コンピュータアーキテクチャの話 第481回 独自メニーコアチップでTop500 1位を獲得した中国の「神威・太湖之光」スパコン
東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 坂井修一教授 データフロー型と呼ばれるコンピュータアーキテクチャがある。これは、現在のコンピュータの基礎をなすフォン・ノイマン型とは異なるコンピュータアーキテクチャである。このデータフローマシンは1970年代に米MITで着想され、その後1980年代にかけて世界的に研究開発が進められた。その中で、国内では1986年よりデータフローマシンの「EM-4」が電子技術総合研究所(現:産業技術総合研究所)にて開発される。その時、アーキテクチャの研究及び試作機の開発を担当したのが、当時電子技術総合研究所に在席した坂井修一氏(現:東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻教授)らである。今回、この坂井修一氏にデータフローマシンから将来のコンピュータに至る展望を伺ったのでご紹介したい。 データフローマシンとアウトオブオーダー処理技術 現在のコンピュータは、
富士通と富士通研究所は12月16日、ビッグデータと呼ばれる多種大量のデータを負荷の増減に迅速に対応して分散並列処理を行う複合イベント処理技術を開発したと発表した。 ビッグデータからリアルタイムで価値を引き出すため、複合イベント処理技術が開発されてきたが、従来の処理方法で負荷の増減に対応するには処理を止めざるを得なかった。 今回、両社が開発した複合イベント処理技術は、処理を細粒度化し、その細粒度化された処理を実行中に他のサーバに移動する技術、および移動させる処理候補を最適に選択する技術によって構成される。これにより、時系列データの負荷増減に素早く対応して、イベント処理全体をサーバ間で動的に拡張・縮退可能とするとともに、処理自体の高速化も実現する。 同技術は、ビッグデータを処理する際に高い処理性能を維持しながら、複合イベント処理を止めずに負荷の増減に対応することを可能にする。これにより、大規模
OracleブログにJavaプログラミングに関するちょっとしたティップが「Tip #13 java.io.File Surprises (Byron Nevins)」として掲載されている。java.io.Fileの絶対パスに関する扱いが勘違いしやすいものだから注意するように、といった内容になっている。 掲載されているサンプルソールコードを若干アレンジしたものを次に掲載する。 import java.io.*; public class Demo { public static void main(String[] args) { try { String path = "/tmp/../tmp/../tmp/../"; File abspath = new File(path).getAbsoluteFile(); File canpath = new File(path).getCano
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