1年前の事件を振り返り、思いを語る戸田直行さん(左)と妻=愛知県美浜町で2020年7月17日午後8時22分、高井瞳撮影 愛知県美浜町の会社員、戸田直行さん(56)宅で2019年7月、当時小学2年生だった長女(8)が頭を殴られ、一時意識不明の重体となった殺人未遂事件は未解決のまま25日で1年となる。愛娘の大けがに加え、インターネット上で家族が容疑者と疑われ、平穏な日常は一変。戸田さんは「犯人が捕まらない限り、家族の苦しみは消えない」と早期解決を願っている。 19年7月25日の昼。帰宅した戸田さんの妻(49)は、2階の寝室で、頭から血を流して倒れている長女を発見。部屋の椅子が倒れていたことから、119番した妻はとっさに「椅子から落ちてけがをしている」と説明した。妻は「のどかな田舎。誰かが入ってきたなんて思いもしなかった」と振り返る。
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