昨日、日本酒の定期購入サイトであるSAKE LIFEがCampfireに登場し、一瞬で目標金額を達成した。本誌では先日のブロガソンで、モノの定期購入市場には注目していないとの見解を発表したばかり。ただ、モノの定期購入市場にもパターンがある。少数で運営すればそれなりの規模で継続可能なモデルのパターンの仮説を立てたので、本稿で紹介する。(サービスを財とした方がスケールするという考え方に変わりはない) 本稿執筆にあたり、定期購入サイトの事例を調べるために、2012年注目の人気定期購入サービスの特徴と新たな兆候 を参考にさせていただいた。 ニッチな趣向品に絞ることでテイストグラフが形成される まずは財(プロダクト)の視点。 参照記事を拝見したり、ニュースで目にするものを鑑みると、「趣向品」と「コモディティ」の2種類に大別される。今回取り上げたSAKE LIFEは日本酒という趣向品を扱っており、一方