日本年金機構から個人情報約百二十五万件が流出した問題で、ウイルスメールによる不正アクセスで情報を流出させたグループが他の企業や組織も攻撃し、その一部から情報が流出した可能性のあることが、情報セキュリティー会社「カスペルスキー」(東京都千代田区)の分析で分かった。同社によると、中には防衛関連の情報も含まれるという。
「ヘイト」を追及し続けるジャーナリスト・安田浩一インタビュー(前) 両論併記に逃げるメディアの傍観者たちは「ヘイト」の意味も危険性もわかっていない! ヘイトスピーチの問題に関心を持つ人々の中で、ジャーナリスト・安田浩一の名前を知らない人間はいない。「在日特権を許さない市民の会」(在特会)がまだ現在ほど世間にその存在を知られておらず「一部の変わった人々」で片づけられていた2000年代後半から丹念に現場取材に通い、その実態を『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』(講談社)という一冊のルポルタージュへと昇華させた。同書は2012年度の講談社ノンフィクション賞とJCJ(日本ジャーナリスト会議)賞をW受賞。翌年以降、在特会をはじめとする排外主義者へのカウンター(対抗)活動が立ち上がるひとつのきっかけとなった。 そんな安田がこのほど文春新書から新刊『ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力』を
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