2011年07月08日 日本人は一色に染まりやすい(8日の日記) テーマ:政治について(20088) カテゴリ:政治問題 国旗・国歌法が制定された当時、内閣官房長官だった野中広務(のなかひろむ)氏は、教職員に君が代斉唱時の起立を義務付ける条例を制定した橋下大阪府知事を批判して、6月28日の朝日新聞で次のように述べている; 「起立せなんだら処罰する」なんてやり方は権力者のおごり。教職員を処分してまで従わせようというのは、国旗・国歌法の制定に尽力した者として残念です。 国旗・国歌法が成立した12年前、私は小渕内閣の官房長官でした。法制化の前、広島の県立高の校長先生が、卒業式前日に自殺するという不幸な出来事があった。日の丸掲揚と君が代斉唱を求める教育委員会と、反対する教職員組合との板挟みになったのです。日の丸・君が代が法的に位置づけられていないことが対立の原因でした。「悲劇を繰り返してはならない