ベアリング大手の日本精工は2012年6月6日、国内の全役員や幹部社員、営業など一部の社員を対象に米アップルの「iPhone 4S」を約1000台導入すると発表した。KDDIから調達し、2012年7月をメドに使い始める。 役員や幹部社員はスマートフォンを使うことで、意思決定を速めることを狙う。営業部門の社員は外出先でメールやスケジュールを素早く確認できるようになり、顧客対応のスピードが増すという。将来的には、スマートフォンで製品や在庫情報などを見られるようにする予定だ。 これまで日本精工は役員や幹部社員などにKDDIの携帯電話を貸与していた。