In today's Wall Street Journal, economist Bill Easterly channels Friedrich Hayek to take on economist Jeffrey Sachs. An excerpt: Hayek's great book [The Road to Serfdom] is all about the dangers of large-scale state economic planning, courageously written in 1944 when Soviet central planning, technocratic socialism and administrative control of the wartime economy appealed as a peacetime model to
http://www.asahi.com/politics/update/0105/007.html 各所で話題沸騰のこの記事。すでにid:kamo_negitoroさんも指摘しているように、同じ記者団とのやり取りの内容が、毎日新聞と日経新聞では、首相が労働時間規制除外制度に慎重な態度を示したという形でまとめられています。 朝日の記事の中の 「日本人は少し働き過ぎじゃないかという感じを持っている方も多いのではないか」 「(労働時間短縮の結果で増えることになる)家で過ごす時間は、例えば少子化(対策)にとっても必要。ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を見直していくべきだ」 という首相の発言はおそらく事実なのでしょう(首相官邸からの抗議もないようですし)。 ただやり取り全体のニュアンスについて、朝日新聞が毎日や日経と正反対の書き方をしているというのは気になります。記者と首相とのやり取り
絶版書籍、ネット閲覧可能に・政府が著作権法改正へ 政府は絶版になった出版物をインターネットで閲覧できるようにするため著作権法を改正する方針を固めた。国立国会図書館などの公的機関が専門書を非営利目的で公開する事例などを想定している。著作権者に一定の補償金を支払えば許諾がなくても文書をネットに保存・公開できる仕組みを検討する。入手困難な出版物を利用しやすくし、研究活動の促進などにつなげる狙いだ。 政府の知的財産戦略本部(本部長・安倍晋三首相)が今夏に策定する「知的財産推進計画2007」にこうした方針を盛り込む。知財本部は2008年の通常国会での著作権法改正案の提出をめざし、文部科学省などとの調整に入る。(16:01) http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070105AT3S0300305012007.html これはたいへんによいですね。というかこの方法で
Marks & Spencer, a supermarket and clothing chain with 400 stores throughout Britain, recently announced that it is converting its entire range of coffee and tea, totaling 38 lines, to Fairtrade, a marketing symbol of “ethical production.” The chain already sells only Fairtrade tea and coffee in its 200 Café Revive coffee shops. It is also boosting its purchases of shirts and other goods made with
今年最初のブログ更新と言うことで、本当は違うネタで行こうと思っていたのだけど、折角山形さんやfuku33さんからコメントを頂いて議論が盛り上がった(たぶん)ので、どういったところが対立点になっているのかここで改めて整理しておこう。 まず、議論の前提となっているのは、世界的に農産物価格が下落傾向にある中で、コーヒー農家に代表される途上国の農民の多くが貧しい生活から抜け出せないでいる、という認識である。その上でそういった途上国の生産者に対する援助としてどのような方法がありうるか、と言った時に、次の二つが代表的なものとして思い浮かぶだろう。 (1)生産者がより付加価値の高い商品を生産して「自立」できるよう信用・技術面でのサポートを行う。 (2)生産者がグローバル市場における農産物の価格変動による打撃を受けないよう、「公正な価格」で買取りを行う。またコストの上昇分は何らかの形で消費者に転化する。
http://slashdot.jp/articles/07/01/05/161231.shtml その中でリンクされているので気づいた。 http://00089025.blog8.fc2.com/blog-entry-303.html どれくらいの著作権保護期間であれば適切か、という議論に際しては、逸失されていく著作物の問題というのは、本質的な論点ではなかったはずだ。電子情報のレベルで言えば、知的財産(知的財産権のことではない!)は作成後5年にも満たないうちにネットから消滅しているのが現実である。この法律が成立すれば、逸失されていく著作物の問題とは無関係に、著作権の保護期間は縮小され短縮されて然るべきなのである、という議論が出来る。 ということを前提として、強制利用制度の採否について論じなければならない。個人的には、かえって保護期間延長の布石として悪用されるから反対という論を張るよりは
