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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (32)

  • 日本国憲法の矛盾を考える上での参考書……: 極東ブログ

    国憲法の矛盾を考える上での参考書というのものがあればいいなと、この間思うことが多く。そういえば、あれは参考になるかなと、ふと思いついたのが橋爪大三郎『政治の教室』(参照)だった。2001年10月に出た新書である。現在は文庫化されている。 率直に言うと良書とは言いがたい。「あ、これはないなあ」と思われる説明(例えば「法の支配」の説明など)も目に付く。それでも、このはかなり言い切っているなあと思えたのと、日国憲法については、護憲か改憲かみたいな紅白歌合戦みたいな暢気な構図が多いなか、そういう色分けから少し脱しているという点で、ちょっと触れてみたい。 表題の『政治の教室』だが、そのとおりに、政治とはなにかということを学ぶことに力点が置かれている。別の言い方をすれば、若い人が政治参加するときにどういうことを最初に学んでおくとよいかという前提的な議論がまとめられている。若い人の政治参加が求め

    日本国憲法の矛盾を考える上での参考書……: 極東ブログ
  • 韓国のMERS感染で韓国人は誰でも知っているけど日本ではあまり報道されないこと: 極東ブログ

    嫌韓として誤解されるのもなんだから、韓国のMERS感染が終息してから書こうかと思った思ったが、そうナーバスになる話でもないかなと思い、簡単に書いておきたい。繰り返すことになるが、嫌韓とかいう文脈ではないので誤解なきよう。話は、韓国のMERS感染で韓国人は誰でも知っているけど日ではあまり報道されないことである。こういう言い方は、ちょっとブログっぽい提起のしかたなので厳密さには欠ける。が、関連の話題を日版ニューズウィークで見かけたので、ああこの話、日にも出て来たなあ、じゃあ、いいか、とも思ったのである。 原点となる問いは、「なぜ韓国でMERS感染が急速に拡大したのか?」である。ちなみに、この問いでべたに検索したみたら、レコードチャイナ「韓国だけで急速に拡大するMERS感染、その理由はなぜ?―韓国メディア」(参照)という記事が引っかかった。議論の参考にはなる。実際に引っかかったのはヤフーの

    韓国のMERS感染で韓国人は誰でも知っているけど日本ではあまり報道されないこと: 極東ブログ
    oguogu
    oguogu 2015/06/10
    感染の疑いがあると言われていながら外国に行ったりゴルフをしたりするのは国民性じゃないのだろうか。
  • 「エーデルワイス」という歌の秘密というか、僕は知らなかったなというか: 極東ブログ

    ピンズラー方式のドイツ語学習は第一段階を終えて第二段階に入ったらつまづいた。文法が理屈として理解できても、あの枠構造が感覚的にしっくりこない。 ドイツ語の発音はフランス語や中国語にくらべればはるかに楽なのにナチュラルスピードの会話になると聞き取りにくい。英国英語と似た感じがして混乱するからだろうか。まあ、いいけど。 で、つまづいて、このところ、ようやく、少し進み出した。というか、枠構造に馴染んできた。 思ったのだけど、気楽にドイツ語を学ぶつもりでいたが、やっぱ、ある程度没頭というか、語学というのはモーティヴェーションを上げないと難しいんじゃないか。 そうこうして関連知識とかに関心をもっていくうち、そうだ、「エーデルワイス」だと思ったのである。 「エーデルワイス」。歌のほうである。「サウンド・オブ・ミュージック」に出てくるあの歌である。 あれ、元歌はドイツ語じゃないの。ドイツ語で歌えたらいい

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    oguogu 2014/08/13
    『この歌はオーストラリアではあまり知られていない』、こういうタイプミスは少ない人だと思っていたけど、やっぱりあるんだ。
  • 仏教徒による人権侵害とレイシズム: 極東ブログ

