先のエントリ「まだシンポジウム報告前半までしか公開してないけど…」についた jrf さんのコメントにお返事。長くなったのでエントリ立てます。 jrfさん: 「敵対的審理」がなかったことが今回の大きな問題の一つであるという理解をまずしました。これまでと違う大きな判断がなされるときは、必ずそのような手続きがどこかで必要だと思います。私は倫理委員会の改善を望みますが、倫理の専門知識を持つ弁護士がうまく介在できるような社会もあるのでしょう。 どうもです。 米国が「弁護士がうまく介在できるような社会」であるかはかなり疑問なわけですが、この国では人権を守るための仕組みがもうそれしかないんです。 疑問であるというのは、わたしは以前からインターセックス医療の問題に取り組む中で、ほとんどの州において未成年の患者の不妊手術には裁判所の許可を必要とする法律があるのに、どうしてインターセックスの子どもに対する子宮