ら抜き言葉は、いまでは老境にさしかかった「戦争を知らない子供たち、すなわち私たちの世代でも、実は珍しくなかった。 「ら抜き言葉」とは、「ここに車、止めれる?」のように、ある世代以上の人にとって普通だと考えられる表現から見れば、「ら」が抜けているように見える表現のことである。しかし、それを「ら抜き言葉」と呼ぶのが適当かどうかは、かなり疑わしい。単に「ら」を抜くだけなら、「鈴木先生が来られた」「まずいところを見られた」といった表現も「来れた」「見れた」というはずであるが、そんなことは絶対に無い。これは、前者が尊敬、後者が受身の意味だからであり、「ら」が抜けるのは「10分以内に来られる」「この動物園ではパンダが見られる」のような、可能の意味のときだけに限られる。 そう考えるなら、「ら抜き言葉」という現象は、「ら」を抜くことに本質があるのではなく、可能の意味をそれまで同じように表現されていた尊敬
今年の5月から開始されることが決定している にもかかわらず今だ賛否両論錯綜している、 混沌状態の裁判員制度。 一度、自分の頭で整理しておきたいと思い、 読んでみた。 1.裁判員制度の基礎的知識 2.賛成意見 3.反対意見 からなる。 1.裁判員制度の大まかな知識 ・殺人、放火といった重大な刑事事件のみが対象 ・裁判員6名+職業裁判官3名の9名の合議制(多数決) ・「事実認定」「法令の適用」「刑の量定」を行う 2.賛成意見 ・異様に高い有罪率(98.2%) ・調書主義への反発 3.反対意見 ・手抜き審議の不安 ・裁判員の過剰負担 賛成・反対の片方に片寄ることなく、 それぞれの意見を法律家らしく理性的・論理的に述べ、 それを法律家である木村氏がうまくまとめておられる。 双方の主張の相違が明確化されて、非常に読みやすい。 某TV「朝まで●●」のような、大声で感情論をぶつけ合う といった幼稚性が皆
橋下知事、「市町村教委は関東軍みたい」 テレビで批判 2008年9月15日1時53分 大阪府の橋下徹知事は14日、民放のテレビ番組に出演し、全国学力調査の結果の公表を求める橋下知事に反発する市町村の教育委員会について「中立性の名の下に、自分たちの領域は神聖不可侵なんだという本当に恐ろしいような状態。関東軍みたいになっている」と述べた。 この番組で、学力調査の結果公表について視聴者から賛否を募ったところ、8割が公表を支持し、非公表支持は2割だった。結果について、橋下知事は「国民の声、府民の声をずっと無視していいのか。教育委員会の中立性ということで、まさに関東軍になっている」と批判した。 asahi.comより。 教育委員会が関東軍なのではなく、橋本痴事が独裁者なのである。 自分の言うことを聞かなければ、すべて敵/悪と看做す発想は子供じみている。 なお、教育の現場で競争を強調すると、結果はマイ
橋本徹大阪府知事は、マキャベリストの中山氏に親近感を示します。 (1)この国会議員失格の中山成彬氏が「日教組の強い地域は学力が低い」と発言したことについて、橋本徹大阪府知事は「なかなか本質を突いている発言なんじゃないですか。(教員が学力テストに反対する)本質的な理由は、学力テストが『自分たちの評価につながる』と猛反対したから。教員も、真正面からこの問題を受け止めないといけない」と語りました(9月27日の毎日テレビ)。 (2)「民主党が政権を取れば、大阪府みたいになる。大阪府は長年、トップと職員組合がゆ着関係にありました。だから、あそこは職員の給与も高いし、ヤミ手当てもある」と、大阪府と大阪市を取り違えた発言をしました。これに対し、橋下知事は「細かな事実関係の認識の違いはあるが、中山議員からの僕に対する熱いエールだと思ってる」と話しました(9月29日の関西テレビ)。 私は、弁護士の仕事や
iPhone OSにはファイルの概念がない……というより、ファイルという概念を払拭しようとしているフシがある。 iPhoneにはFinderに相当するファイルブラウザはなく、ホームディレクトリの如き作業領域もない。実際には、アプリで作成したデータはどこかに保存されているが、ユーザはアプリを介さずそのデータにアクセスできない。アプリの共通言語としてのファイルというメタファーが隠蔽されている、と言ってもいいだろう。 それはそれで不都合を感じないことも多いが、メールに「ファイルを添付」したいときはそうもいかない。メモや写真はメールクライアント(便宜的にMobile Mailと呼ぶ)で添付処理できるが、PDFやオフィス文書はアウト。せっかく作業しても結果を誰かに送れなければ、モバイル機器としてのありがたみは大幅に低下する。 ――そこに朗報が。Quickofficeから発売されている表計算アプリ「Q
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く