原発再稼働、必要性提言へ=「原爆とは違う」-経団連会長 2019年02月14日16時41分 浜岡原発の視察後、取材に応じる中西宏明経団連会長(右)=14日、静岡県御前崎市の浜岡原子力館 経団連の中西宏明会長は14日、エネルギー政策全般に関する提言を4月に公表する方針を明らかにした。原発について、中西氏は「気候変動問題への対応や着実なエネルギー源であるかどうかで言ったら、他に手はない」と明言。提言では、原発再稼働の必要性を強調し、省エネなどに関する経団連の見解も表明する予定。浜岡原発(静岡県御前崎市)視察後、記者団に語った。 中西氏はまた、浜岡原発の地元で再稼働への理解が広がっていないことについて「原発と原子力爆弾が頭の中で結び付いている人に(両者は)違うのだと分離するのは難しい」と述べた。原発の危険性を軽視しているとも受け取れる発言で、波紋を呼ぶ可能性がある。