に衆議院が解散され、12月16日に投開票日を迎える。公示日は12月4日だ。12月16日には東京都知事選も実施される。 金融市場ではすでに自民党政権誕生を予測して、安倍晋三氏の発言に敏感に反応する状況が生まれている。 野田佳彦氏は策略を巡らせて解散日程を決め、発表したのだと思われる。 消費税に関する大きなウソを糊塗するために、「消費税増税をお願いする前にわが身を切る改革を行わねばならない」などと、空々しいセリフを並べ立てた。 議員歳費を2割削減する法案が可決・成立するとメディアが報じているが、制度として議員歳費を2割削減するものでない。定数削減が実現するまでの間だけなのだ。 ペテンのオンパレード状態である。 肝心要の「天下りとわたりの根絶」など、まったくやる気がない。 こんな日本政治を日本の主権者国民は許すのだろうか。 選挙の争点もさることながら、今回の総選挙は、日本の主権者
![詐欺師宰相は12月上旬に何かを仕込んでいる - 植草一秀の『知られざる真実』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bccea01c12c255680f7e80767efc73d7cfa2517f/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fuekusak.cocolog-nifty.com%2F.shared-pleasy%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)