仏西部ショレ(Cholet)の町庁舎で撮影されたジル・ブルドゥレックス(Gilles Bourdouleix)議員(2006年5月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANCK PERRY 【7月24日 AFP】フランスの捜査当局は23日、ナチス・ドイツ(Nazi)のアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)がロマ民族を「十分に殺さなかった」と発言したとされる国会議員について、「人道に対する罪の擁護」の疑いで捜査を開始したと発表した。 問題の発言をしたとされるのは、仏西部ショレ(Cholet)の首長も務めるジル・ブルドゥレックス(Gilles Bourdouleix)下院議員。マニュエル・バルス(Manuel Valls)内相は捜査当局の発表に先立ち、発言に対する「重い処罰」が妥当との意見を述べていた。同議員が裁判で有罪になれば、最大で禁錮5年と罰金4万5000ユーロ(約590万円