目黒区で行われている東京都議補選で25日、西崎翔さんの応援に入った立憲民主党の参議院議員・蓮舫氏が、政治資金パーティー禁止法を提出していながら、自分たちは政治資金パーティーを計画していた岡田克也氏と大串博志氏に対し、「ふざけるな!」と一喝。パーティーは中止になったが、「えらい迷惑です」と一刀両断した。 立憲民主党の候補者の応援演説で、身内の議員を批判するのは珍しい。 The post 蓮舫、岡田&大串に「ふざけるな」 appeared first on チダイズム.
「解約する」「ゴミのような記事」…正に非難轟々(ごうごう)。朝日新聞デジタルの連載「(悩みのるつぼ)」の記事に批判が相次いでいます。この連載は、読者からの相談に学者やタレントが回答するもので、5月18日に掲載された記事は、「報道で見るガザ攻撃やウクライナ侵攻等に憤りと絶望を感じ、心の平穏を保てない」と悩む男性からの相談への回答でした。この相談にタレントの野沢直子さんが「そんなに心配なら実際に戦場に出向いて戦ってくればいいのに」「そんなことを嘆く前に自分が幸せなことに感謝して自分の周りの人たちを大切にしよう」との趣旨の回答をしたのです。さらに野沢さんの回答のみならず、同記事への編集委員のコメントも批判され、その編集委員が謝罪しました。 (悩みのるつぼ)世界の不正義に怒る男性 野沢直子さんが抱く違和感「あなたは今…」 https://digital.asahi.com/articles/ASS
終戦直後の1945年8月24日、日本に強制連行された多数の朝鮮人らを乗せた海軍特設艦(*)「浮島丸」が京都府の舞鶴湾で沈没し、500人を超える犠牲者を出した事件をめぐり、これまで日本政府が「存在しない」と言ってきた乗船者名簿の存在が明らかになりました。厚生労働省が3月、私の情報公開請求に対して開示しました。 概要はこの共同通信の記事の通りですが、私のnoteでは開示請求を行った当事者の視点でもう少し詳しく解説したいと思います。 *特設艦とは、民間の船を海軍が徴用して運用した艦船のこと。浮島丸は1937年に大阪商船株式会社が阪神~沖縄航路用の貨客船として建造したが、1941年に海軍に徴用された。 舞鶴湾に沈没した海軍特設艦「浮島丸」浮島丸事件とは 「浮島丸」は終戦1週間後の8月22日夜、青森県下北半島の大湊港を出港しました。乗船者の大半は、日本の戦争遂行のために軍に徴用され、朝鮮半島から日本
一般住民の死者の85%がアサド政権側による殺戮 この3月、中東シリアの紛争は8年目に突入しました。この間、どれほどの人が殺害されたかというと、もっとも現地情報を集積している在英NGO「シリア人権監視団」によれば、全部で約51万人と推定されるということです。もともとの人口が約2200万人の国ですから、凄まじい死者数といえます。 同監視団によると、死者推定51万人のうち、身元・死因が特定された犠牲者は約35万4000人。その他に、アサド政権に捕まって刑務所内で殺害されたと推定される行方不明者が約4万5000人、それ以外の不明者が約1万2000人います。同監視団では、それ以外にも同監視団が把握できていない犠牲者を概算で約10万人規模と見積もっており、それで犠牲者総数を約51万人と推定しています。 身元・死因が判明している死者約35万4000人のうち、一般住民の犠牲者は10万6390人ですが、その
「子供に遺伝子ワクチン打たないで~!」 都内で新型コロナウイルス感染症の「まん延防止措置」がとられていた2022年3月。ノーマスクの集団が渋谷の街を練り歩いた。「コロナ問題を考える会」のデモだ。その中に、揃いのハッピを着て威勢のよい掛け声でみこしを担ぐ一群が。 「ファイザー! ファイザー!」 このデモに参加していた幸福の科学職員の与国秀行氏率いる政治団体「武士道」による反ワクチンみこし。なぜ「ファイザー!」の連呼なのかは、よくわからない。担ぎ手たちは、ひょうたんに入れた日本酒を回し飲みしている。“濃厚接触”どころではない。 幸福の科学では、コロナ禍初期の20年に教祖・大川隆法総裁が「法力でコロナウイルスを死滅させることができる」「マスクはいらない」などと口走り、信仰で感染や重篤化を防げるとして「信仰ワクチン」などという言葉も使い始めた。マスクを着用せず教団行事に参加する信者も多く、21年1
