昨年度の国の税収は、所得税の税収が伸びたことなどを背景に、60兆4000億円程度となり、いわゆるバブル期の平成2年度を上回って過去最高となったことが分かりました。 昨年度・平成30年度の一般会計の税収について、政府はこれまで59兆9000億円余りと見込んでいました。 しかし政府で精査を進めた結果、昨年度の税収は想定を上回り60兆4000億円程度となったことが関係者への取材で分かりました。 これはバブル期の平成2年度の60兆1000億円余りを上回り、過去最高の税収となります。 好調な企業業績で賃金や配当などによる所得が増え、所得税収が伸びたことなどが背景にあるとみられます。 政府は今年度の税収については、消費税率10%への引き上げを前提に昨年度からさらに増えて62兆4000億円余りになると想定しています。 政府は、社会保障の充実や財政の立て直しを進めるとしていますが、税収の増加は幅広い世代や
![昨年度の税収60兆4000億円 過去最高に バブル期上回る | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9fde0fae3cd67192ca821361643b3f735b22a74f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190626%2FK10011969631_1906261501_1906261531_01_02.jpg)