平均的な馬一頭の馬力は、実際には何馬力ほどなのでしょうか?
IT化を推進するということは「ペーパレス化の促進」のような効果をうみ、地球環境にとても良いことである、と思い込んでいたのだがどうも最近はそうではないらしい。Nicholas Carrは近頃コンピュータの電力消費量の増加について興味満載らしく、下記のエントリーを書き、問題提起をしている。 "Server electricity use skyrockets" "Avatars consume as much electricity as Brazilians" 上記のエントリーのポイントは下記の通り。 2000年から2005年にかけて全米のサーバー(但し、Googleの構築しているようなカスタムサーバーは調査対象から除く)の電力消費量が2倍にまで膨れ上がった 2005年のサーバーの電力消費量は、全米のカラーテレビの電力消費量に匹敵するものである Second Lifeのアバター1つあたり、年
マンキュー先生のブログ経由 最近、このブログでも取り上げている大統領選挙ネタですが、クリントンに経済政策はない! とか書いたばかりで、こんなはっきりとした中国・日本犯人説を披露するとは 笑。 http://clinton.senate.gov/news/statements/details.cfm?id=269895&&s <But if China or Japan made a decision to decrease their massive holdings of U.S. dollars, there could be a currency crisis and the U.S. would have to raise interest rates and invite conditions for a recession. While it can and will be d
タイトルを試験的に変えてみます。"Turning and turning in the widening gyre."(Yeats "The Second Coming") 四元康祐という優れた詩人に「パリの中原」という作品がある。 パリのルーブル美術館を訪れた語り手が、そこで中原中也に話しかけられる。「僕、中原中也って云うんだ。おじさん、君の名は?」語り手と中原は話しながらパリを歩く。フランス詩が好きな中原は生前、「英米の詩は読む価値がない」と言い放ったが、語り手はエリオットとヒーニーの仏語訳を彼に手渡し、英米の詩もそれほど悪いものではない、と言う。 ユーモアに溢れた短い詩で、「中原と語り手」の関係は一見「ヴェルギリウスとダンテ」の関係に似ているけれども(作者には"Beatrice, who?"という詩もある)、『神曲』地獄編とは雰囲気は全く違って、文体も内容も軽快だ。 以下、私の勝手な
先日、例によって衆議院TVをつけっぱなしにしていたら、予算委員会の分科会の質疑で、民主党のなんとかいう議員が、地元の新潟県で暖冬のため建設業者が除雪の収入が上がらず困っている、みたいな質問をしていた。低利融資とかいろいろな支援策がどうとか話していたが、つきつめると、困っている地域のために政府がなんらかのかたちで金を出せないかというそういう類の話、ということになるんだろう。 資源の再配分は政府の主要な機能だから、そういう話はありうるしあっていいわけだが、それがばらまきになってしまってはいけないというのもまた当然。政府の対策というのはどうしても融通が利きにくかったり、無駄が生じやすかったりするし。そこで、というわけなんだが。 といっても、別に新しいことをいおうとしているのではない。以前書いたものを焼きなおして、「自治体間リスク取引市場」を作ってはどうかと再度いいたいだけだ。 タイトルに「市場万
オウム事件で一世を風靡した上祐史浩氏が、オウム真理教の後継教団アーレフを離れるという報道は、皆様御存知のことと思いますが、その上祐氏がオフィシャルサイトを作っています。そこで、雑誌のインタビューが再録されており、彼のオウム事件後の心境について知ることが出来ます。 宮台 元代表への帰依から離れていくのはオウム真理教の性格を考えればとてつもないことです。 何を契機にして帰依から離れていけるのでしょう。先ほど申し上げた正統性問題も絡みます。ヒントがあれば教えてください。 上祐 新団体を視野に入れたときに、「新しい宗教」ということをテーマにして、特定の人を帰依の対象とするのではなく、教義を帰依の対象にしていこう、と。 きっかけは「97年くらいにハルマゲドンがある」という予言があって、予言に宗教生命を賭けてもいいと言い切った元代表が、まさに97年くらいから不規則発言を始め、信者を含めた現実の世界とコ
