浅田彰氏が京都造形芸術大学の大学院長に就任されてますますパワーアップしていく造形大で、その浅田氏コーディネートの連続公開レクチャーが昨日からスタートし、第一回目として東浩紀氏がレクチャーを行った。 東氏と言えば批評空間によって浅田彰によって見いだされデビューした人なので、なんとなく両氏の間には師弟関係のようなものを想像していたのだが、実際は8年ほどは会った事も無かったというふうに、東氏がサブカル系オタク論に転向したある種の「裏切り」(浅田)を行った事によって随分二人の距離は広がっていたんだなと確認。別に仲が悪い訳ではないみたいだが。 浅田氏も早口だが、東氏もそれに劣らぬ早口トークで「社会契約と動物化ーオタク的公共性の行方」というタイトルのもとぎっしりとつまったレクチャーを展開。 導入・・・ 近刊の『リアルの行方』での大塚英志との(驚くべき噛み合なさの)対談の話から、2人の認識の違い「動物化
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