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ブックマーク / chikawatanabe.com (27)

  • On Off and Beyond: ビジネスを買って起業する

    新年明けましておめでとうございます。 さて、私の座右の銘。 Nobody can take advantage of you unless you let them 長いですなぁ。でも、時々ぶつぶつ心の中でつぶやいて、肝に銘じております。だから、当に座右の銘なのだ。 「結局、相手にいいようにさせているのは、自分の責任だ」 というような意味です。 元はといえば、今は亡き新聞の人生相談コラムニスト、Ann Landersの愛用フレーズ。 私はアメリカ人生相談が大好き。毎日新聞で欠かさず読んでいる。人気コラムニストのものは、全国のいろいろな新聞に配信されている。Dear Abby、マナー専門のMiss Manners、とか。道徳専門のRandy Cohenのは結構深い。どれも、いろいろとアメリカ文化・風習について勉強になります。パーティーに招かれたりプレゼントをもらったりしたら、手書きのカ

    On Off and Beyond: ビジネスを買って起業する
  • お食事券的ヒューマン2.0感想リンク集

    シリコンバレーに帰ってまいりました。出版記念パーティーは大勢の方にご参加頂きました。まだ参加いただいた方にお礼も差し上げておりませんが、ご足労いただいた皆様、大変ありがとうございました。 そもそも、パーティー開催の経緯は、元日経BP、今Sixapart日本代表のSさんから、ウェブマーケティングの秘儀を伝授いただいたこと。いわく、 「発売日にAmazonで150冊位オーダーすると、Amazonの売り上げトップ5に入る。で、そのをブロガーに配ることでダブル効果。」 そうか、そうか、と出版元の朝日の担当の方に言った所、 「それは大変良いですね。郵送はこちらでしますからブロガー150人の住所を教えてください。」 えええっ、そんなの知らん。。。調べるのも大変そうだ。。。ということで、ま150人つーのは無理としても、80人くらいお招きしてパーティーを開催、その場でを配るほうがラクじゃないか、という

    monolith
    monolith 2006/12/18
    「発売日にAmazonで150冊位オーダーすると、Amazonの売り上げトップ5に入る。で、その本をブロガーに配ることでダブル効果。」
  • セクハラを防ぐには

    毎日必ず読むのが、新聞の人生相談。全国の新聞にシンジケートされている人生相談がいろいろあるが、今うちで取っているSan Jose Mercuryに掲載されているのはDear Abby。「へー、アメリカ人はこんなことを悩むものなのか」という質問内容に対する驚きと、「へー、こんな風にアドバイスするのか」という答えに対する驚き、両方があります。 Abbyさんの回答が不適切だと思えば、それを読んだ読者からさらに多数の手紙やメールが来る。で、今週二度にわたって「回答に関する読者からの手紙」が掲載されたのが、「教会でいつも会う70代の男性が、いつもギューと抱きしめてくる。やめてくれ、と頼んでもだめ。どうしたらよいだろうか」という相談に関するもの。Abbyさんのオリジナルの回答は、 「ブラの中に画鋲を入れておけば、抱きしめた時痛くてやめるでしょう」 というお茶目なものだったのだが、「んな甘いことではイカ

    セクハラを防ぐには
    monolith
    monolith 2006/11/06
    ちょーおもろい
  • 消えていったベンチャー:SNSとかペットクローンとか

    シリコンバレーは「新しいビジネスが台頭」という話題で一杯だが、ビジネスがダメになった話はめったに出ない。ベンチャーなんて、成功するのは100のうち1つあるかないか。死亡ベンチャーやら、死なないまでも売上20億円くらいを脱することができない「living dead」ベンチャーの話を追いかけていたらキリがない。それに、アメリカ人は成功話が好きだから、「ダメになった話」「暗い話」はニュースネタとして「売れない」路線なのでありましょう。(・・・なので、インターネット検索は結構危険。会社が上り調子で話題になったときの記事ばかりたくさん出てくるので、日付をよーく見ないといけません。) ということで、今日はそのめったに出てこない景気の悪い話で、「ダメになったベンチャー」の、ペットクローンビジネスのGenetic Savings and Cloneと、SNSのFriendsterについて。 Genetic

    消えていったベンチャー:SNSとかペットクローンとか
  • 凶暴なリスとリス料理

    うちから車で7-8分行った所にCuesta Parkという公園がある。そこでリスが子供に噛み付いて怪我をさせたので、市がリスを退治することになった、というニュース。もともと、リスにえさをやる人もたくさんいたし、またゴミ箱もリスの主たる料源であった。そこで、リスがあされないようなゴミ箱を導入したところ、飢えたリスが乳母車に飛び乗るなどして、幼児の口からべ物を奪ったりと凶暴化。ついにけが人が出てしまったのでありました。 何度か書いたが、もともとリスは凶暴な上に意地悪である。(うちのチャイは、時々リスに「ゲゲゲゲ」と、せせら笑われれている。当だぞよ。) さて、一方でJoy of Cooking。アメリカで、「一家に一冊」というくらいスタンダードの料理書らしい。(ダンナ談)。我が家にも1973年出版のものがあるのだが、その453ページに「リス料理」が載ってます。皮の剥ぎ方の図解付き。 gr

