「バルンガ」の寓話と「地球に優しい」という善意 2007年8月21日 経済・ビジネス環境 コメント: トラックバック (1) 今、「探偵学園Q」というテレビドラマが人気である。確かに志田ちゃん演じる美少女メグのコスプレはかわいいし、ブリグリのエンディングテーマ曲も最高だから、これは毎週必見である。しかし、今回話題にしたいQはそれではなく、大昔の怪獣ドラマ「ウルトラQ」のほうである。(とはいっても、「探偵学園Q」には、カネゴンなどのウルトラQ怪獣フィギャーを収集するキャラが登場するので、何か関係はあるのかもしれないけどね。) さて、ぼくが子供の頃に夢中になったそのドラマ「ウルトラQ」に、「風船怪獣バルンガ」というのが登場したのだが、これが40年ほど経った今も鮮烈な記憶として残っているのである。 物語は、以下のようなものだ。 土星探査ロケット・サタン1号が地球に帰還し、燃料切れで墜落した際、期
2007年07月01日 iPhoneは日本で使えるか? 日本の皆様が今一番関心のあるのは、米国仕様のiPhoneが日本で使えるかということではないでしょうか。 もちろん、携帯電話としては全く使えません。今私の手元にあるiPhoneを日本に持って行けば、WiFiネット端末として、iPodとして使うことができます。問題は、新品のiPhoneを米国から日本に持ち帰り、果たして使えるかと言うこと。これができれば、米国の知り合いに送ってもらったり、出張時に買ってくることもできるわけです。 写真は、iPhoneの電源を初めて入れたときに出てくる画面です。Activate iPhoneと表示されています。Mac/PCに接続して、iTunesからアクティベイトを行う仕組みになっています。アクティベイトでは何をするかというと、要するに米国の携帯電話の契約です。これを行わない限り、ネット端末としても、iPod
検索市場は「ゲームオーバー」だという前提から話を始めよう。Googleは勝利した。Googleの優位性については、このRead/WriteWebへの投稿で十分に説明されている。Googleキラーがもし存在するとしても、それは次のような検索業界への新規参入者ではないだろう。 面白い新機能:新しいユーザーインターフェース、アラート、見せ方などのことだ。問題は、よい機能が1つあるだけでは、Googleのユーザーを乗り換えさせるのには十分ではないし、複数の検索エンジンを使うような時間や動機を持つ人などいない。この分野で、新興企業はどこに賭けたらいいだろうか?安く作って、GYM(Google-Yahoo-Microsoft)に研究開発案件として売ることだろう 自然言語処理:この分野には大きな資金が投入されている。これは間違ったことのように思える。人間にとって簡単な問題を解決するために、扱わなければな
Pornhub has decided to pack up and host its popular pornographic offerings away from the Lone Star State. The move comes from the sex-work site after being forced to restrict users residing in Texas unless they can prove their age via a range of documents. Pornhub decided not to enforce this and rather block access…
VALLEYWAGが作成した世界のSNSサイト勢力地図は面白い。 世界各国のトップSNSサイトを色分けした地図である。各国のトップSNSサイトはどこかと聞かれても、米国のMySpaceとか,韓国のCyworldとか,日本のmixiぐらいしか答えられないものだ。 それもそのはず,以下の地図(クリックで拡大表示)からも分かるように,米国の有力SNSを中心に群雄割拠の様相を示している。米国市場で独走中のMySpaceでも,世界市場の制覇にはほど遠い。 有力SNSサイトが,どの国でトップの座についているかをリストアップしておく(ソース:VALLEYWAG)。 Bebo; Ireland, New Zealand, Blogger; Iran, Spain Cyworld; South Korea Facebook; Canada, Egypt, Jordan, Lebanon, Norway, P
