債務上限引き上げ、議会の合意なければ景気後退の恐れ＝米大統領 | Reuters［ワシントン １５日 ロイター］ オバマ米大統領は、議会が債務上限の引き上げに合意しなければ、投資家の間で米国の信用力に対する懐疑的な見方が生まれ、２００８―０９年よりも深刻な金融危機やリセッション（景気後退）を引き起こす恐れがあると警告した。先週行った発言をＣＢＳニュースが１５日放送した。 オバマ大統領はその中で、共和党は債務上限に関する問題を財政赤字削減を目指した支出削減策と関連づけるべきではないとあらためて指摘。「米国の信頼感や信用が全面的に支えられてはいないと世界中の投資家が考えれば、金融システム全体が崩壊する恐れがある。米国はすでに経験したよりも深刻なリセッションや金融危機に見舞われる可能性がある」と述べた。
