総務省がGoogle日本法人に対して、無線LANを経由した通信を受信しその一部を記録した行為が電気通信事業法に規定する「通信の秘密」の侵害につながるおそれがあったとして指導を行ったようだ (総務省の発表)。 これは世界各国にてGoogleのストリートビューカーによる撮影と同時に、無線LANを経由した通信を受信し、一部を記録していたことが問題になっていたが、日本国内においてもこのような事実が認められたため、総務省からの指導となったとのことである。 通信の収集は停止され、また問題となるデータの閲覧・使用は行っていないこと、本件判明後は厳重な管理下に置き、アクセス制限がかけられていることで軽微な処分となったようであるが、日本だけ随分と処分が遅いような気がしないでもない。