番号ポータビリティ(MNP)の開始以降、携帯電話各社が投入する端末は飛躍的に増加し、新しいサービスも次々と生まれてきた。だが、あまり手がつけられていない施策が唯一存在した。それが「料金」だ。 携帯電話の基本料・通話料に関しては、確かに3番手であるソフトバンクが、スーパーボーナス、ホワイトプランといった施策を次々と打ち出している。だが、NTTドコモとKDDIの2社は、これまで料金に関して積極的に動く姿勢を見せなかった。しかし唯一料金施策を行ったソフトバンクが、5、6、7月と3カ月連続で純増シェアトップを記録するなど好調であることから、他の2社も料金施策に本腰を入れ始めたようだ。 6月から7月にかけて各社から次々と打ち出された料金施策だが、これによってどんなときにお得になるのか、契約形態はどうなるのか、ソフトバンクのホワイトプランと比べるとどうなのかなど、何かと気になっている人も多いはず。そこ
先週、Appleから発表になった新型iMacは、同社にとって久々となるMacハードウェアのフルモデルチェンジだ。プロセッサがIntel世代となった後、新しいデザインとしてMacBookが発表されているが、キーボードのデザインや筐体素材を除けば、これはMacBook Pro、さらにはPowerBook G4のデザインをモチーフとしたものだった。 Intelプロセッサ採用の発表を行なって以来、Appleは見た目のデザインは基本的に変えないまま、“Intel化”を行なうことに注力してきたが、ここに来てやっと本体のデザインモチーフ変更に着手し始めた、その最初の作品が新型iMacとも言える。 コンピュータとしての処理能力などに関しては、Intel化されたことで推測しやすくなっており、また多くのレビューも投稿されているため、ここではもっと私的な視点で新型iMacのインプレッションと位置付けについてレポ
100以上のクールなPhotoShop用ブラシがダウンロードできる「getbrushes.com」 2007年08月20日- Photoshop Brushes, Adobe Photoshop Brushes Free Download 100以上のクールなPhotoShop用ブラシがダウンロードできる「getbrushes.com」。 例えば、雷のブラシを使って次のようなクールな画像を作ることが可能です。 他にも髪の毛のブラシなんてのもあります。とてもリアル。 以下のようなカテゴリにそれぞれ分かれていて、ブラシを探すのも便利です。 Abstract (10) Fractals (6) Grunge (19) Misc (18) Nature (19) Objects (10) Ornaments and decorative (17) Signs and symbols (8) Spa
こんなくだらないアイデアで大儲けしちゃったネットビジネス特選10 他人が考えるビジネスのアイデアなんてくだらないものが多いですよね。 人から聞くアイデアのいかにもバカげたこと。 そんなの成功するわけねーだろというようなアイデアには結構出くわすものです。 ところがどう考えても儲からなさそうなのに、なぜか売れてしまったというのがありました。 実はそのアイデアは意外にもイケていたというものです。 「こんなアイデアでネットビジネスに成功しました特選10」をご紹介します。 1. Million Dollar Homepage 1ピクセルをたった1ドルで売るというバカバカしいアイデアでリッチになったのは、21歳のアレックス・テュー(Alex Tew)さん。このイギリス人の大学生のアイデアはニュースにもなっていたので記憶に新しいですが、自分のサイトの表示画面を区分けしてオークションで売るという実に単純な
堀内浩二 2007/8/20 こんにちは、堀内浩二です。@IT自分戦略研究所とJOB@ITの読者を対象に2007年5月に行われた「@IT自分戦略研究所/JOB@IT 読者調査 2007年春季版」の解説記事、「ITエンジニアの転職観、キャリア観を追う!」はお読みになりましたか? 調査で分かったITエンジニアの転職観、今後のキャリアに関する考え方などを紹介しています。 調査では、現在の仕事への総合的な満足度も聞いています。今回の記事ではこの「満足度」に焦点を絞り、少し掘り下げてみたいと思います。 ■「ハイ・プロフィール」な人は満足度も高い まずは現状への満足度と、プロフィール(年齢・処遇などの外的特徴)の関係を見てみましょう。データを分析してみる前は、「仕事への満足度というものはその人の感じ方の問題が大きく、年収や職種による差はあまりないのでは?」と思っていましたが、そうではありませんでした。
