会社の評価の基準が変化するなか、どんな働き方が求められているのか、社員の悩みは尽きない。年代別「手放せない社員」の条件を明らかにする。 【佐々木常夫】10歳以下の子供時代を除けば、50代はちょうど人生の折り返し地点です。50歳あるいは55歳で人生の棚卸しをしてはいかがでしょう。40代は30代のときについた加速感が弱まっていないのであまり余裕がありません。50歳になると若干の余裕が出てきますから、ちょうどいい時期です。 自分の過去の仕事を冷静に振り返ってみる。腹を割ってとことん妻や子供と話し合ってみる。何年も会っていない友人や学生時代の恩師を訪ねたり、若い頃に感動した本を再読してみる。そうすると、自分とは何者なのか、残る人生で何をやりたいのか、が見えてきます。 これをやらずに定年を迎えると、多くの人が途方に暮れてしまいます。仕事という生きる目標がない状態ですから、別の目標を立てても張り合いが
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