    凶暴なリスとリス料理
  • 子供の頃の勘違い

    えー、About Meのページの下のほうに書いてあるが、私は3歳児検診で「軽度の知恵遅れ」と診断され、無理なことをさせないようにという親の配慮によりひらがなも教えられないまま小学校へ行ったのであった。「無理なことを・・・・」というのは、3歳児検診をした保健婦さんの助言だったとのこと。その日は家族会議が行われ、 「ばかじゃないかと思ってはいたけど、当にばかだったんだ・・・」 と肩を落としたらしい。 「ばかじゃないか」と思っていた理由は 1.おとなしく、挙動がスローでボーっとしていた 2.言葉が遅かった上、幼稚園に入っても発音できない音がたくさんあった ということらしい。特にカ行はいつまでたっても発音できず、 「たらすが、たーたーってないてるよ」 と発言した際には、「とほほ、この子はホントにばかだよ」と悲しく思った、とのことである。(by 祖母) 今の私が、子供の頃の私を鑑みるに、「考える能

    子供の頃の勘違い
  • On Off and Beyond: インターネット時代に本屋はどうやって生き残るのか

    今、 「はろぉ、まいねぇむぃいず あんどりぅ・すみぃす」 という電話があった。スーパー・インド訛りだった。「おまえがAndrew Smithのハズないだろ」と笑えるんだけど、他人のアイデンティティを名乗らされているのは同情するよなぁ。 こちらはBusiness WeekのCall Center? That’s So 2004という記事。 Americans, it seems, hate calling a help desk or customer service number to find an Indian on the line. Well, guess what, America? India doesn’t particularly want to talk to you, either. 「アメリカ人はインドのコールセンターの電話が嫌いだけど、インド人だってアメリカ人と話し

    On Off and Beyond: インターネット時代に本屋はどうやって生き残るのか
    monolith
    monolith 2006/08/29
    「ちなみに、Kepler'sは「本好きのナンパ場」としても機能している。」
  • On Off and Beyond: ゲイの男子が生まれる確率

    ちょっと前ですが、スタンフォードショッピングセンターの洋服屋のショーウィンドーに生きたお嬢さんが二人マネキンとして入ってました。10秒に一回くらい動くんだけど、最初はびっくりした。まさか生きてるとは思わなかったから・・・。 ちなみに、スタンフォードショッピングセンター、その名のとおり、スタンフォード大学のもの。単位面積あたり売り上げは全米でも有数らしい。去年くらいま で、なんと大学が運営もしてたそうです。それ以降はショッピングセンター経営会社に委託してるそう。多角経営だのぉ。 スタンフォードは大学自体が独立 した「市」で、警察も消防署もある。(駐禁の取り締まりも厳しい・・・一度バス停に夜停めたら200ドル以上の罰金取られました。はい。)しかし、市役所的機能はないので、「市」の運営はパロアルトに外注。スタンフォードショッピングセンターからあがる税 金も、パロアルト市の収入になるそうな・・・と

    On Off and Beyond: ゲイの男子が生まれる確率
  • アマノイワトと流しそうめん

    昨日の続きっぽいのだが、日米での中途採用の感じについて。 日の新興ベンチャーだと、これはと思う人材を大企業から引き抜いてこようというときには、三顧の礼で手を変え品を変えお願いし続けて数年がかりで呼び込んでくる、という感じになる。 一方、シリコンバレーは3-4年でどんどん転職するのが普通の場所。一つの転職に時間をかけるのは無駄。よって、次から次へと登場する候補者をどんどん面接して評価して、よさそうな人はさくっと取らないと、別の会社に行かれてしまう。 つまり、日の中途採用は「アマノイワト型」。隠れてしまったアマテラスを誘い出すために、みんなで飲めや歌えの大宴会をしてじわじわと誘い出す形式。 シリコンバレーは、そうめん流し。目の前に流れてきたそうめんをサッと取らないと、そのそうめんは流れていってしまう。が、そうめんは次から次へとやってくるので、またいつかはいいそうめんがやってくる。シソとネギ