「三浦春馬さんは自殺じゃないぞ~」 「不審死事件だぞ~」 2022年5月。東京・霞が関の警視庁前で、30人ほどがシュプレヒコールをあげた。参加者の大半が中年女性。2020年に30歳で死去した俳優の三浦春馬さんの死因をめぐり、彼女たちは警視庁に再捜査を要求している。 一群はこの直前に、新宿駅構内で演説とビラ配りもしていた。 ■ニセ日本人と靖国参拝 「(三浦さんの)所属事務所アミューズは、ニセの日本人ばかり。大手企業、政界、スポーツ。芸能界は9割が日本人以外。春馬さんはそれを懸念し、毎年靖国神社を参拝していた。それを快く思わないニセの日本人から狙われていたとしか思えません」 陰謀論とヘイトスピーチの抱き合わせだ。 警視庁に向かう地下鉄移動の際も、一行は「三浦春馬さんは自殺じゃない」と印字されたTシャツを着て、サンドイッチマンよろしく体の前後に主張を書いた紙を垂らしたまま。車内や改札口付近で乗客
「ハマスのテロを許すな」 「イスラエルに平和あれ」 そんなプラカードを掲げてアコーディオンとギターをかき鳴らし、おそらくヘブライ語で歌う約1200人が東京・銀座を練り歩いた。昨年11月の「イスラエル救援委員会」によるデモ行進だ。 イスラエルによるパレスチナ攻撃に抗議する反戦デモは多いが、イスラエルを応援するデモは珍しい。参加者数の多さからは一見、日本でもイスラエル支持の世論が強いかのように思えるデモだが、実はこれ、在日イスラエル大使館と日本の宗教団体による“自作自演”だった。 このデモはネットなどで一般告知されず、なぜかイスラエル大使館がメディアにだけ事前情報を流した。それと同時に保守組織「日本会議」の構成団体でもある「キリストの幕屋(宗教法人キリスト聖書塾)」が信者を動員。参加者はほぼ全員が、その信者と大使館関係者だ。 デモ前、都内のビル内で行われたキリストの幕屋の礼拝集会に、筆者は潜入
今日2月24日はロシアによるウクライナ侵攻が開始されてから2年の節目です。諸事情あり、現在はウクライナではなく、日本にいる筆者ですが、この間の日本でのウクライナ報道にもの思うところがあり、今回はコラム的なかたちで、ウクライナ侵攻にどのように向き合うべきかについて、まとめてみたいと思います。 【志葉からのお知らせとお願い】ウクライナやパレスチナなどの紛争地での現地取材や地球温暖化対策、脱原発、入管問題などで鋭い記事を配信し続けるジャーナリスト志葉玲が、ジャーナリズムの復権と、より良き世界のための発信をテーマにニュースレターを開始。本記事含め、当面、無料記事を多めに出していきます。お知らせのための登録だけなら無料ですので、是非、以下ボタンからご登録ください。Journalism will never die!! ウクライナに関しての直近の記事では、NHK「クローズアップ現代」に元外交官の佐藤優
NHKが、元外交官で作家の佐藤優氏のインタビューを報道番組『クローズアップ現代』やウェブニュースで大きく取り上げたことが、物議を醸しています(関連情報1 /関連情報2 )。極めて「ロシア寄り」とも受け取れる佐藤氏の主張を、そのまま取り上げてよいものなのか。公共放送であるNHKがプーチン大統領のウクライナ侵攻におけるプロパガンダを助長しているのではないか。ウクライナを取材した筆者の経験や識者達の懸念の声から、この問題を考察します。 【志葉からのお知らせとお願い】ウクライナやパレスチナなどの紛争地での現地取材や地球温暖化対策、脱原発、入管問題などで鋭い記事を配信し続けるジャーナリスト志葉玲が、ジャーナリズムの復権と、より良き世界のための発信をテーマにニュースレターを開始。本記事含め、当面、無料記事を多めに出していきます。お知らせのための登録だけなら無料ですので、是非、以下ボタンからご登録くださ
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、共産党は緊急集会を開き、真相の解明に向けて徹底的に追及していくため、国会の閉会中審査の開催や安倍派幹部らの証人喚問を求めていく方針を確認しました。 冒頭、小池書記局長は「党機関紙の『しんぶん赤旗』の報道をきっかけに、パーティー券収入の収支報告書への不記載が明らかになったが、問題はそれにとどまらず裏金事件に発展している。悪質極まりない腐敗構造で、自民党政治を終わらせる大運動を起こそう」と呼びかけました。 また出席者からは、今回の問題をきっかけに、パーティー券の購入を含め企業・団体献金を全面禁止する必要があるといった意見が出されました。 そして、真相の解明に向けて徹底的に追及していくため、国会の閉会中審査の開催や安倍派幹部らの証人喚問を求めていく方針を確認しました。