2007年08月21日00:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - 未来を予測する技術 夏休みの最中ですが、書評です。 未来を予測する技術 佐藤哲也 ....こりゃ夏休みどころではない。なにしろ、本書はこの一年で出た本のうち私が読んだ中で、最も多くの人に読んで欲しい本ベスト1なのだから。 本書「未来を予測する技術」は、地球シミュレータセンター長、佐藤哲也が、未来を予測するとはいったいどういうことなのかを、全身全霊を込めて書いた本。この本が売れなければ私はもうblogで書評するのをやめてもいい。 目次 はじめに 第一章 一つの技術が人間の生き方を大きく変える 第二章 人類の未来予測は"占い"から始まった 第三章 現代科学のパラダイム 第四章 現代科学の忘れ物 第五章 人間の弱点を補うコンピュータ 第六章 シミュレーション文化の胎動 第七章 未来を観る望遠鏡 第八章 シミュレー
ダイヤモンド社の書籍担当者から、リチャード・H・セイラーの「市場と感情の経済学」の翻訳本(篠原勝訳)が復刊されると聞いた。10月くらいには出るらしい。同書の原書は、1992年に出ており原著のタイトルは"The Winner's Curse"(勝者の呪い)、1998年に邦訳が出たが、残念ながら、あまり売れなかったようだ。 しかし、2002年にダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を取ったこともあり、近年、行動経済学の本がまずまず売れているようなので、ダイヤモンド社が翻訳の復刊を交渉したとのことだ。尚、翻訳は基本的に当時のままだが、邦題は変えて出すようだ。 ジャーナル・オブ・エコノミック・パースペクティブという専門誌にセイラーが行動経済学分野の第一線の研究者と一緒に年に4本、論文を連載していたものが、一冊にまとめられて出版された。連載が掲載されていた当時、投資研究部という名前の部署にいたので、
日本で言うところの社団法人日本音楽著作権協会「JASRAC」にあたるのが全米レコード協会、通称「RIAA」です。違法に流通しているもろもろの音楽ファイルを根絶することをネット上では主な活動としており、ファイル共有ソフトなどで音楽著作権を侵害している相手を片っ端から訴訟して裁判沙汰にしているので有名です。 しかしついにRIAAが暴走を開始、訴訟される前に金さえ払えば裁判しないでおいてやるという前代未聞のオンライン訴訟差し止めサイトを開設。さらに暴走して、著作権侵害ファイルをダウンロードしていない相手に対して「お前は著作権侵害ファイルをダウンロードした、裁判所に引きずり出されたくなければ金を払え、金さえ払えば告訴しないよ」という連絡を大学経由でしていることが発覚して大問題になりつつあります。 詳細は以下の通り。 まずは事の発端、RIAAが開設した「金さえ払えば告訴しないでやるよ」という驚愕のサ
レス・ギブリン『チャンスがやってくる15の習慣』(ダイヤモンド社刊) 相手のことを話題にしている間は、相手のちょうど痒いところをかいてあげているようなものです。人間の本性をうまくついて仕事をしているのです。 でも、相手のことではなくあなた自身のことを話し始めたら、それは、人間の本性に逆らって仕事を進めようとしていることになります。痒くもないところをかかれてもいい気持ちにはならないでしょう。(p.29) 仕事において、欠くことのできないスキルはコミュニケーション能力、あるいは対人関係に関わるスキルである。なぜなら、このスキルの不足は全体のパフォーマンスに影響を与えるからである。例えば、優れたアイデアを持っていても、それを適切な相手に、適切な方法で、適切なタイミングをとらえて伝えられなければ、そのアイデアが日の目を見ることは難しくなるだろう。 また、資格試験や検定試験などによって明確に数値化で
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