【都市伝説を追う】ナゾの太麺スパゲティー屋の正体は? 大手町、霞が関、銀座の“3姉妹”店 (1/3ページ) 昼休み。東京・大手町のとあるビルの地下レストラン街には、メディアで紹介されないにも関わらず、行列ができるスパゲッティ店がある。周辺の店のランチは1000円近くの値段なのに、ここはスパゲッティがいずれも500円台と実にリーズナブル。通りがかるたび、その行列の多さに敬遠していたが、「食わず嫌い」はよくない。知人のすすめもあって、店を訪ねることにした。 麺が太い! 待つこと10分。中に入ると、店の中は広くはない。というより狭い。カウンターもなく、4人がけと2人がけのこじんまりとしたテーブルが並んでいるだけ。どことなく、昭和の面影が残る…。 「相席、お願いします」。店員の女性にすすめられ、ひとつ席の空いた4人がけのテーブルへ。おそるおそる座るが、目の前のサラリーマンの男性は慣れたもので、目も