「また、『赤旗』に抜かれてしまった」―。政権に近いジャーナリストとして知られる田﨑史郎氏が26日の朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」でそう嘆くほど、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で追及のきっかけとなった「しんぶん赤旗」が注目されています。 「新たに浮上した“疑惑の方程式”とは?」とした同番組。「購入者数ねつ造 疑惑の方程式」と特報した「しんぶん赤旗」日曜版12月24日号を紹介。日刊紙25日付1面の紙面も示し、安倍派の2017年から22年までのパーティーについて、収入を2万円で割った販売枚数(推計)に「0・675」をかけた数字が毎年の購入者数になっていることに、「こんなことがあるのか」と疑問を投げかけました。 日曜版の山本豊彦編集長の「(政治資金収支報告書の)一部だけがおかしいということではなく、収支報告書自体がもともとめちゃくちゃということ」という指摘も紹介。元検事の亀井正
戦争は、人間を悪魔のように変える―それは過去の戦争での事例でもそうであるし、筆者の紛争地取材でも実感してきたことだ。だが、紛争地から兵士達が人間の愚かさ、醜さをネット等に自ら晒すということは、個人が気軽に発信できる現代ゆえという面もあるのだろう。パレスチナ自治区ガザへイスラエル軍が猛攻撃を行っている中、同軍の人道軽視ぶりや、倫理観の欠如をうかがわせるような映像がいくつも上がっており、それを目にした人々からの反感を招いている。 〇歓声と共に国連の学校を爆破 ガザ北部ベイトハヌーンにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の管理する学校を爆破し、イスラエル軍の兵士達が歓声をあげ、手を叩く。人間性を疑うような映像をイスラエル側のメディアの記者が嬉々として、自身の旧ツイッター(X)にアップした。今月12日のことだ。それを翌日、中東の衛星テレビ局アルジャジーラのアカウントが取り上げ、それを観
パーティー券スクープ“赤旗砲”の舞台裏を直撃取材 編集長が予告「次の号で『岸田さんはどうなの?』で問題提起したい」 パーティー券裏金疑惑で揺れる自民党だが、この問題を1年以上前に報じていた新聞があった。2022年11月6日付の「しんぶん赤旗 日曜版」だ。 【映像】しんぶん赤旗、岸田政権のスクープを予告 しんぶん赤旗は、「桜を見る会」や「日本学術会議」などの報道で、日本ジャーナリスト会議JCJ賞を2年連続で受賞している。のちの一大スキャンダルをどこよりも早く伝えた編集部に、スクープの裏側を取材した。 「しんぶん赤旗」日曜版の山本豊彦編集長は、リクルート事件や東京佐川急便事件などで「企業献金が腐敗の温床だ」との批判が相次いだことから始まったのが、税金を使った「政党助成金」の制度だと説明する。一方で「そう言いながら『抜け穴』をいくつか作った」として、その例がパーティーだと指摘する。 「派閥は今、
差別的な発言で何かと物議をかもしてきた自民党の杉田水脈衆院議員(56)がついに「人権侵犯」と「断罪」されるに至った。ところが、杉田氏はその後も挑発的な発信を続け、自身を正当化するばかり。これに怒りが収まらないのがノンフィクションライターで差別問題に詳しい安田浩一さん(59)である。 杉田氏に対し、札幌と大阪の法務局が人権侵犯と認めたのは2016年にブログに載せた投稿だ。国連女性差別撤廃委員会に日本から参加した人たちについてこう記した。<チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります>。当事者たちが今年になって申し立てたのを受け、両法務局は人権侵犯の認定のみならず、杉田氏に人権尊重を働きかける「啓発」の措置を取った。 「生産性がない」「女として落ち度があった」とLGBTQなど性的少数者や女性について差別的な発信を繰り返してきたのが杉田氏である。杉田氏の主
