いじめの防止策を考えるシンポジウムが東京で開かれ、ユネスコでいじめ対策に取り組む研究者が「多様化するいじめに対応するには、子どもたちが主体的に関われる方法で対策がとられるべきだ」と訴えました。 ユネスコでいじめ対策に取り組んでいるダブリンシティ大学のジェームズ・オヒギンズ・ノーマン教授が講演し、「ユニセフの調査では世界の子どもや若者の3分の1が学校でネットいじめなどの被害に遭っていて、その影響は世界的に流行する病気と言える」と述べました。 そのうえで「子どもたちが置かれた環境によっていじめは多様化しており、それに対応するには子どもたちが主体的に関われる方法で対策が取られるべきだ」と訴えました。 このあとパネルディスカッションが行われ、子どもたちが自分の意見を言える環境づくりも必要だといった意見が出されていました。 参加した新潟県の公立高校で教頭を務める50歳の男性は「議論されていた、子ども
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