Living, Loving, Thinkingさんのところで、International Herald Tribune の「The twisted religion of Blair and Bush」(Phillip Blond and Adrian Pabst International Herald Tribune FRIDAY, MARCH 10, 2006) という記事が紹介されていました。 さらに、16世紀以降のナショナリズムと人種主義の勃興――”Historically speaking, secular nationalism and racism undermined religion's universal claims and tied faith to state power.”「世俗的リベラリズム」の勃興がここでいうナショナリズムと平行していることはいうまでもな
1997年に開催された「キリスト教と文化研究所・科学史フォーラム」で、キリスト教と文化研究所 研究員 藤井清久氏が行った「ダーウィンと現代カトリック教会」という講演では、カトリック教会の進化論に対する態度が概観されています。 1 『種の起源』(1859)から19世紀末までのカトリック教徒および教会 (中略) 1875年にカトリックの科学者が設立した「ブリュッセル科学協会」の機関誌『科学問題雑誌』は、どちらかというと進化論に好意的な論文を掲載し、また 1888年より3年ごとに開催された「カトリック国際科学会議」は、第一回、第二回会議でこそ、進化論に反対する議論が優勢であったが、第5回会議(1900年)では、カトリック科学者による、ダーウィン主義の受容が一般的雰囲気となった。 (中略) 3 ピウス十二世の「フマニ・ゲネリス」(1950) カトリック教会における、ダーウィン理論の受容史において、
集積所のゴミについて、市の所有権を主張した上で罰則を禁止する法設計について、tihoujitiさんがコメントされています。 しかし何で「所有権帰属型」を採用するのだろう。単に、適切なリサイクルの実施という観点から無秩序な持ち去り行為を禁止すればいいのではないだろうか。 http://d.hatena.ne.jp/tihoujiti/20070304#p2 所有権は一方的な宣言によって認められるものではない、という趣旨は、私も過去に書いたことがあります。 http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20050512/p1 私が前述の記事を書いたころは、罰金等の罰則規定が無く、所有権の主張のみで窃盗罪に引っ掛ける、という、ちょっと無茶な法設計が見受けられたものでした。最近は、ご指摘のとおり条例に罰則規定を設ける法設計が主流のようで誠に喜ばしいところです。 罰則規定の根拠について、
※平成20年8月19日、この記事の内容で、契約終了による建物買取請求権について期間満了、合意解約の両者の違いについてご質問があり、従前の記載は不明確であったため、この部分の記載を更新しました。しかし、記事はあくまで私の備忘録であり、正確性については担保致しませんので予めご了承お願い申し上げます。 ○借地借家法の話しです。建物所有目的での土地賃貸借契約書の殆どのサンプルには 第○条(原状回復義務) 1.本契約が終了したときは、借主は自己の費用で本件土地を原状に復し、これを貸主に返還する。 2.土地の返還が遅延した場合、借主は貸主に対し賃料の○倍相当額の遅延損害金を支払う。 と記載されています。 ○これは土地を借りてその上に建物を建築して使用する土地賃貸借契約が終了した場合、借主は終了と同時に建物を解体収去して土地を元の更地の状態に戻して貸主に返還しなければならず、もし建物の解体収去をせず土地
■[司法]新司法試験の合格者は5000人が相当 by米倉明教授@戸籍時報609号52頁 資格試験として,ロースクールでまじめに勉強した者は全員パスする程度とすべきとされています。 また,司法試験の必須科目には,「法と経済学」,「法と文学」,「法哲学」などを入れるべきともされています。 また,現行の,ロースクールの3年制(真正未履修者)は,生徒が天才ばかりであることを前提しているとしか思えないとし,ロースクールを4年制にすべきとされています。 また,そのかわり,法学部は廃止すべきとしています。「現在の法学部生の圧倒的多数がやる気がなく,トコロ天式に卒業させる大量生産であること,企業や官庁にいる法学士は法律的な物の考え方が何もできていないこと」などを理由とされています。
