「婦人公論」1月22日号(中央公論新 社) 2013年初の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「今年は、幸運を積み重ねる生き方を」です。冒頭には視座のお高い女性たちのカリスマ、思想家・武道家の内田樹が登場し「幸せではなく“仕合わせ”になる」と説いています。内田氏曰く「仕合わす=出合うべきものと出合うこと」であり、「仕合わせ」になるためには、まず「自分が何を求めているのか」を知らなければならないと。ありがたい系話の定番である、このような“言葉のパラダイムチェンジ”に一体どれだけの人が「目からウロコっす!」となるのか、常々疑問ではありますが、それ以前として「婦人公論読者が求めるもの」っていったらアレですよ。快楽(を伴ったセックス)ですよ、内田先生! 正体不明の「幸せ」に翻弄され続ける現代において、婦人公論的「幸運を積み重ねる生き方」とはどんなものであるのか、さっそく中身を拝見したいと思います。
![「婦人公論」のさかもと未明×くわばたりえ対談に共感できない理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0f490b105c8cf65eb5e976067848faf6b617a668/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cyzowoman.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F04%2Fcyzowoman_logo.jpg)