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ブックマーク / katoler.cocolog-nifty.com (4)

  • 小沢一郎の挫折と「不熟」なる政治 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    小沢一郎党首の辞任表明、そして、その撤回と、この一週間で振り子が大きく振幅し、「大連立」という言葉とともに民主党が迷走した。 当初、小沢一郎の辞意は固いと見られていたが、鳩山由紀夫ら党幹部の慰留に対して翻意し「恥をさらすようだが、皆さんの意向を受けてぜひもう一度頑張りたい」と両院議員総会で正式に辞意を撤回した。 辞任表明の直接の引き金になったのは、福田首相との党首会談後、党の幹部役員会で、自民党との連立を提案したところ、全員反対に近い形で拒否されたことだった。「何故その場で断ってこなかったのか」というような反対意見も噴出し、福田首相との間で阿吽の呼吸で進めていた交渉について責任がとれなくなったことへのけじめと、政権担当政党になるべき民主党のあまりの「未熟」さに怒り心頭に達し辞任表明に至ったと説明されている。 理念と現実を往還するのが政治政治家というものは、理念と現実の間を振り子のように

    小沢一郎の挫折と「不熟」なる政治 - カトラー:katolerのマーケティング言論
    matsuoka_miki
    matsuoka_miki 2007/12/07
    『「何故その場で断ってこなかったのか」といって反対した民主党の議員がいたというが、そうした人物の政治家としての感性そのものを疑わざるをえない』
  • カトラー:katolerのマーケティング言論: 自民の歴史的敗北とおぼっちゃん政権の立ち往生

    参議院選挙で、自民党歴史的大敗を喫した。 にもかかわらず、安倍総理は、政権続投の意向を示している。 安倍が曰く「教育再生、憲法改正など政権として、引き続きやり遂げなければならない課題がある」 そのコメントには、社会保険庁という腐りきった役所が引き起こした不祥事に端を発した「年金問題」という逆風に晒され、選挙にこそ負けはしたが、自分が掲げてきた理念や政策に対して有権者から「No」という審判が下されたわけではないという思いがにじみ出ている。 安倍首相にしてみれば、閣僚の相次ぐ失言や事務所費問題を契機とした松岡農林大臣の自殺、社会保険庁の怠慢が原因で降ってわいた年金問題と、自らの直接の失政ではない事柄によって、政権に対する世論や求心力が急降下してしまった。「戦後体制からの脱却」という、自身が掲げた高邁なゴールに向かって、全速力でフェラーリ(政権)を駆ってハイウェイを疾走するつもりでいたのが、タ

    カトラー:katolerのマーケティング言論: 自民の歴史的敗北とおぼっちゃん政権の立ち往生
    matsuoka_miki
    matsuoka_miki 2007/07/31
    『避難所を訪問したまでは良かったが、「必ず復興させますから頑張ってください」と励ましの声をかけた老婆から「それより私の年金のことをちゃんと面倒見てください」と逆にたしなめられて絶句してしまう』 うむ
  • カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる

    このごろメディア関係者と顔をあわせると、必ず「景気が悪い」という愚痴り大会がはじまる。 紙メディアの凋落現象については、今に始まったことではないが、現在、進行している状況がこれまで経験したことのない事態であるということが徐々にわかりはじめている。 過去にも厳しい時代はあったが、その厳しさは、バブル経済崩壊後に続いた日経済の長い停滞など、言い訳になる比較的明確な理由があった。実際、これまでの経験則でいえば、日の大手メディアの広告収入は、日経済の体温を先行して反映する指標になっていて、現実の景気回復曲線に先立って、テレビ、新聞などの広告収入は増加に転じていた。企業は、景気回復を見込んで、新製品の市場投入や新規投資を行い、そうした先行投資が広告市場に流れ込んでいたからだ。 しかし、事情は変わった。日経済は昨年から、回復傾向が鮮明となり、今年の春までは日中が株高に湧いたにもかかわらず、大

    カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる
    matsuoka_miki
    matsuoka_miki 2006/10/31
    締めが効いてます。しかしこのCMは確かにすごいな。
  • 「ワールド・トレード・センター」とハリウッド映画の敗北 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    9.11からまる5年が経過して、オリバー・ストーン監督作品「ワールド・トレード・センター」が公開された。ベトナム戦争を批判的に描いた「プラトーン」「7月4日に生まれて」などで社会派の映画監督として知られるオリバー・ストーンが、9.11をどのように描いたのか、興味深く思って映画館に足を運んだ。 公開後の米国での観客動員数やこの作品に対する評判は、まあまあのようだが、オリバー・ストーンのファンからすると、この作品には失望を感じざるを得ないだろう。というのも、これまでのストーンの作品に見られた「社会批判」の目がこの作品では、すっぽり抜け落ちてしまっているからだ。映画は、9.11テロが発生した時に、強い使命感を持ち、命を賭して被災者の救出に向かった湾岸警備局警察の警官が、ビルの崩落によって生き埋めになり、救出されて九死に一生を得るまでの過程を描いている。 2886名の犠牲者と20名の生存者 288

    「ワールド・トレード・センター」とハリウッド映画の敗北 - カトラー:katolerのマーケティング言論
    matsuoka_miki
    matsuoka_miki 2006/10/18
    相変わらず読ませるなあ、カトラーさんは
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