生活者の視点を重視する「生活の党」が、なぜ「生活保護法の一部改正案」に賛成したのか不思議だ。 自民、民主、維新、公明、みんな、生活が共に賛成し、参議院を経て今国会で成立する見通しとなった。 「生活の党」支持者の間から、かなりの抗議の声や失望の声があり、それで、党のホームページに「なぜ賛成したのか」という説明、というか言い訳を掲載せざるを得なくなったのだろう。 **************** 一部には、社民、共産の何でも反対政党からの脱却を図り、参院選後に中道保守にシフトするのではないか、という憶測も流れている。 党のこの説明に対しても「納得できない」という声もあり、まさに説明文の最後に 「今回の改正法案には、不十分な点や懸念すべき点が多々あり、今後の運用による部分が大きいのも事実」 と書かれているのも、法案を十分に吟味したとは思えず、だとしたらなぜ賛成したのか疑問が残る。 そもそも、この