物価高騰に見合う年金額の引き上げを求める「年金一揆(いっき)フェスタ」が21日、東京・日比谷野外音楽堂で行われました。全日本年金者組合と全労連の共催で、4年ぶりに開催。首都圏を中心に1300人(主催者発表)が集まり、「今こそ最低保障年金制度を!」などと書かれたプラカードを掲げてアピールしました。 全日本年金者組合の杉澤隆宜委員長は主催者あいさつで、物価高騰のなかでも今年度の年金を0・4%削減し、高齢者の医療費負担を増やした岸田政権に対する怒りが各地で沸き起こっていると訴え。「年金額と賃金を引き上げ、消費税は下げろという運動を全国でさらに広げていこう」と呼びかけました。 全労連の小畑雅子議長は、国民生活が苦しいなかでも岸田政権は、大軍拡に多額の税金を投入しようとしていると批判。「賃上げと物価対策、安心できる年金制度のために税金を使えと言いたい。力をあわせて政治を変えましょう」と述べました。
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