    人権問題を考えるとき気を付けることは、人権とは普遍的なものだということだ。陰画的にいうなら、ナショナリズムの枠組みのなかで人権が問われているときには、人権を希求するかに見えて、巧妙に転倒されたナショナリズムに陥ってしまう危険性に注意を払うべきだろう。特に、日の人権問題を日の権力構造や社会構造として問うとき、それは具体的な条件においては例えば日国の法のありかたとの関連で問うときには十分な有効性をもつが、いつしか、日の権力構造や社会構造を批判するがために人権がその批判の道具となっているなら、批判という構図でありながら、現実的には日にしか関心が限定されていない極めてナショナリズムの傾向を帯びる。また、日の人権が個別の他国との関連で問われるときも、その傾向が強まる。しかし、人権とは普遍的なものであり、普遍の光の下で、日を越えた世界の全体のなかの市民としてまず質的に問われるものだ。そ

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    oguogu 2013/06/23
    宗教問題より民族問題として考えたほうが解りやすいのかな。
  • [書評]太平洋の試練 真珠湾からミッドウェイまで(イアン・トール): 極東ブログ

    太平洋戦争とはどのような戦争であったか。なぜ日は米国と戦争をしたのか。こうした問いに答えることは、容易でもあると同時に困難である。 容易というのは、すでにレディメードな解答が用意されているからだ。だがこの容易さは、どれほど学問的な装いをしていても、連合国軍総司令部(GHQ)が指導した戦後神話の影響を受けているのではないかという疑念が伴う。なにより「大東亜戦争」という呼称が上書きされている。もっともこの呼称は「支那事変」を含めていると見てよいこともあるだろう。 さらに戦後神話は近年では、太平洋戦争そのものの意味合いさえ薄め、「十五年戦争」的なアジア侵略を際立たせている。軍国主義日といった思考の枠組みが優先されるからだろうか。「日戦争をすべきではなかった」から演繹されたような光景にも見える。 困難であるとすれば、戦後神話を除いたとき、太平洋戦争がどのような光景に見えるか、と問うことだ。

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    oguogu 2013/06/17
    これは本を読みたくなる書評だな。買うか買わないかわ解らないけれど、思わずアマゾンのリンクを踏んでしまった。
  • 国連の委員会が日本に対して、慰安婦めぐるヘイトスピーチの改善を求めたニュースに関連して: 極東ブログ

    国連の委員会が日に対して、慰安婦めぐるヘイトスピーチの改善を求めたというニュースが流れ、一部で話題になった。報道に関連したメモを簡単にまとめておきたい。 初出ニュースがどこであるのかがまず気になったのだが、あまり明確にはならなかった。個人的に最初に見かけたのはTBS系のニュースだったように思う。現在ネットから追跡できる日時は22日の16時21分の「「ヘイトスピーチ」国連委が日政府に改善求める」(参照)である。 過激な言葉で特定の人種や民族などを憎悪する表現「ヘイトスピーチ」が問題となっていますが、国連の委員会が韓国人の元従軍慰安婦に対するヘイトスピーチを防止するよう日政府に対して求めていることが分かりました。 過激な言葉で、中国人や韓国人の排斥を訴えるデモが各地で行われています。「ヘイトスピーチ」と言われるこうしたデモは竹島や尖閣諸島の問題が再燃した去年夏ごろから特に激しさを増してき

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    oguogu 2013/05/24
    『日本国政府は、戦前の日本の版図にある日本人を包括的に含め』という話を慰安婦が問題となった20年前に行なっていれば、と思う。
  • 2015年の春ごろに日本消沈: 極東ブログ

    大阪維新の会による「維新八策」最終案の全文(参照)が出たので読んでみたのだが、正直、皆目意味がわからなかった。なにより、日銀改革に言及してない点が不思議ですらあった。自分の理解が至らないのでなんだが、その他の点でも新味はなく、政権交代時の民主党のような威勢の良さだけで押すなら、現在の民主党のように躓き、政治の第三極とはならないだろう。 むしろ、自民党党首選に臨む安倍元首相のほうがこのところ、日銀改革について明確に言明していることを確認した。その点で今回は支持したい気もしないではないが、身体的に首相職に耐えられるとも思えない。そこは可哀想だなと思うが、自民党全体の動向を見ていると、安倍さんがいくら頑張っても思うようなまともまりにもならないだろう。それでいながらまたぞろ反・安倍勢力のデマが飛び交うのもげんなりする。 日政治はどうなるのか。わからないといえばわからないが、わかる部分もある。わ