    アマノイワトと流しそうめん
  • On Off and Beyond:移民のいない日

    今日は「Day without immigrantsデモ」の日でございました。不法移民をサポートするため、不法・合法含め、多くの中南米系移民(多くはメキシコ移民)が仕事をサボタージュ、デモに参加する、というイベント。 「移民の自分たちがいなかったら、みんな困るだろう」ということを世に知らしめるわけです。 実際、労働集約的洗車場は機能せず。機械洗車と人海戦術ふき取り清掃を組み合わせたこの手の洗車場では、普段は、50人を超すであろう移民の皆さんがわっしわっしと車を拭いていて壮観である。洗車の上に車内も清掃してくれて10ドルそこそこという、驚きの発展途上国価格なのだが、コレもひとえに発展途上国のみなさんが働いてくださっているから実現しているわけです。いうなれば、ローマ帝国の奴隷制みたいなものだが、ローマと違って、労働者の側が自ら望んで働きに来ているのである。 私は今日歯医者に行ったのだが、ペルー

  • Stanfordでムンク展やってます

    Desire, Anxiety, and Loss: The Prints of Edvard Munchと題された、リトグラフなどの印刷モノのムンク展。先週末行ってきた。スタンフォード大学内のCantor Art Centerで6月までやってます。小さい展示室一つだけのこじんまりしたもんですが、中々よかった。有名な「叫び」も小さいリトグラフが一つあり。展示してあった中では、「Death in a Sick Room」が恐ろしくて好き。 Cantor Centerにはまた、ロダンの彫刻も室内外にたくさんある。フランス国外で最大のロダンのコレクションだそうだ。50点が展示してある。 「考える人」もあるぞよ。巨大な「The gate of Hell」も。前に見に行ったときは、フーンとしか思わなかったが、今回はMunchの世界に浸ってアートな気持ちになってからロダンを見たせいか、圧倒 された。「

    monolith
    monolith 2006/04/30
    素晴らしいなぁ
  • 枕の10分の一は垢とダニ

    寝る前にダラダラと読み続けている A Short History of Nearly Everything で発見した衝撃の一文・・・ 「6年たった枕の重量の10分の1は、剥がれ落ちた皮膚、生きているダニ、死んでいるダニ、およびダニの糞」 だそうです。(365ページ)But at least these are your mites(ダニ)、というのがせめてもの救いだそうな。

    枕の10分の一は垢とダニ
  • On Off and Beyond: エンジニアは神様です

    JTPAというシリコンバレーの日人のネットワーキングNPOをやってます。JTPAでは、ボランティアの有志にてニュースレターを発行しているのですが、毎年エープリルフール号には気合が入りまくり。 これまでは、アメリカンな文字でズラズラ書くジョークに凝っていたのですが、慣れてきた読者の皆さんから「つまんない」というコメントが増えたので、今年はビジュアルに2Dジョーク。JTPA社屋建設は、聖クンの気迫がこもってます。実は湖にも映りこんでいるところに注目。 ウェブ退化論は、いわずと知れたウェブ進化論のパロディーであるが、いちおー、私がテキストで原作(贋作?)を書いていったものの、4月1日直前のニュースレターミーティングで、その場でPhotoshopにて作成というやっつけ作品。ミーティングに出席していたAdobe Bridgeの開発者のAさんが、自らその場で手取り足とり指導という豪華なセッティング

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    monolith
    monolith 2006/04/11
    既に全国に1200万人の不法移民がいる
  • P2Pローン、もしくはソーシャル金貸し

    もちろん、私があなたにお金を貸してもP2PといえばP2Pなのであるが、もうちょっとシステマティックな金貸しシステムの話。 今朝のSan Joes Mercuryより The Loan Arranger: Online venture connects borrowers, lenders 金を貸したい個人と、金を借りたい個人をオンラインで直接結びつける、というビジネスを2月にはじめたProsperというベンチャーについての記事。 貸す側は、今のアメリカだと、銀行に預けるとせいぜい5%しか金利が付かないが、Prosperだったら14%くらいの金利が手に入るというメリットがある。 リターンがよければ、見合ったリスクもあるわけで、借り手が返せなくなったらそれで終わり。一応リスクを減らすため、借り手の履歴や借金の理由を確認する審査や、複数の借り手を合体させて1人の貸し手に貸す、といった仕組みはある

    P2Pローン、もしくはソーシャル金貸し
    monolith
    monolith 2006/04/04
    なるほど
  • 一輪車操業のシリコンバレー

    プレスのページを設けて、とりあえず最近日経産業に書いたコラムをいくつかアップしました。一番最近の記事は一輪車操業のシリコンバレー。先週、Mountain Viewという隣町(in Silicon Valley)を歩いていたら、一輪車に乗った男性が通り過ぎていきました。ヘルメットをかぶり、よろよろしていました・・・・という話を書いたわけではありません。(男性を見かけたのは当ですが)シリコンバレーという仕組みはまるで一輪車の曲芸乗りのようだ、ということ。 個人的には「伊能忠敬式」は時代遅れもお気に入り。日の大企業には「伊能忠敬系社員」がいる、という話です。では。

    一輪車操業のシリコンバレー
  • On Off and Beyond: 「きみはペット」に見るカーリーフィオリーナ三つ指幻想

    笑えます。Black and Gus 聞き取れなかった人は、下記リンク先の最初10行ほどを読んでからもう一回見てください。 Black and Gus Special thanks to Mozan.

