東京都の猪瀬知事の辞任を受けて永田町では、知事選の候補者選びに向けて一気に動き出しました。 (政治部・水頭洋太記者報告) 各党とも短期決戦ということを受けて、「知名度」を最優先に年内にも候補者を固めたい考えです。自民党では、オリンピックを担当している下村文部科学大臣の名前が挙がっていて、関係者によりますと、安倍総理大臣自ら打診したということです。ただ、党内には知名度の高い女性候補として橋本聖子参議院議員を推す声も出ています。一方、野党では、民主党の蓮舫参議院議員のほか、舛添元厚生労働大臣や東国原前衆議院議員らの名前が挙がっています。ただ、政党が前面に出ると若い世代をはじめ、無党派層から敬遠されるという見方もあります。このため、各党とも、誰が出馬をするのか横にらみしながら候補者選びと出馬表明のタイミングを図ることになりそうです。