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    oguogu 2012/09/01
    来年の10月に消費増税を実施決定する事になっているんだけれど、それを阻止する方法があるとは思えないのが何とも。
  • 国会の壮絶な茶番の陰で繰り広げられている対決: 極東ブログ

    昨日の国会は壮絶だった。これまで国会の怒号・乱闘だの深夜の牛歩だとフルコースでひどいものを見てきたと思っていたが、昨日は格別の一品だった。そもそも国会の体をなしてなかった。定員削減の司法判断を反映しないからそもそも違法だという斜め上の話ではない。まずもって国会が国民代表の熟議の場になっていないのである。国会の議論でも民主党党内の議論でもなく、党間の密談でやっちゃえって、なんですか、これ。 戦前の大政翼賛会ってこういうものだったのだろうなと感動を新たにしたのだった。 マニフェストを自ら堂々とご破算にした民主党は今後どんな政策を打ち出してもギャグにしかならないから、もう二度と国政に復活する目はないと思う。麻生さんがあれだけ景気に配慮していたのにそれを忘れて、弾力条項打ち消した消費税増税をそのまま飲む自民党も、自滅。なにが野党だよ。政権受け皿になってないじゃん。 こんな国会には参加できないとして

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    oguogu 2012/06/27
    日銀法改正を訴えていた民主党のデフレ脱却議連って何処に行っちゃったんだろう。
  • [書評]円高の正体(安達誠司): 極東ブログ

    はなぜ円高なのか。ずっと円高基調が続いているので疑問に思わなかったり、欧米での金融危機との関連で考える人もいるだろう。だが、円高のもっとも基的な要因は何か、またそれがどういう意味を持つのかと考えるなら、書「円高の正体」(参照)の解説がわかりやすい。 なにより重要なことは、日の円高という現象がデフレの別相であることも明らかにしている点だ。その意味では書の書名は「デフレの正体」と言ってもよいだろう。その書名をもって広く読まれた別の書籍の主張(人口減少によるとする主張)が間違っていることも示されている。 書は円高の仕組みを解説するだけに留まらず、日にとって「良い円高」なるものが存在しないということを詳しく説明した後、円高の別相であるデフレの解消のための金融緩和政策に日銀行が強く志向することも求めている。 その点では、書はいわゆるリフレ派と呼ばれる立場の主張を、新書の形式で手短

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    oguogu 2012/01/22
    リフレが理解を得られないのはデフレで利益を得ている人が多数派だからなのだろうか。
  • 「○○○は絶対反対」主義の蔓延をどうしたものかな: 極東ブログ

    ブログのエントリーで正月、「年頭にあたり云々」みたいな話題もありかなあと思いはしたが、書いても詮無しという感じがしたのと、危機煽ったり嘘臭い希望を語ったり、ありがちな世代間闘争とか消費税云々とかいうお決まりのお題をこなしたりとかにもうんざりしたのでゲームばっかりしていた。とはいえ、お節やお雑煮をい過ぎて伏せりながら、いろいろ思うことはあった。一つは「○○○は絶対反対」主義の蔓延をどうしたものかな、と。 昔もそうだったといえばそうかもしれないが、小泉政権のあたりから、「○○○は絶対反対」という人が多くなったような気がする。たぶん、昔からあるのだろうけどネットの利用者が拡がることで目に付くことも多くなったのではないか。 以前の話だが沖縄で暮らしたころ、久茂地「りうぼう」で買い物をすると向かいの県庁の前でよく反戦運動とかの座り込みやデモを見かけたものだったが、妙に小規模なものだと思うことが多か

