「いまの福島に必要なのは、支援じゃないんです。最大のプレゼントは人の行き来なんです」 ほぼ日社長として事業を通じて東北、そして福島に関わってきた糸井重里さんはそっと語った。いま、福島とどう向き合えばいいのか。 2011年3月11日からのことが、なんとなく気にはなっているけれど、どう関わっていいかわからない。 福島について、なにか調べようにも「もう福島には住めない」「危ない土地だ」という論が目立って、なんとなく関わりを避けてしまう。 震災、原発事故からまもなく6年半ーー。 少なくない人にとって、福島はそんな土地になってしまっている。 それをどう考えたらいいのか。話は広島のことからはじまった。 《ネガティブな感情を刺激する言葉は薄く広く、人々の意識のなかに残っていく》——僕は終戦直後(1948年)の群馬の生まれですが、子供のころ、近所の人たちのひそひそ声はふつうに聞こえてきましたよ。 「広島か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く