今年は「改元」の年。天皇陛下が譲位されることで、5月1日にこれまでの「平成三十一年」から「??元年」へと元号が改まり、新しい御代(世)が始まります。 そんな中、公務員の知人が「役所は元号が基本だから、書類の書き直しとか多くてめんどくさい!」と不満の声を上げていました。 「いっそ西暦で統一すれば楽でいいのに……」とも言っていましたが、いやいや、元号は今や日本だけが継承している文化であり、歴史的な意義や重みもありますから、蔑ろにしては先人たちに申し訳がたちません。 それでも利便性を追求するなら、いっそ「皇紀(こうき)」はいかがでしょうか。 とってもカンタン!西暦に660年プラスするだけ! 皇紀とは「神武天皇即位紀元(じんむてんのうそくいきげん)」とも言われ、その名が示す通り神倭伊波礼毘古命(かむやまといはれびこのみこと。後の神武天皇)が大和国橿原宮(現:奈良県橿原市)で即位された「辛酉の年(紀