東京外大の先生に聞いたのだが、今年の中国語学科の受験者数が激減して倍率が1.5倍ほどになってしまったそうである(正確な数字は秘密なので聞けなかったが)。2,3年前まで中国語は花形学科で、外大なんて就職が少ない(失礼!)のに、中国語を学んでいたというだけで企業から引く手あまただったらしい。もちろん、今でも中国語学生は企業から人気があり、なぜ学生たちが急に来なくなってしまったのか、先生たちは首をひねっている。 有名私大に受かっても、外大は国立だから授業料が安いという理由で入学者数が増えてきているようだが、中国語だけが突出して学生が減ったという。理由として考えられるのは、最近ネットや2ちゃんねるを中心に若者が保守化しているので、中国に反感をもつ学生が増えているからではないかと言う。僕は「まさか」と思ったが、大学側では本気でそう考えられているらしい。 もちろんいまの若者はそれほど就職に苦労しなくな
自分の声を録音して、それを再生した時に「こんなの自分じゃない」と思った経験はないでしょうか?「自分の声はこうなのか…」が来るより先に、コレハ自分デハナイという拒否感が来るような経験が。またスナップショットで取られた自分の姿、顔をみてびっくりしたり。コレハ自分デハナイ。毎日鏡なんかで見ているはずなのに。毎回何を見ていたのか…。 私たちは第三者的に自分を見ていないぶんだけ、他の人とは違った自分の見方をせざるを得ないのです。そしてそれが美化みたいなものである場合も決して少なくはないはずです。確かにそれは気付けば恥ずかしいと思わせることでもあります。でもだからと言ってその「外」から見たものがすべて客観的で正しいという話には決してならないはずだとも考えます。 自分の中を通らない自分の声、自分の容姿の映像・写真などは、言い訳のしようがないほど客観的なところを持ちます。ですが自分に対して自分の目が曇るよ
というほど大げさなものではありませんが、目の前にブックオフに出店されたらびびってしまうのが人の子というものです。私も一度5メートルの道を挟んだお隣に出店されたときには、売上30%ダウンは覚悟しました。下手したら閉店だなぁと。実際町田のスーパーブックオフレベルの店だと間違いなくそうなってたでしょうが、出店してきたのは平均的な100坪ほどの店でした。その規模であれば、何とか戦えるチャンスもあるものなのです。結果的にその店は5%ダウンとなりましたが、今もかろうじて生き残っています。分析をおこなった結果、こういう対策が有効なのではないかと。 その1 勝てないジャンルは切り捨てよ! 新刊書店が新古書店に絶対に勝てないジャンルというのがあります。それが文庫です。そもそも文庫というのは単行本の廉価版という意味合いが強く、コンテンツとしては書き下ろしを除いてほとんどが過去に出回ったものです。ということは、
本日は町田のスーパーブックオフです。この店はブックオフの中でもズバ抜けた売上を誇る最大の旗艦店です。坂本社長によると、ブックオフは世界一の古本チェーンらしいので、この店は世界一の古本屋ということになります。売上は月商5500万と言いますから、新刊書店での売上に換算すると、1億2千万は少なくとも売っている勘定になります。間違いなく町田最大の書店と言っていいでしょう。 この店を5年前に初めて見たときの衝撃は忘れられません。正直なところコレが出来たのが自店の近くでなくて本当によかった、と心底思えるちょとシャレにならない店なのですね。 そもそも地下1階地上3階の4階建てのブックオフというところからして反則です。しかも1フロアで100坪ぐらいあります。B1こそアダルトとゲーム・CD・VHSなどのリサイクルという混合の構成ですが、1階はコミックだけ。2階は文庫と新書だけ。3階は単行本だけとなっていて、
ここ数年、「相棒」にハマっている。発見したのは午後の再放送で、「おー、水谷豊だ。おじさんになったなあ」が第一印象だった。「男たちの旅路」で吉岡(鶴田浩二)に反抗する陽平を演じた水谷は、当時の鶴田と変わらぬ年齢になった。鶴田びいきの俺でさえ、現在の水谷の方が演技者として成熟していると思う。 水谷演じる杉下右京警部は、頭脳明晰の東大出身のキャリアながら、変人ゆえ出世コースから外れた。「人材の墓場」特命係に配属され、亀山薫(寺脇康文)と「賢兄愚弟」の凸凹コンビを組んでいる。図体の割に役に立たない亀山だが、右脳的閃きと情熱で杉下を助け、事件を解決に導くことが多い。 強烈な存在感を放つのが、杉下とは浅からぬ因縁のある小野田官房長(岸部一徳)だ。「もう一度、僕と組まない」と提案するも、いつも杉下にかわされている。杉下と別れた妻たまき(高樹沙耶)、亀山と妻美和子(鈴木砂羽)の4人が、たまきが経営する小料
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