偽造マイナンバーカードによる詐欺被害が相次いでいる。河野太郎デジタル相はカードの安全性を強調するが懸念は募る。マイナンバーのシステムが自治体で機能していない実態も判明した。制度全体の抜本的な見直しが必要だ。
「暴風なみの風」小田原市長選で自民党系候補が屈辱の大敗…河野太郎氏、小泉進次郎氏の “神通力” も通じず 社会・政治 投稿日:2024.05.20 16:00FLASH編集部 任期満了にともなう神奈川県小田原市長選が、5月19日、投開票された。4月28日の衆院3補選で事実上の3敗を喫した連鎖はここでも止められず、自民党が推薦した候補がまたも大敗して幕を下ろした。 「選挙は再選を目指して自民党、日本維新の会、国民民主党から推薦を受けた現職の守屋輝彦氏(57)、前回選挙で敗れるまで市長を3期12年務めた元職の加藤憲一氏(60)、新人で元会社員の古川透氏(64)の戦いになりました。 【関連記事:「ポスト岸田」自民・茂木幹事長に大批判…小沢一郎氏も苦言を呈した“YouTubeでの発言”の中身】 守屋氏は前回選挙で『市民ひとり10万円支給』という公約を掲げて当選しましたが、当選直後、『あれは、新型コ
「やられた」。風間さんは直感した。いつも画面上に表示されているアンテナマークが全て消え、電話など電波の必要な操作が何もできない。駆け込んだ携帯ショップで調べてもらうと、予想どおり何者かに乗っ取られていた。 「僕を名乗る誰かが名古屋市内で機種変更手続きをして、携帯機能も情報も、全部そっちに移った」。店から本人確認はマイナカードの目視だったと聞いたが、自分のカードはずっと家にある。「免許証の偽造は知っていたが『マイナカードで来たか』と」。職業柄、氏名や生年月日といった個人情報を公表しており、偽造の際に悪用されたとみられる。スマホに入れていた決済アプリなどを悪用され、タクシー代などに計10万円余が使われた。
河野太郎デジタル相が22日、記者会見で、マイナ保険証が使えない医療機関についての国への報告を求めるかのような発言をし、医療団体の反発を招いている。医療機関側が「紙の保険証」の提示を求める背景には、マイナンバーカードと一体化したマイナ保険証を巡るトラブルが続く現状があるからだ。
政府は現行の健康保険証を予定通り来年秋に廃止する。マイナンバー制度にかかわるトラブルが相次ぎ、総点検を実施したものの、情報漏えいを不安視する声は根強い。「廃止は国民の不安払拭が大前提」としてきた岸田文雄首相だが、民意を軽視する形で廃止を強行する。(嶋村光希子、山口登史)
マイナンバーを巡る相次ぐトラブルは、個人情報保護委員会(情報保護委)によるデジタル庁への行政指導という極めて異例の措置に至った。国民全員が関わるマイナンバー制度は、情報漏えいした場合のリスクが高く事態を重く見た形だが、トラブルが起きた後の対応では国民の不信感を拭うことはできない。(嶋村光希子、山口登史) 行政指導 個人情報保護法とマイナンバー法に基づく、行政機関を対象とした個人情報保護委員会による措置では、最も軽い位置付けとなる。対応の実施状況についてデジタル庁に対し文書で報告を求める。従わないなど悪質性の高い違反行為には是正を求める「勧告」をする。情報保護委による行政指導は最近では今年6月、個人情報を漏えいしたとして資源エネルギー庁に対して行われた。
マイナンバー制度のトラブルが相次ぐ中、河野太郎デジタル相は、「けじめ」として閣僚給与3カ月分を自主返納することを明らかにした。しかし、返納額については、河野氏もデジタル庁も公表しないまま。責任の取り方を国民に示すには、金額を公表した方がわかりやすいはずだが、なぜ説明しないのか―。(山口登史)
外務省は26日の衆院外務委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「世界平和女性連合」がモザンビークで運営支援する中学校・高校関係者に対し、2019年に外務大臣表彰を行っていたことを明らかにした。林芳正外相は表彰を取り消すべきではないかとの質問に「経緯を確認し、対処を検討したい」と述べた。共産党の穀田恵二氏への答弁。 外務省は河野太郎外相時代の19年、日本とモザンビークの相互理解を促進したとして、世界平和女性連合が建設・運営支援する「モザンビーク太陽中学校・高校」の理事長を表彰した。外務省によると、当時、モザンビーク大使館の担当者は旧統一教会の関連団体が運営していると認識していたが、外務省本省はそのことを認識していなかったという。外務省はその上で「理事長が教育、医療関係活動を行い、モザンビーク政府側から高い評…
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