国際社会での批判が高まっているイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃。しかし、欧米ではイスラエル批判に「反ユダヤ主義」のレッテル張りをしてバッシングする動きもある。世界の若者達に強い影響力を持つ、環境活動家グレタ・トゥンベリさんも、ガザ攻撃に明確に反対しているため、「反ユダヤ主義」のレッテルを張られている。 〇グレタさんがパレスチナの人々への連帯を呼びかける 今月12日、オランダのアムステルダムで行われた温暖化防止を訴える大規模な集会で、パレスチナ人とアフガニスタン人の女性達と共に壇上に立ったグレタさんは「私たちは抑圧されている人々や自由と正義のために戦っている人々の声に耳を傾けなければなりません。国際的な連帯なしに気候正義はあり得ません」と発言。これに憤った男がステージに乱入し、グレタさんからマイクを奪おうとしたが、すぐに止められ、グレタさんは怯まずスピーチを続けた。 グレタさん
パレスチナ自治区ガザに猛攻撃しているイスラエル軍。ガザ各地の病院を攻撃し、「ハマスが病院を拠点にしている証拠」と主張する映像も公開している。だが、これらのイスラエル側の主張には、信頼性に欠ける情報も多々ある。今月14日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系列)は、イスラエル軍が公開した映像の、あまりにお粗末な誤りを指摘。同映像は、佐藤正久参議院議員(自民)もイスラエル側の主張に沿うかたちで自身の旧ツイッター(X)で映像を引用したが、これに対し専門家からも苦言が呈された。 〇イスラエル側の「証拠映像」のお粗末さ イスラエル側が公開した映像の中では、同国軍の報道官が占拠したガザの「ランティシ子ども病院」の壁に張ってあった紙に書かれたアラビア語の文字を指さして「これは人質を見張るハマスの戦闘員のシフト表だ。名前が書いてある」と主張した。日本のいくつかのニュース番組も、この映像で主張されているこ
パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍の凄まじい空爆が止まりません。ガザ側の被害者は、本稿を書いている時点で1万人を超えました。ハマス等による襲撃への報復ということを考慮しても、難民キャンプに強力なミサイルを何発も撃ち込んで、住民ごと吹き飛ばしたり(関連記事)、救急車の車列へ攻撃したりするなど、常軌を逸していると言えるでしょう。そうした中、イスラエル政府閣僚が「ガザに原爆を使うのも選択肢の一つ」と発言し、問題となりましたが、ネタニヤフ首相の発言も物議を呼んでおり、それが本音だとすれば、ある意味、「ガザに原爆」発言より酷いとも言えます。本稿では、ガザ攻撃への国連関係機関等による反応を紹介しながら、この問題で日本がやるべきことを模索します。 *本記事は、theLetter に掲載した記事に若干の加筆・修正をしたものです。 https://reishiva.theletter.jp 〇国連関係者が
クレイジージャーニー「ウソ流した」安田純平氏が痛烈批判「恥ずかしくないのかTBS」イスラム国の首都取材に 2枚 ジャーナリストの安田純平氏が31日、X(旧ツイッター)を更新。30日に放送されたTBS「クレイジージャーニー」について「報道機関として恥ずかしくないのかTBS」と激しく批判した。 この日は、戦場特派員としてシリアやパレスチナを取材してきた局員の須賀川拓氏が登場。イスラエルと紛争中のパレスチナからの中継出演のほか、イスラム国が首都として実効支配した都市、ラッカを取材する様子を報じた。 安田氏は、自身も2000年代から同地域を取材。2015年から2018年まで3年4カ月、シリアの武装勢力に拉致、拘束された。それだけに、番組について注目。放送前日から「すでにイスラム国は壊滅しており、ラッカは『首都だった』にすぎない。それだけで『イスラム国潜入取材』のわけがないので、潜伏してゲリラやって
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