河村たかし名古屋市長率いる政治団体「減税日本」の河合優名古屋市議が、ポルシェを運転中に同市内で乗用車に当て逃げし、運転手の女性にけがをさせたとして、愛知県警が自動車運転過失致傷と道交法違反(当て逃げ)の疑いで捜査していることが31日、分かった。河合市議は昨年、東京への公費視察に女性を無断で同行させたとして、旅費や日当を市に返還、減税日本は8月から1カ月間の党員資格停止処分を決めたばかり。 緑署などによると、30日午後2時40分ごろ、名古屋市緑区黒沢台の交差点で40代女性の乗用車に追突。乗用車の後部バンパーが壊れた。女性はその場で車から降りたが、相手の運転手は車に乗ったまま「ぶつかってないがや」と言って、走り去ったという。女性は腰椎捻挫で2週間の軽傷。 女性はポルシェのナンバープレートをカメラで撮影しており、河合市議の車とナンバーが一致したという。