    On Off and Beyond: 「きみはペット」に見るカーリーフィオリーナ三つ指幻想
    monolith
    monolith 2006/03/14
    きみはペットはなかなか面白い
  • 作るは困難・使うは簡単-リアルタイム・エンタープライズ

    新日監査法人の季刊誌、IPOセンサー2006年1月号に掲載いただいたコラムです。 *** シリコンバレーでソフトウェア産業に携わる人たちを見て感心するのは、「地に足の着いたこまごまとした開発」と、「個別の開発を思い切り抽象化した包括的ビ ジョンの構築」との間を、自在に行ったり来たりする能力だ。アプリケーションの開発は、コードをがりがりと書く仕事。一方で、アーキテクチャをしっかりと 作り上げるには、個別の開発から何段階も次元を上げ、高いところから俯瞰する哲学的思考が求められる。そしてその両方を行き来することで技術が進歩する。 「現実の泥沼をかき分けて進む力」と、「体系化する力」の両方が求められる、知的力仕事だ。 一方、これをソフトウェアを使うユーザの側から見ると、「概念形成期には抽象的で難しいものでも、それがアプリケーションに落とし込まれた暁には、非常に簡単でわかりやすいものになっている」

    作るは困難・使うは簡単-リアルタイム・エンタープライズ
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    monolith 2006/02/07
  • 24をしのぐ傑作「Battlestar Galactica」

    24の5シーズン目が先週始まった。 「You gotta trust me(ハァハァ)」 のJack Bauerさんのあれであるが、今回のシリーズはものすごいらしい。今朝の朝刊の記事でも、「評価も視聴率も絶好調」と書いてあったし、近くに住んでいる友人たちも軒並み絶賛。 「シーズン1は、途中で飽きて結局最後まで見られなかった」 とか、 「今まで一度も24を見たことがない」 という人まで、 「固唾を呑んで見入った!」 とのこと。請うご期待。 (私はDVDが出てから見ることにします) が、しかし今日の話題は、私が最近はまっている別のテレビシリーズBattlestar Galactica。Sci-fi channelというオタクチックなSF局の番組だが、その高度なストーリーラインで、 「テレビドラマシリーズの歴史上トップ5に入る」 という評論家もいるくらい。SFに限らず、全ドラマを母集団として、で

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    monolith 2006/01/22
    見たい
  • クリスマス(でない)パーティー

    今月はパーティーの月。いろんな会社やら組織やらがパーティーを開催。特にベンチャーキャピタルは、極めて気合を入れたパーティーをする。招待状も数枚組みだったり、何ページもある冊子状になっていたり。開催場所も、美術館を貸切にしたりとか。 が、いずれも「クリスマスパーティー」とは言わない。そう呼んでしまうと、キリスト教徒以外の人が来られないから。 私は日でカトリックの中学に通っていたのだが、一学年上にはとある割と大きいお寺の住職の娘がいた。さすがに学校のミサ(全員参加)で聖体拝領はしてなかったと思うが。そういう、宗教に大雑把な日から来た私から見ると、アメリカ人は当に信心深い。(Economistいわく、ヨーロッパ人から見ても、アメリカはとっても信心深いんだそう。詳しくはSurvey of America2参照)信心深いのはキリスト教徒だけでなく、ユダヤ・イスラムの人たちもそう。だから、彼らは

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    monolith 2005/12/21
  • PC vs ダム端:Google vs P2P

    ずいぶん間があいてしまったが、PC vs ダム端 そして囚人のジレンマの続き。前回の主旨は 「Googleの各種サービスのように、何でもインターネットの先のデータセンタのマシンが処理してくれるなら、手元にPCいらないよね、ダム端でいいよね」 ということだったが、今回は、この流れを押しとどめようと奮闘するP2Pについて。「囚人のジレンマ」は、その後考えたら、やっぱり違う、ということになったので、題は「PC vs ダム端:Google vs P2P」に変更します ;-p Googleは、「ダム端(的thin client)と高度なサーバ」という構造をプッシュ、IntelやMicrosoftは、「高度な処理能力を持つPCが偏在(じゃなくて遍在・・がりゅう-san 指摘Thanks)」する構造をプッシュ、という陣営わけです。 ちょうど良く、前回のエントリを書いた後、Googleがダム端老舗のWys

    PC vs ダム端:Google vs P2P
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    monolith 2005/12/20