表題はちょっと大げさだが、最近の首都圏を中心とする地価上昇は部分的にバブル化しているにせよ、日本経済にとっては貴重なサポート要因であると私は評価している。私は経済の先行きに悲観的な立場だが、それでも経済が過去何度が到来した危機に陥ることはないと思っているのは、地価の持ち直しがあるからだ。 見出しの“バブル”は「地価上昇」という程度の意味であり、別にバブルを起こせ、と言いたいわけではない(起こそうと思っても簡単には起きない)。地価が上がると「すわバブルか」と騒ぎ、あたかも政府(金融庁)・日銀が地価抑制に乗り出すかのような論調が問題ではないかと思う。バブル期はマスコミも地価高騰の抑制を訴える論調が目立ち、そうした世論を背景に日銀はバブル退治の利上げに邁進(三重野総裁は“平成の鬼平”と奉られた)し、大蔵省は劇薬となる「土地融資の総量規制」に踏み切った。 そしてその結果がバブル崩壊であった。バブル
だろうなあ、と思った。昨年暮れ、ある新聞(経済系です)の社説を見たときの感想である。個人的にはもちろん分配率の引き上げは歓迎である(笑)。しかし、いくらわが国が社会主義的な体質であるとは言え、曲がりなりにも資本主義経済陣営に属し、かつG7の主要メンバーでもある。そういう国のマスコミなのだから、いくら消費増大のためとは言え、労働分配率の引き上げを唱えてしまうと、社会主義国家の機関紙みたくなってしまう。 人材も重要な資本なのは間違いない。しかし、人材にどれだけのコストをかけるべきかは個々の企業経営の判断に委ねるしかない。経営側に多くの問題があるのは確だ。年功序列の廃止・成果報酬の導入などは、本来は能力に見合った報酬を与え、組織を活性化させる狙いがあるが、実際には単なる人件費抑制の仕組みと化し、組織の沈滞を招いた例が多いだろう。 とは言うものの、社会的圧力によって労働分配率を引き上げさせ、それに
ちょっと前の話題ですが、ニセ科学がらみで「穏健な宗教と科学は共存できる」というような言い方がされてました。でその、「科学と共存できる穏健な宗教」ってどんなんだろう、というのがどうもよくわからない。「穏健」というのが、単に狂信的でないとか暴力的でないとか反社会的でない、というのであれば、まあ日本にある大抵の宗教は穏健ということになるんでしょうが、「科学と共存」というのがどうも。科学者の人とか信者の人とかは結構はっきりした考えがあったりするんでしょうかね。よくわからないので、科学も宗教もろくに知らないなりに考えてみました。 まず、自分にとっての宗教っていうと、法事には一応出席する、仏壇の前や墓参りの時はなんとなく心のなかで死者に語りかける、各種お祭りはわりと好き、神社仏閣に行けばお参りする、くらいのものでしょうか。僕は基本的に科学を信用していて、神とか霊魂とかはある種のファンタジーだと思ってま
Mercer, Christia. 「初期近代のアリストテレス主義の活力と重要性」``The Vitality and Importance of Early Modern Aristotelianism.'' In The Rise of Modern Philosophy. Edited by Tom Sorell, 1993. 33--70. ISBN 0198236050 The Rise of Modern Philosophy: The Tension Between the New and Traditional Philosophies from Machiavelli to Leibniz 作者: Tom Sorell出版社/メーカー: Oxford University Press発売日: 1995/12/28メディア: ペーパーバック クリック: 7回この商品を含むブ
TOKIOに提供した「宙船」を試聴してみたら、中島みゆきの「ナカジマミユキ化」が進んでいて驚いた。昔はもう少しさらっと唄っていたとおもうのだけど。 こういうのはよくよくあることで、矢野顕子の「ヤノアキコ化」とか、萩原健一の「ショーケン化」とか、トム・ウェイツの「トムウェイツ化」とか。「勝手にシンドバッド」を久しぶりに聴いてみたら、桑田佳祐も結構さらっと唄っている。いまモノマネ*1で、こういう唄い方したら、多分似てないって言われると思う。 モノマネといえば、昔、ザ・ぼんちのおさむの真似によってなんか最ブレイクした橋幸夫が、必要以上に首を振りながら、「潮来笠」を唄ってたのを思い出す。まさにモノマネという表象によって、表象の対象であった人間が変わってしまったんだろう。橋の例は意図的なものだったとしても、結構そういうのってあるんじゃないかな。児玉清も「コダマシヨシ化」していってるのかもしれないし。