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    oguogu 2012/01/06
    ずうっと「絶対反対」という立場は取りたくないな。現時点では女性天皇には反対だけど、悠仁親王に男子が出来なかったら仕方が無いと思うかも知れないし。
  • 小沢一郎版夷陵之戦: 極東ブログ

    太平洋戦争が終わって12年後、あるいは日の切り離された土側を日と呼び直して主権を回復してからなら5年後の昭和32年に私は生まれた。戦後すぐに生まれた団塊世代からは一巡しているくらいの歳差もあり、私は彼らのように単純な反抗の世代とはならなかった。戦中世代と団塊世代の人たちの少なからぬ人たちは、GHQイデオロギーのままに、私の父の世代にあたる戦争世代の人びとを糾弾した。あなたたちが戦争を起こしたのだ、と。それでも戦争を選んだのだ、と。父の世代は沈黙した。反抗する世代に返す言葉は空しい。幼い私はその沈黙をじっと見ていた。年上の団塊世代も見ていた。そして平和とはなんだろうと考えた。 なにが無謀な戦争に駆り立てたのだろうか? 私は戦争に加わった人びと、あるいは結果的に荷担した人びとの思いも探った。そこで見えてきたものは、英霊であった。死霊である。そんなことをしたら、そんなことを言ったら英霊に申

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    oguogu 2010/09/15
    日本が戦争の深みに嵌ったのは英霊の死を無駄にするなという声だったというのは井沢元彦が何処かに書いてた。井沢は現代人も同じメンタリティを持っている事を自覚しないと再び戦争を起こしかねないとも書いていた。
  • さすがの菅首相、消費税額分に4.5%の金利を付けて全額還付ですよね: 極東ブログ

    菅首相の経済音痴には困ったものだな。デフレに増税とか、増税で強い経済とか、それってトンデモでしょ。消費税発言もブレブレだし、まともに話を聞いていても鳩山元首相同じことになりそうだな。それに9月には小沢さんが頑張りそうだな。次は原口首相? という感じで、菅首相の発言にあまり耳を傾けなかった。だが、おや、なかなかすごいことを言っている。消費税額分を全額還付することを検討するらしい。そりゃいい。 昨年の還付加算金は4.5%だから、1年間で200万円消費したら20万円に9千円追加になって返ってくる。いいんじゃないか。なかなか菅首相、斬新なアイデアだ。麻雀点棒計算機につづくヒットアイデアだ。 どの銀行に預けるより消費税として国に預けておくのが高金利というのが魅力的。これにセブンイレブンのナナコカードのポイントとか1%だから、こういう制度を上手に使って消費すると、6%くらいお得になりそうだ。 消費税還

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    oguogu 2010/07/01
    菅総理が言っているのは低所得者に対してだけだから話が違うんじゃないのかな。
  • 西側諸国はイスラエルによるイラン空爆を容認するではないか: 極東ブログ

    あまり刺激的なタイトルを付けるのもなんだが、そういうことなのではないかという思いがしている、つまり、事後になって「西側諸国はイスラエルによるイラン空爆を容認するではないか」。 もう少し言うと、西側諸国というより、非シーア派国もこれに含まれるのではないか。もちろん、表向きにはというか公式には、西側諸国も非シーア派国も反対するだろうし、事後にはそれなりに非難の声も上げるだろう。 オバマ大統領も事後のグループに含まれるだろう。彼は、ブッシュ前大統領というか実質的な大統領であったチェイニー前副大統領とは違うので、スケジュール的にサウジを脅かすものを排除するといった意志はなく、現在のメキシコ湾原油流出のように、成り行きできれいな顔して後手に回るだろうから。 危機はスケジュール的には進まないだろうが、すでにそろそろどうにもならない状態に進んでしまったようだ、という状況ではある。ついでにいうと、そのあお

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    oguogu 2010/06/12
    イランは非シーア派であるだけじゃなくてアラブでもない。ペルシャ湾かアラビア湾かで揉めているのも、その現れ。私はイランの核開発は隣国でスンニ派のパキスタンに対抗した物でもあると思っているんだ。
  • 菅内閣の経済方針は麻生内閣時代に与謝野馨財務相が主導した「中期プログラム」の劣化版: 極東ブログ

