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シラク大統領は、19日、ブルターニュのイル・ロング基地で基地関係者を前に演説したが、その中に核の使用の可能性について触れた部分があった。日本人にとっては聞き逃すことのできない発言。演説の全文がル・モンドに掲載されている。 Jacques Chirac, président de la République "Protéger nos intérêts vitaux" LE MONDE | 19.01.06 | 13h57 基地には核兵器搭載の潜水艦があり、そこに勤務する人々へのねぎらいのことばが、のっけから、その核抑止力の維持の職務について触れることではじまる。そして、核抑止力がフランスにとっていかに重要かということについて、具体的な装備、その近代化、また核拡散防止条約の遵守について触れながら、手をかえ品をかえ長い演説が続く。抑止力の意義についていつもよりかなり強いトーン。そしてかなり終り
欧州の複数の国からこの1週間ほどそれぞれの国の徴兵制の問題についてのニュースが入ってくる。一見ばらばらに出てきたニュースだが実は大元のところでつながっているようだ。 まずは海外ボツニュース風のものからいくと、 ネット依存症で徴兵制が危機に? フィンランド軍は徴兵されてネットサーフのできず鬱になった若者たちを自宅に帰す。 Le service militaire menacé par la dépendance au net ? L'armée finlandaise renvoie chez eux de jeunes appelés déprimés de ne plus surfer sur Internet. le 04 août 2004 www.lci.fr インターネットの普及率が世界で最も高い国の一つであるフィンランド、若者の中には昼ごろ起きだし夜中まで一人で引きこもり状態で
日本時間で1月11日の正午過ぎに、ブッシュ大統領は新イラク戦略を発表した。中間選挙で共和党の敗北で、ブッシュ政権はイラク戦略の見直しを迫られていた。12月中旬、超党派の「イラク研究グループ」が米軍の段階的撤退を含んだ提案を行い、それに対してブッシュ政権がどのような反応を示すのか注目されていた。そして、今日発表したブッシュ大統領の演説では、逆に2万人の米軍の増派計画を明らかにしたのである。同時に、イラク政府に対して今まで以上に国内の治安確保の責任を迫る内容であった。また、ブッシュ大統領は初めて、イラク戦略の間違いを認め、議会に対しても新戦略の検討を求め、必要があれば、戦略の修正にも応じるとの柔軟な姿勢を示した。米軍増派は、以前からネオコンたちが主張していた事柄である(以前のブログを参照)。ただ、アメリカの選択は「悪いものか、それほど悪くないものか」という2つの選択であり、これでイラク戦争の展
Italian soldiers are still dying following exposure to depleted uranium in the wars in Bosnia and Kosovo, their relatives say. Troops who served during the wars in the 1990s believe they have contracted cancer and other serious illnesses from extended exposure to the munitions. The US says it fired around 40,000 depleted uranium rounds during the Bosnian and Kosovo conflicts. A pressure group says
このエントリの続き。朝日の報道への反応(例えばこことかこことかこことか)を見ていると「そういえば朝日の報道も、事情を知らない人にとっては不親切といえば不親切かも」とも思ったので、昨日のエントリへの追記部分を敷衍しておく。 まず1月8日の朝日の報道に欠けているのは、日中戦争における陸軍*1の「捕虜政策」、というより捕虜政策の欠如の解説である。1937年に日中双方とも宣戦布告をしないまま実質上の戦争状態に突入した後、1941年12月の日本の対英米開戦を受けて中国は日本に宣戦布告を行なう。日本側も1937年に遡って「大東亜戦争」と呼称するようになったわけだが、他方で当時の日本は国民党政府を否認し、(報道された文書が作成された43年の時点では)汪兆銘(精衛)の南京政権を「中国を代表する政権」と見なしていたわけで、日本側の主観によれば日中間に法的な戦争状態はなかったことになる。それゆえ、陸軍は中国軍
The United Nations and African Union have announced a new drive for peace in Sudan's troubled region of Darfur. Jan Eliasson, the UN special envoy to Darfur, is to travel to the region to try to stop fighting between rebel groups and the Sudanese government. The UN wants to strengthen peacekeeping troops but there is conflict with Sudan over the number of UN soldiers to be deployed there. At least
明日〇七年一月一日からEU(欧州連合)にルーマニアとブルガリアが新規加盟する。EUはこれで二七カ国体制となり、人口規模としては約五億人となる。ちなみに、米国が三億人。EUも米国に対抗できるブロック経済となったか。 のっけから余談にそれてしまうが、中国の人口は十三億人。私のような昭和三十年代生まれの世代からすると戦後の中国は人口爆発のような印象を持ちがちだが実際には人口の増加率は低下しており、おそらく早晩頭打ちになるだろう。富裕層や中間層も生まれつつあるので、アバウト過ぎる言い方だが、そうした層の経済力をEUや米国に換算すると二億人くらいなものだろか。いずれにせよ日本を抜いていく。 EUと米国はシニョリッジ(通貨発行益)ではないが貨幣コントロールができる。ユーロとドルの貨幣の強さがどうなるか。対立するのか。私はよくわからないが、ざっくりとしたところユーロにはドルに対抗する力はなさそうに思える
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