引き続き、『生きているのはひまつぶし 深沢七郎未発表作品集』より抜書き。『三島由紀夫は少年文学』 深沢七郎 三島由紀夫が死んだときに、ああ、この人は自分の小説が少年の世界、文学少年のまんまの小説だっていうのを、四十五(歳)の目で見てわかったんだなと思った。三島由紀夫っていう人は頭が良かったから、自分の小説が四十五歳の人間が書く小説ではないということがわかったわけです。そこに、限界を感じ、絶望して、それで政治に走ったなって思ったね。結局、文学の世界が三島由紀夫をああいいうふうに殺してしまった。あんたもう、ダメですってね。 ある意味で、頭がいいということは自分を誤っちゃうね、ちょっと水泳がうまいからといって水泳を一生懸命やったり、柔道や剣道がうまいからといってやりすぎて、体をこわしちゃうのと同じことだ。”ちょっとした生兵法、大けがのもと”というのが三島由紀夫じゃないかな。あの人はお坊ちゃん育
構成 1 立論 2 シェーマL 主に「セミネール」第2巻を参照し、ラカンの基本的ターム、主体、自我、対象、〈他者〉の四つ組を紹介する。 3 シニフィエ、意味作用、意味、並びにそれらとシニフィアンの関係 主に「無意識における文字の審級、あるいはフロイト以後の理性」を参照し、これらのタームを導入する。 4 欲求、要求、欲望、そして欲動 主に「フロイトの無意識における主体の壊乱と欲望の弁証法」を主に参照し、これらのタームならびに欲望の弁証法を導入する。 5 転移、分析家の現前、分析家の欲望 主に「セミネール」第11巻を参照し、これらのタームを導入する。 6 問いの回帰、対象a 対象aの概念を展開しつつ、問いへの回答の準備を行う。 7 精神病 主に「セミネール」第3巻を参照しながら、精神病と神経症の関係から、立論において提出された問いへの暫定的回答を試みる。 8 信仰と
The United Nations and African Union have announced a new drive for peace in Sudan's troubled region of Darfur. Jan Eliasson, the UN special envoy to Darfur, is to travel to the region to try to stop fighting between rebel groups and the Sudanese government. The UN wants to strengthen peacekeeping troops but there is conflict with Sudan over the number of UN soldiers to be deployed there. At least
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安藤百福が五日亡くなった。九六歳。天命とも言うべきかもしれないが、死に際して心筋梗塞で苦しくなかっただろうか。チキンラーメンの開発者であり、カップヌードル開発の事実上の総指揮者でもある。近年の連ドラ「てるてる家族」やプロジェクトX「魔法のラーメン 82億食の奇跡」などで生前から伝説化が進んでいた。確かに日本的な苦労とジャパニーズ・ドリームを実現したような人生である。が、日経新聞に掲載されていた「私の履歴書」の書籍化「魔法のラーメン発明物語」(参照)を読み返すと、そうしたわかりやすいグレートマン伝説とは少し違う、昭和史を体現した興味深い人物が浮かび上がってくる。 安藤が伝説のチキンラーメンの開発に取り組んだのは私が生まれた年、昭和三二年のようだ。その時、彼は四七歳。翌年開発に成功する。ざっくり見て、安藤百福の今日の栄光のスタートは五〇歳であった。顧みて四九歳の自分には人生をやり直してチャレン
Tim Berners-Lee Date: April 1997 Status: personal view only. Editing status: not perfect. Up to Design Issues Axioms of Web Architecture Links and Law: Myths See Links and Law before reading this. Myth one Myth: "A normal link is an incitement to copy the linked document in a way which infringes copyright". This is a serious misunderstanding. The ability to refer to a document (or a person or any
日本経済団体連合会が発表した「希望の国、日本」の100頁には、 循環型社会の構築に向けて、経済界は『環境自主行動計画』に基づき、産業廃棄物最終処分量の削減をはじめとした3Rに取り組む。国・地方などによる取り締まり強化や電子マニフェストの普及などにより、不法投棄の撲滅をめざす。また、生産施設を活用したリサイクルや広域的な処理の推進など、環境負荷の低減に資するリサイクルを行いやすくする規制改革を推進するとの記載があります。 「環境負荷の低減に資するリサイクルを行いやすくする規制改革」として私がご提案申し上げられるのは、「消耗部品等のリサイクル活動については、特許権、実用新案権、商標権、著作権等の知的財産権を行使できないような法改正を行う」ということです。もちろん、「自らの社会を自らの手で支えようという気概や、社会全体の福祉の増進に貢献するといった意味における公徳心」(78頁)を重視し、「自己中
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