    菅内閣発足の会見を聞いていて、ああ、これは麻生内閣時代与謝野馨財務相が主導した「中期プログラム」の劣化版だと思った。なんでこんなことになってしまったんだろう。 菅内閣は首相失態で崩壊した鳩山前内閣のナンバーツーであったことから、その失態終息が急務であり、また9月に予定される新内閣までの暫定内閣なので、期待を持つとすればきちんと鳩山内閣の尻ぬぐいをしてくださいというくらいしかない(そして菅氏については9月に引退するのもスジだろう)。その第一歩は、今からでも遅くないから、報道のオープン化とか言う人たちが声援して、党向けではない国民向けの鳩山由紀夫氏の辞任会見を開くのがスジではないのか。 だがまあ、世間はすっかり新内閣に浮かれている。菅内閣発足の会見も注目されている。前回支離滅裂な話をしていた菅氏だが、その後落ち着いて少しはまともな話ができるようになったかなと、話を聞いてみて、驚いたというか、な

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    oguogu 2010/06/09
    与謝野の本に与謝野経済学は耳学問と書いてあった。つまり財務官僚が言った事が、そのまま政策になっている。菅直人も財務大臣だった8か月で同じように洗脳されたんだろうな。増税は財務相の悲願だから。
  • 鳩山由紀夫首相の嘘: 極東ブログ

    各種の問題に接したとき最も効率的な手法を決定するのがオペレーションズ・リサーチ(operations research)という学問で、鳩山由紀夫首相はこの博士号を持つ。博士号をもつ首相というのは国際的にも珍しい。米国人ならその称号にまず驚き敬意を払う。だが、実際に驚いたのはそこではなかった。 鳩山首相は、普天間飛行場撤去問題を五月末までに決着すると国民に約束した。腹案もあると述べていた。まだ一週間がある。腹案を待ちたいところだが、おそらくはもう鳩山首相の心は歓迎で迎えてくれるはずの上海万博に飛んでいるのでないか。 嫌な兆候はあった。普天間飛行場は最低でも県外移設が「五月決着」なのだから、今月いっぱいで問題は決着し、五月以降は実施に向かうというのが普通の理解だろう。だが五月に入ってから鳩山首相から漏れる「五月決着」の意味合いは変りつつあった。10日付け時事「普天間、5月決着断念=地元、米との

    oguogu
    oguogu 2010/05/24
    「秘書の罪は政治家の罪」と言っていたのを覆した時点で、この人の言葉に信用性はゼロになったんだけどね。それでも期待を掛けた人がいたのは事実かも知れないけど、それは情弱だというしか無いと思う。
  • ザビエルが見た四五〇年前の日本人: 極東ブログ

    連休が続く。今日は世田谷あたりで二七度にもなるという。ブログに書く話もないような日だがなんとなくエントリを埋めておく。ネタはザビエルが見た四五〇年前の日人。どんな日人だったのでしょうかねと、前振りなのですっとぼけてみる。ネタ元は「海から見た戦国日 列島史から世界史へ」(参照)である。 ザビエルは一五四九年彼の上司がいるのだろうインドのゴア宛に鹿児島から書簡を送った。以下は同書の引用であって、べたな書簡翻訳ではないと思う。それと、引用部での「私」とはザビエルのことである。 私には、日人より優れた不信者国民はいないと思われる。日人は、総じて良い素質をもち、悪意がなく、交わってすこぶる感じがよい。かれらの名誉心は特別強烈で、かれらにとっては名誉がすべてである。 このあたりは現代日人にもまだ通じるところだろう。根っから日嫌いやイデオロギー的な意図のある外国人とかオオニシとかを別とすれ

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    oguogu 2007/05/04
    日本人は日本人と
  • 極東ブログ: 誰が「赤ちゃんポスト」という名前を付けたのだろう? そしてマスコミはなぜこの名称を続けているのだろう?

