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ブックマーク / kawaimikio.cocolog-nifty.com (2)

  • 低年齢児童に対する性犯罪と児童ポルノ犯罪被害者数の不思議な増減 - 河合幹雄の発言のブログ

    児童ポルノ事件の摘発件数と被害児童数のグラフが朝日新聞2011年7月19日の記事に掲載された。一見すると、恐るべき右肩上がりの増加ぶりだ。児童の定義は18歳未満なので、小学生以下の被害児童数が増えていることを強調している。 この記事を読めば、またまた治安悪化、子ども達が危険に曝されているとの印象を受けるのが普通であろう。ところが、実態は、全く違う。最近の低年齢児童が性犯罪被害にどのくらい遭遇しているか、同じ警察庁の統計で見てみよう。 幼児は強姦できないので、低年齢児童に対する酷い性犯罪は、強制わいせつとしてカウントされる。その年齢別被害者数を犯罪統計書から抜き出してグラフ化すると、驚くほどの減少傾向にある。 私は、2005年から児童ポルノ事件摘発に人員を振り分けたために認知件数が増加したと解釈している。性犯罪自体は沈静化の一途である。成人も含めた強姦の減少傾向は凄いペースであるし、強制わい

    低年齢児童に対する性犯罪と児童ポルノ犯罪被害者数の不思議な増減 - 河合幹雄の発言のブログ
  • 東京都青少年健全育成条例改正案の問題点と対案(1) - 河合幹雄の発言のブログ

    東京都は、12月定例議会に、青少年条例の改正案を再提出した。これは、3月に継続審議、6月に否決された案の修正出直しである。ネット規制は多少トーンダウン、児童ポルノ単純所持も引っ込めたが、マンガ表現規制は全く前のとおりかそれ以上である。非実在青少年という用語をやめただけで、別の限定をしないために、18歳未満の児童に限定していた前回案よりも規制強化することになっている。 私は、岩波書店の月刊誌『世界』1月号(12月8日発売)に、条例制定過程が、1、極めて乱暴な運びであったこと、2、特定の人物がかかわっていたことを、詳細に論じ批判した。このブログでは、その補完と、さらに音の主張をしたい。 この条例案の問題点と対案(私案)を書いてみる。 問題点1、7条の2と9条の2で、「漫画、アニメーションその他の画像で、刑罰法規に触れる性行為」と近親相姦を「不当に賛美し又は誇張するように、描写し、又は表現する

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