    誰が「赤ちゃんポスト」という名前を付けたのだろう? そしてマスコミはなぜこの名称を続けているのだろう? 誰が「赤ちゃんポスト」という名前を付けたのだろう? そしてマスコミはなぜこの名称を続けているのだろう? すごく単純な問題かもしれないが、ざっと調べた範囲では名称の由来はわからなかったし、なぜマスコミがこの名称をそのまま使い続けているのかもわからなかった。どうにも変な気分がするので、些細なブログだけど問題提起しておこう。あるいは単純明快な答えがコメントでいただけたら幸い。 ネットを見ると同様な疑問を持っている人が多数いる。新聞などにも投書があったらしい。三月一〇日付け産経新聞”【風】「赤ちゃんポスト」の名称に反対”(参照・キャッシュ参照)ではこう。 「赤ちゃんポスト」の名称について、大阪府阪南市の70代の男性から意見が寄せられた。 《貴紙では「ポスト」の表記は中止していただけませんか。命の

  • 中年男性のメタボリック・シンドロームと自殺を再考する新しい視点: 極東ブログ

    先日ロイターニュースを漫然と見ていたら、ちょっと面白い話があった。これは考えようによっては、中年男性のメタボリック・シンドロームと自殺を再考する新しい視点となるのではないかというブログ向きのネタになるぞ。 日語訳のニュースがあったか知らないが、ニュースは”Heavy men may be less apt to commit suicide ”(参照)である。標題でもわかるように、「デブ男性は自殺しにくい」というのだ。ニューヨーク・タイムズ”On the Scales: Suicide Found to Be Less Likely in Heavier People”(参照)にもあった。 ということは、昨今日でも話題になっている中年男性の自殺を防止するにはデブを増やせばいいのではないか。しかし、デブそのものが問題かということになるかも。なぜデブ問題かというと健康に良くないからだ。とな

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    oguogu 2007/03/20
    太っていると自殺しにくい?
  • 死刑確定囚が常時百人の時代: 極東ブログ

    極めて難しい問題なのでスルーしてしまうか少しためらったのだが、気になることは気になるので取り敢えず時代のログとして書いておこう。話題は、死刑確定囚が常時百人の時代となったようだ、ということ。 大手紙などジャーナリズムでこの問題がどう取り上げられたのかいまひとつわからないのだが、ネットのリソースとしては二月二十日付けアムネスティのアジアニュース”日:死刑確定囚が100人となる ”(参照)が新時代の到来日について明確にしている。 日、日で死刑確定者数が100人となった。アムネスティ・インターナショナル日は昨今、特に2000年以降、死刑判決が増えている現状を憂慮する。 ただしアムネスティのニュースは実際にはニュースというより死刑廃止の主張に近いので事実認識の上ではもう少し距離を置いたほうがいいのかもしれない。なので、ネットを探すと、アムネスティを受けた形で二月二六日付けクリスチャントウデ

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    oguogu 2007/03/08
    実質的な無期刑になっている?
  • 老人の風貌: 極東ブログ

    今日で連休は終わり。天気図を見ると低気圧が日を縦断しているようなので関東などは午後には少し荒れるかもしれない。今日東京に帰る人たちは少し難儀するだろうか。話は、前回の「極東ブログ: 連休の感想」(参照)の続きのような話。あまり意味のない雑談である。しいて言えば、老人の風貌について。 リュックサックを背負った老人の列を、醜い、見られたもんじゃないと書いたところ、コメント欄などで、誰に迷惑をかけているわけじゃない、いいじゃないか、そういう批判はすべきではないというふうなコメントを貰った。という理解は誤解かもしれないが。 ブログをしながら思うのだが、エントリよりもいただいがコメントが優れていることが多い。特に特定の専門領域に関わることなどで識者の適切なコメント、しかもマスメディアには出にくい貴重なコメントをいただくことがあり、それはなんというか、そういう声が出る場であることにブログの意味がある